ONLY ONE STORY

7 MF TANAKA SATOSHI

MY STORY

新たなポジションへの挑戦

プロ一年目の昨季は、途中からアンカーでプレーするようになり、J初ゴールも決めることができました。ただ、前のポジションに行くとDFのときよりパスミスが多くなった。
ビルドアップでのミスや右足を使った攻撃、サイドチェンジなど、相手を揺さぶるところに課題が出たと思います。

シーズンが終盤に入ると、相手にマンマークで付かれるようになり、あまりボールに関わることのできない試合もありました。
自分がボールを受けてゲームをつくるためには、もっとみんなとコミュニケーションを取り、アイデアを出していかなければならない。考えながらプレーするようになりました。

またU-22日本代表では、4-3-3のシステムのなかで、アンカーではなくインサイドハーフでプレーしました。
もともと智さん(山口監督)からアンカーでもどんどん前に出て行っていいと言ってもらっていたし、代表で前のポジションを経験したことで前に出る意識はより高くなりました。

MY ASPIRATION 2022

結果にフォーカスしたい

今季は既存の選手が多いなかで、新加入選手たちもすぐにチームに馴染み、ベルマーレらしさを体現している。去年よりも攻撃の厚みや守備の強度が上がったと感じます。
去年に比べて人数も多いですし、競争が熾烈で誰も試合に出られる保証がない。試合に出たいという気持ちが一人ひとり強く、すごくいい練習ができている。自分自身も課題にしっかり向き合えています。

5位以内という目標は高いと思いますが、達成できないとは思っていないし、全員で戦い抜いていけば目指せる順位だと思っています。
そのなかで自分は、チームの役割を果たすことはもちろん、勝点を増やすために得点やアシストという結果にフォーカスして取り組んでいきたい。

あっという間に開幕ですね。キャンプからチーム全員でいい準備ができているので楽しみの気持ちが強いです。試合に出られるかどうかは全然わからないですけど、たとえ出られなくてもチームのために自分のプレーをしたい。そう強く思っています。
柏には去年リーグ戦で2敗しているので、必ずホームで勝たなければいけない。そのなかで、自分が試合に出ることができたら、球際や対人、セカンドボールを拾えるかが大事。出場したらそこにこだわってプレーしたいと思います。