ONLY ONE STORY

23 GK TOMII DAIKI

MY STORY

年齢を重ねて

去年は自分自身すごく充実していました。怪我で離脱することなく全試合に帯同し、メンタルもブレなかった。一昨年の反省を活かせたと思います。

試合に出ても出なくても、つねに変わらないテンションで練習してきました。その延長線上に試合はあるので、粛々と続けてきた練習が試合のパフォーマンスに繋がったと思います。でも去年の最終戦はプレッシャーが大きくて、さすがにきつかった。これでダメなら仕方がないと、そう思えるくらいやってきたと覚悟を決めて臨みました。

試合に出て経験を積むのはもちろん、試合に出ていなくても得られることは多い。年齢を重ねるにつれ、考えながら練習するようになったし、智さんのもとでサッカーについてより考えるようになり、サッカー楽しいな、練習楽しいなと思えている。勝利にもいままで以上に貪欲になっているし、年をとっても成長できていると感じます。

GKは信頼が求められるポジションです。試合に出たときに、「トミくんなら大丈夫」と周りの選手に思ってもらうためには、試合に出ていないときの練習への取り組み方や普段の振る舞いが大事。その点、僕は(秋元)陽太さんの姿勢をずっと見てきたし、GKのなかで最年長になったいまは、自分が後輩たちに姿勢を示せればと思っています。

MY ASPIRATION 2022

湘南のために

5位以内という目標を達成するために必要なのは覚悟。一人ひとりがしっかりやらなければ目標には辿り着けないし、覚悟を持たなければ目標は成し得ない。もちろん自分たちはできると思っています。

それでもシーズン中にはいろいろなことがあります。1年間覚悟を持ってやらなければいけないけど、全員が試合に出られるわけではないし、時には気持ちが落ちてしまう選手もいるかもしれない。そういうとき、自分がフォローする役割を担えたらと思っています。そのためには自分自身、日頃からしっかりやらないといけない。

今年在籍5年目、チーム愛は年々強くなっています。湘南があって、自分がある、みたいな感覚。湘南というクラブが好きだし、本当にいいチームだなと思う。だから僕は湘南のためにできるだけ長く、やれるところまでやりたい。そう思っています。