馬入日記

【馬入日記:1月31日】「もっと結果にこだわって」茨田陽生選手インタビュー

鹿児島キャンプも明日2月1日で終了となります。
1月18日から約2週間、毎日は濃かったですが、過ぎてみればあっという間です。

今日は茨田選手に話を聞きました。
始動してからはちょうど3週間が経ちました。今年のチームの印象はどうでしょうか。

「昨年から積み上げてきた土台というかやるサッカーが浸透しつつある中で、多くの選手が残って今年を迎えられたということは、確実にそれがひとつ大きな補強だと思います。それくらいしっかりとしたものがあると思いますし、そこへ新戦力の良い選手が入ってきてくれた。まだ特徴を掴みきれていない部分もありますけど、そこは試合を重ねながら、自分たちも土台の部分を伝えながらうまくやっていきたいなと思っているところです」

昨年の秋以降、残留争いをしながら、苦しみながらも積み重ねてきたものは間違いなく大きな成長へと繋がっています。

「(監督交代後)確かに最初は結果に繋がらなかったですけど、練習でやっていることは間違いないということは、やっている選手たちは思っていました。これを信じて続けていけば必ず良くなっていくと、残りの後半戦は感じられたと思います」

茨田選手自身はシーズンの中盤まで試合に出られない時期が続きましたが、オリンピック明けの8月9日の第23節以降は最終節まですべてスタメンで出場しました。

「もっと結果にこだわってやらないといけないという反省点もありますけど、智さん(山口監督)になってから使い続けてもらって、残りの試合、ここは負けたらマズイという試合もあった中、そういう試合をこぼすことなく最後まで戦うことができたと思います」

いま、特に意識を強く持っているのは、やはり結果の部分。

「もっと結果にこだわってやらなければいけないと思いますし、去年はゴールの部分に対してもっとこだわって結果を出していれば足踏みすることはなかったと思います。今年はそこに対してもっと要求していきたいなと思います」

攻撃の回数は昨シーズンの終盤に圧倒的に増えましたが、今年はそれをゴールへと確実に結びたいところ。攻撃面で頼りになる茨田選手も当然こだわっているところです。

「得点をとることもそうですし、得点に絡むプレーというのは、もっと出していかなければいけないと思っています。去年、信頼して使ってもらったので、そういった期待に応えるために結果に繋がるプレーにこだわってやっていきたいと思います」

トレーニングの中で山口監督から求められる内容も高いものとなっています。

「情報量としてはそんなに多くのことを求められているわけではないのですが、求められていることの質が高くなってきたと思います。そのひとつひとつ、求められている質を自分たちが上げていかないと上位にはいけないと思うし、できると思ってもらっているからこそ求められているんだと思うので、信じてやり続けたいと思います」

湘南3年目の茨田選手、今年もワクワクするような、らしさ溢れるプレーを見せてくれるはず。ぜひご期待ください!