馬入日記

【馬入日記:7月7日】本日天皇杯3回戦 八戸戦!三幸秀稔選手インタビュー

今日は天皇杯3回戦、ヴァンラーレ八戸戦が行われます!レモンガススタジアム平塚で19:00キックオフです。

約1か月前に行われた天皇杯2回戦のFC大阪戦は延長戦まで0-0、PK戦の末に勝利しました。
対する八戸は2回戦で横浜FCと対戦し2-1で勝利し3回戦に進んできました。八戸は現在J3リーグで8位につけているチームです。

今日の対戦を前に三幸選手に話を聞きました。

「前回のFC大阪さんはかなりアグレッシブで、ボールをある程度握っていれば途中で落ちるかなと思ったんですけど、延長に入ってもずっと走れて戦えるチームだったので苦戦しました。なんとか勝つことはできましたけど、相手が落ちるのを待っているのは違うと思うので、チームとして積み重ねていること、リーグ戦でやっていることをそのまま天皇杯でも出さなければいけないと思っています」

2回戦では120分戦っても得点が生まれずに苦しみました。

「先制点を取らなければいけないし、その得点は早ければ早いに越したことはない。したたかに勝つために先に点を取って相手のプランやリズムを崩すことが一番の理想だと思うので、得点を奪うということに自分たちのエネルギーをもって入っていかなければいけない。前回はずっと点が入らずピンチになる場面もありましたし、そこをより強く求めることが大事かなと思います」

そのためには…

「相手の陣地でプレーする時間を増やさないといけないと思っています。ちゃんとボールを握っているほうが自分たちも前向きに動けますしその圧力を湘南は持っていると思います。いい守備からいい攻撃も大事だと思うけど、いい攻撃からいい守備をすることも大切。もしロストをしたらその場で奪い返して相手の陣地で終われるようなサッカーをしないといけないと思っています」と。

そして三幸選手自身が目指しているプレーとは。

「90分が終わった時に勝っていることが大事なので、そのために、矢印を前向きにするべく僕自身はロングボールや相手が嫌なところにボールを入れたり、あとは簡単に攻撃を終わらさないようにしたい。ストロングがある選手がたくさんいるので、サイドで仕掛けるにしてもいい状態で仕掛けられるようにオーガナイズしたい。リーグ戦ではウェリ(ウェリントン選手)が決めている分救われてると思うけど、より確率を上げていかなければいけないと思っています。統一してやっていければペナルティエリアの中への進入回数も増えると思うので、キッカーと中の選手がいい状態でプレーしてストロングを発揮できるようにしたい。みんなが前向きにエネルギーを使えるようにしたいと思います」

この一戦に向け、連戦の中ではありますがチーム全体で準備をしてきました。

「どういうメンバーになるか分かりませんが、選手全員でチームを形成しているので、出たメンバーがいいエネルギーを入れられたらいいなと思います。それぞれの選手にとってチャンスになるゲームだと思いますし、そういうゲーム展開、結果にしなければいけないと思っています」

今日対戦する八戸の印象を聞きました。

「試合も見させてもらいましたし分析された映像も見ましたが、守備全体でまとまって統一感をもってプレッシングしている印象。攻撃でもただ蹴るんじゃなくて自分たちの信念をもってサッカーされていると感じます。そういう中で、自分たちは相手の守備や攻撃のクオリティを越えるゲームをしなければいけないと思っています」

カテゴリーが違うチームとの対戦は難しさもある印象ですが…

「カテゴリーの違いはメンタル面では影響すると思います。カテゴリーが上だから下だから一概に強い弱いとは言えない。システムでギャップが生まれることもある。大切なのは自分たちが何がストロングかを考えて、チームが大事にしているこを最後まで貫くこと。90分を通して勝つためにやることを明確にして戦いたいです」と。

ちなみに三幸選手、天皇杯と言えば2013年10月、甲府在籍時に平塚で行われた湘南戦で公式戦初ゴールを決めました。(延長104分で決めた決勝ゴール)

「そのあとリーグ戦にも少しずつ出られるようになりました。自分にとっては天皇杯は大切だしモチベーションの高い大会です」

本日19:00キックオフです。ぜひレモンガススタジアム平塚へ!