馬入日記

【馬入日記:9月26日】「失敗を恐れず前へ」畑大雅選手インタビュー

いよいよ今日、アウェイで戦う川崎フロンターレ戦です。
等々力にて17:00キックオフとなります。
川崎にとっては約4カ月ぶりとなるホームでのリーグ戦ということ。残念ながらビジター席は設けられていませんが、DAZN越しに神奈川ダービーの熱戦を共に戦って下さい!

さて、今日は畑大雅選手に話を聞きました。
どのポジションもトレーニングの中で熾烈な競争が繰り広げられています。畑選手は28節の大分戦ではバックアップメンバーでしたが、前節のアビスパ福岡戦では先発フル出場を果たしました。

「前半はチームとして攻めて、裏をとっていくことなどはできていたんですけど、個人としてはあまり前に出て行くというところで関わることができていなかった。後半はベンチとの距離が近いところでプレーしたこともあって、智さん(山口監督)やコーチからいろいろな指示をもらって前に関わっていってクロスを上げる機会も増やせたと思います。試合の中で改善できたことはよかったと思います」

福岡戦では、左サイドで平岡選手や杉岡選手とのコンビネーションも。

「大陽(平岡選手)がいてくれてこの前の試合では助かりました。前回一緒に出たのは徳島戦で、その時は二人ともあまりいいプレーができなかったんですけど、福岡戦では二人の良さを出しながらできたのかなと思います。杉岡くんとも練習や試合の中で話してくれることも多いし、自分からも言えるので、そういった意味ではすごく連携が取れていると思います」

最近のトレーニングの中で意識しているのはどんなことでしょうか。

「ポジショニングとか細かいところにこだわるようになりました。以前は、僕があまり足元でプレーするのが得意ではなかったので、できるだけ前で攻撃に関わるようにしようとストロングを90%くらい出す感じでプレーしていました。でも智さんはそれはもちろん大事だけど、自分のウィークの部分もしっかりやらないとこの先のためににもならないということで、しっかりポジションを取って、杉岡くんのところからボールを受けるということを練習から厳しく言われているので、そのあたりの意識は変わってきたと思います」

トレーニングでの手応えを、なんとしても結果に結びたいところです。

「チームはすごく前向きだと感じています。ここまでの戦いで僕たちが不甲斐ない結果にしてしまっていたと思います。智さんに代わってまだ勝ててはいないですけど、残留のためにも、智さんに早く一勝をという意味でも勝点を積み上げていけたらと思います」

さて今日対戦するのは首位の川崎フロンターレ。
前回の対戦は5月26日。先制し追いつかれる形で1-1の引き分け。畑選手は右サイドで先発出場しました。

「川崎との対戦はめちゃくちゃ楽しみですね。前回の川崎戦では右で出て、三笘選手や長谷川選手とのマッチアップがありました。左だったとしたら家長選手や山根選手と対峙することになると思いますが、そのあたりは本当に楽しみですし、やる前なので止められる自信はあります。山根選手とは僕の攻撃の場面で1対1になることが増えると思うので、日本代表の右サイドバックの選手を相手にどれだけやれるのかということは楽しみですし、僕自身選手としての評価を上げていくためにも大事なマッチアップになると思っています」

重要な一戦となりますが、硬くならず思い切り戦いたいところ。

「もちろん強い相手ですけど、僕は川崎にそんなに苦手意識はなくて、けっこうポジティブな気持ちが強い。リーグ首位のチームと戦えるのは楽しみです。失敗を恐れずにガンガン前に出て行けたらと思っています」

神奈川ダービー2連戦の初戦。「#勝つのは俺たち」
共に戦いましょう!