ONLY ONE STORY

26 DF HATA TAIGA

MY STORY

-やり続けること

昨年の最初、沖縄キャンプでケガをしてしまって、復帰するまで3ヶ月くらいかかってしまいました。復帰してからもなかなかキレが出なかったり、走っていてもスピードが出ていないなと感じていました。夏が過ぎたあたりからキレが出てきてようやく自分のプレーが出せるようになってきたというのが正直なところで、それまでは難しい半年を過ごしてしまいました。

終盤にかけて試合に出続けることができたのはプラスの材料ですけど、負けてしまう試合が多かったので、満足できるものはなかったと感じています。

プロ1年目もケガがあって、そのあと復帰しても10月までは全く試合絡むことができませんでした。ずっと悔しさを抱えながらトレーニングしていましたが、健二さん(高橋健二コーチ)がいつもバックアップの練習を見てくれている時に“やり続けろ”と言って後押ししてくれたことが大きかった。
僕はうまくいっていない時のほうが多い選手だと思いますけど、やはりどんな時もやり続けることが大切なんだと思っています。

取り組むべき課題はたくさんあって、特に左足のクロスは改善しなければいけないと思っています。
ドリブルで抜いて行けた場面でも、クロスの精度がもっと高ければ…というシーンが昨年も何度もあったので、そこの取り組みは本当に大事だと思っています。加えて、シュートへの意識もより強く持ちたいと思います。そこは智さん(山口監督)からも「なぜゴールに向かわないんだ」と指摘されることもあったので、サイドの選手だからと言ってクロス一辺倒にならずもっとゴールに向かえるようにしなければと思っています。

MY ASPIRATION 2022

-明確な目標のもとで

今年もポジション争いは本当に激しいと思います。
昨年の終盤に試合に出ていたからと言って、今年も出られる保証など全くないので、切磋琢磨しながら負けずに頑張っていきたいなと思います。
自分が持っている強みを試合でしっかり発揮することが大切だと思いますし、起用してもらったらその期待に応えるためにも、何回でもスプリントして攻守においてチームに貢献するということをやり続けなければいけないと思っています。

智さんが5位以内という目標を掲げましたが、周りから見れば去年ギリギリで残留したチームが5位以内というのはあまり現実味がないかもしれません。でも、やっている自分たちはすごく手応えがあります。
一昨年は崩れてしまう試合が多かったですけど、昨年は反省も活かして、大崩れする試合は減ってきました。しっかりと戦えていて、勝てるという自信が自分たちの中にあります。
でも、例えば昨年の川崎フロンターレ戦が象徴的だと思いますが、先制をして良い流れなのに、結局逆転されてしまったり同点に追いつかれてしまったりという部分では、90分を通して勝つという試合がまだできていないと思っています。その課題にしっかり取り組んで、勝ち切れるチームにして、5位以内という目標を達成したいと思います。

自分自身の目標としては、5アシスト、3得点。その結果をサポーターの方々に示したいと思います。
それから、今シーズンはもっと自分を出していきたい。
相手が自分の対策をしてきた中でチャレンジしていくことができない試合もあったので、そこはもっと積極的にチャレンジしていきたいと思いますし、今年は本当にゴール前に顔を出して得点を決めるというところにこだわっていきたいと思います。