馬入日記

【馬入日記:8月25日】本日アウェイでセレッソ大阪戦!茨田陽生選手インタビュー

久しぶりとなる3連戦の2試合目。ホームでの清水戦から中2日、今日はアウェイでセレッソ大阪と対戦します。(19:00キックオフ)

中断明けからの3試合でスタメン出場を果たしている茨田選手に話を聞きました。
まずは前節の清水戦、ウェリントン選手のゴールで先制するも、追いつかれ1-1のドローとなりました。
勝ち切れなかった反省、悔しさは大いにありますが、守備の安定、そして攻撃面で決定的シーンを作る機会も多くあったことは収穫でした。

「練習の中で守備はどれくらいの高さからいこうとか、どれくらいの強度でいこうということはある程度話をしていた中での清水戦でしたが、話し合っていたようにうまく奪ってからの攻撃、ということはできたんじゃないかと思います。守備の位置を少し変えたり自分たちなりに考えて話し合ったいき方でしたが、全体的には連動した守備ができたんじゃないかと思います。選手の特徴を活かしながら、声を掛け合いながらのいい守備ができた。同時に、守備のところでチーム全体でまとまっていくことができたので、無駄走りがなかったというか、疲労という面でも、上手く攻撃に力を加えられる守備ができたんじゃないかと思います」

ゴールシーンは、右サイドからの古林選手のクロスにウェリントン選手がヘディングで合わせるというゴールでしたが、茨田選手から石原広選手、そして古林選手までパスを繋ぐ間に、何度かサイドで作り直すシーンがありました。

「最後のクロスの時のように、誰かがフリーで上げられたらなと思ってタイミングを図っていました。最後は、やーまん(山田選手)がニアに突っ込んで、ウェリがフリーっという状態でしたけど、やっぱりサイドで時間を作れれば中もしっかりいい形で入っていけるなということを改めて感じました」

それぞれがいい判断をし、受け手のことを考えて繋いだパスの先にゴールがありました。

「清水もジャストでプレスにくるチームではなかったので、ボールを持てるということもありましたけど、その中で僕自身は常に顔を出そう、受けようということを意識しているので、それがいいリズムになってゴールにつながったのでよかったです」

中断中にシステムの変更がありましたが、ボランチを担う茨田選手はどう感じているのでしょうか。

「1枚だったところが2枚になって、真ん中の負担が少し減って補い合いながらプレーができていると思います。組み合わせの相手によって動き方は変えているつもりなんですけど、ボランチ同士、見合いながらお互いいいプレーを出せていると思います」と。

ここまで一緒に組むことが多い田中聡選手については。

「聡はボールを奪う能力が非常に高いと思いますし、それが低い位置であろうと高い位置であろうと関係なくボールを取りにいけるので、僕自身は彼がボールを取りに行った時のサポートを増やすことを意識しています。もっとボールを取れる確率が増えるんじゃないかと思いますし、聡がボールを取った時はしっかりそのこぼれ球や抜けてくるボールというのを少し意識しながらサポートを心掛けています」

攻撃面については「聡もしっかり中盤でボールを受けることもできますので、前を向いた時に聡の視野に入れるように横や斜め前など、できるだけ前にポジションを取っています。聡の一番近いところでサポートして、ボランチがパスをし合うことでチーム全体のバランスが取れていくと思うので、そういうところは意識しながらプレーしています」と。

また、最近のチームについて。

「中断期間にフォーメーションが変わったことは大きな変化ですが、試合の中でも1プレー1プレー、例えば疑問に思ったことがあればお互いがコミュニケーションを取って解決しようという意識が高いので、そういうところはよりよくなったと思います」

さて、今日対戦するのはセレッソ大阪。ホームで戦った前回の対戦では、0-0の引き分けでした。

「セレッソは個人個人の技術の高さがありますし、右も左もサイドにドリブラーがいるので、そういうところをうまく自分たちが消して、清水戦のようにうまくチャンスを作るということが大事になると思います」

勝点3を貪欲に目指す、重要な一戦です。

「もちろん順位のことを思えば危機感はありますが、先のこと考えずに1試合1試合、まずは目の前のセレッソ戦で勝点3を取りにいくということを目標にしたい。残留とかそういった言葉が出てきてしまいますが、気にしすぎずに目の前の相手に勝つんだというところをプレーで出せたらと思います」

本日19:00キックオフ。
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