馬入日記

【馬入日記:3月18日】永木亮太選手インタビュー

明日19日はアウェイで行われる鹿島アントラーズとの一戦です。(15:00キックオフ)
昨年まで6年間在籍した古巣との対戦となる永木亮太選手に話を聞きました。
まずは大切な一戦を迎える現在の心境について。

「鹿島は自分の中で特別なチームですし、カシマスタジアムでは6年間ずっとホームとして戦ってきたので、アウェイのチームとして戦うのは本当に久しぶりですね。そういった意味でも非常に気持ちが入りますし、楽しみにしています。ただ、いまチームが勝てていなくて本当に勝利がほしい状況なので、自分の気持ちは置いておいて、チームとして勝点3を取るということに集中したいと思います」

リーグ戦初勝利を期す試合。結果を求める姿勢を強く持っています。

「前節の京都戦で自分たちのベースとなる部分は表現できたと思います。そのベースをずっと続けていくというのは難しいことなんですけど、それを続けていってさらにバージョンアップしていくということが必要。ベースの部分はできたけどその他はダメだったねという試合にならないようにしたいし、そのベースもできなかったという試合には絶対にしてはいけない。前節の反省をふまえてやれればと思います」

京都戦で見えた、ベースのところ以外の課題は今週のトレーニングで取り組んできました。

「いま自分たちに矢印を向けてやっています。自分もこの間リーグ戦では初めてスタートから出ましたが、まだまだ守備の部分も攻撃の部分もみんなと連携できていない場面がたくさんあった。そこの確認は今週すごくできたし、ベースになる部分は忘れてはいけないというのはありますが、チーム全体で智さん(山口監督)中心によく話ができているので、試合に向けたいいトレーニングができた1週間だったと思います」

得点がなかなか奪えていないという現状については。

「攻撃の時に前に人がいない状況が多かった。サイドで崩す場面やクロスを上げる場面は作れていましたけど、前に人がいなければ得点は入らない。崩すところで終わらず、ポジショニングでもう少し高い位置を取るとか、チーム全体としてもっと後ろからラインを上げて全体的に押し上げていかなければいけない。得点というのは、そういうところから始まっていると思います。シュート精度といったところの課題ももちろん分かっているんですけど、確率を上げていくためには人数をかけていくことも大切。これまでできていなかった部分があるのでそこはやっていきたいと思っています。あとは、気持ちの部分も絶対にあると思う。一人ひとりが勝ちたい気持ちをもっと出していけば得点は入るものだと信じています」

京都戦では90分を通してハードに戦い抜き、終了間際でもスプリントしてボール奪取するなど、らしさを発揮しました。

「自分は試合に入る気持ちはいつも一緒で、勝ちにこだわる気持ちはすごく強いですし、そういったプレーを見て若い選手にも何か感じてもらえたらいいなということは思っています。自分らしいプレーをすることで周りに影響をもたらすことができればベストです。前節はそういったプレーが少しできたと自分でも思うので、続けていきたいと思います」

勝利にこだわる姿勢を前面に出し、明日の鹿島戦はなんとしても勝利を掴み取りたい一戦です。

「球際や戦うところ、走れる部分はやっぱりこのチームはベースとして良い部分は持っている。でもそれだけでは勝てないということは前節でよく分かったし、自分だけでなくみんなもそういう気持ちになっていると思います。智さんも言っていましたけど、そこをベースにバージョンアップしていかなければいけない。そういう部分で自分が中心になってやれればいいですし、周りに伝え、発信していければと思っています。今週はそういった部分は練習で出せたし、試合に繋がるトレーニングができたので鹿島戦がすごく楽しみです。そして、それを一年間続けていくことで強くなっていけると思います」

明日、カシマスタジアムで15:00キックオフ。
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