馬入日記

【馬入日記:3月20日】7連戦の7試合目!明日はC大阪戦。大橋祐紀選手インタビュー

明日はセレッソ大阪を迎えてのホームゲームです!(15:00キックオフ)
開幕から続いた7連戦の7試合目。ハードスケジュールを総力で戦ってきましたが、明日の試合も全員で挑む一戦です。

今季ここまでリーグ戦5試合、フィールドプレーヤーでは唯一のフル出場を果たしている大橋祐紀選手に話を聞きました。

「連戦というのも久しぶりですが、試合を通して徐々に身体がそれに適用しようとしていると思いますし、常にコンディションをしっかり整えることを意識して取り組んでいます」と大橋選手。

90分を通して走力を維持し、対人の強さを含めエネルギー溢れるプレーを見せています。
自身にはまだゴールがありませんが、柏戦と鹿島戦の岡本選手の得点、FC東京戦の山田選手の得点など、ゴールに絡むプレーでチームに貢献。存在感を発揮しています。

2019年に中央大から加入した大橋選手ですが、2019年4月に前十字靭帯損傷、2020年3月に肩関節脱臼、8月に鎖骨骨折と長期離脱となるケガを繰り返し、リハビリに励む日々でした。

その2年間の大変さや苦しさは、簡単に言葉にできるものではないと思いますが、大橋選手自身は多くを語らず「いろいろな想いは自分だけじゃなく選手みんなにあると思うので、それは胸に秘めながら、ピッチで、プレーで表現したい」と話していました。

「人間の身体なので一度メスを入れたら元に戻るということはないので、ずっと付き合っていかなければいけないと思います。自分の理想としているパフォーマンスとはまだ違う部分もあるし、全てにおいて作り直さなければいけない面や課題がある。まだまだ向上できる余地があると思っています」

前節の山田選手のゴールシーンでは、ゴール前に切れ込んでいくドリブルに大橋選手のゴールへの強い想いを感じました。

「FWなのでゴールということが最優先ですし、それがチームへの貢献になればと思ってやっています。いま5試合が終わった中でも勝ち切れない、勝点がとれない試合が続いているので、そういう時に自分が、という想いもあるし、責任を感じています。自分含めてチーム全員ですけど、勝点を積み上げていけるように頑張らなければいけないと思っています」

なかなか得点が奪えなかった時期を経て、ここ2試合は複数得点。チームとして得点を積み重ねられていることはひとつの成長と言えます。

「自分たちのやりたいことがトライできていると思います。後ろの選手がボールを運べることも大きいし、ボールが入った段階でチャレンジして、崩していくことを意識しています。どのパターンであれ、そういうところはチームとして積極的にいけているのかなと思います。ただ、やっぱり相手より1点多く取らなければ勝てないスポーツなので、1-0でもいいですし、2点3点取られたら4点取ることをやっていきたい。そういうマインドを持ってやれば、もっともっと成長できる余地はあると思っています」

チーム内のポジション争いも激しく、日々のトレーニングを大切に過ごしています。

「みんなすごい選手だと思います。いろんな選手からいろんなことを吸収していくことが成長に繋がると思って、盗めるところは盗みたい。いま、トレーニングの中で試合を通してお互いが特徴を理解したり共通認識が生まれてきたことも、ゴールが生まれているひとつの要因かなと思います」

明日はFC東京戦から中3日で迎えるC大阪戦。是が非でも、勝利を掴みたい一戦です。

「連戦でどんどん試合を戦わなければいけない中ですが、チーム全体で勝ちにこだわって戦っていきたいと思います」

静かな語り口ですが、サッカーへの情熱を感じます。
明日も熱戦必至。ぜひ、スタジアムで熱い応援をよろしくお願いします!