馬入日記

【馬入日記:3月16日】明日はアウェイでFC東京戦!三幸秀稔選手インタビュー

ホームでのベガルタ仙台戦から中3日、明日は味の素スタジアムでFC東京との一戦です。(明日は18:00キックオフに変更となっています)

前節の仙台戦、雨の中サポーターの皆さんの後押しを受けて戦い、チームは今季初勝利!
高橋選手のゴールで開始早々に先制し、難しい時間もありましたがGK谷選手や守備陣の奮闘も光り、1-0で前半を折り返します。後半に入り54分に名古選手のゴールで追加点、さらに62分には町野選手が追加点!
名古選手と町野選手にとっては嬉しいJ1初ゴールとなりました。
70分に1点返されましたが、最後まで積極的に、そして粘り強く戦い3-1で勝利を挙げました。

この試合、アンカーの位置でスタメン出場した三幸秀稔選手に話を聞きました。

「自分が真ん中に置かれている理由、自分のストロングを出せるようにプレーしなければいけないと思って入った」という三幸選手。

「真ん中にいられるからこそ、周りとコミュニケーションを取って動かしながら、自分も動きながらやっていました。ミスマッチがいくつかあったのでそこはなんとかしなければいけない。また自分自身としては、ミスが多かったと思います。サイドに振った時にはチャンスにしなければいけない。試合の中で、このタイミングで走れるんだと思う選手もいましたし、このタイミングで出さなきゃとか試合の中で気づくこともあったので、もっと合わせていきたいです」

試合を振り返ってもらうと自身の反省点が出てきましたが、ピッチの中央で全体を見回して声をかけ続け、バランスを取り、効果的なパスを生み出していました。

「前半で得点が取れたので、安全にというか博打をせずに丁寧に進められたと思います。ちょっと大人になったというか、無理して奪いに行くのではなく、自分たちが揃って取りに行くことができた。それがもっとできてくれば90分を通じて強いチームになっていけると思うので、みんなで話し合ってやっていきたいです。自分たちが意図した攻撃をしていきたいという思いがあった中で、この前はそれが形になって結果に表れたと思います。自分たちがやるべきことは相手陣地で長くプレーすること、取られたらすぐに奪い返すこと、自分たちがボールを持ってゴールに向かって攻める、ということだと思います」

何よりも、これまでゴールが遠かった中で3得点が奪えたことは大きな収穫でした。

「3点取れたことは本当によかったと思います。なぜ取れたのかというのは、自分たちがボールを持とうとしましたし、相手陣地で長くプレーしようとしたからだと思います。今までも守備から攻撃を早くしようという意識でやっていました。とはいえ、まだシュート数が少ないので、もっと増やさなければいけない。ゴールを増やすにはチャンスの数を増やすことだと思うので、そこはまだまだ自分たちの課題かなと思います」

得点のほかにも、「悪い時間にどうゼロで抑えてどうやって自分たちの時間に引き戻すのかということを、自分自身課題にしていました。守備でリズムを回復するのか、ボールを取れた時に回復できるように相手陣地にどうやって進むのかは僕自身意識してプレーしましたが、少しピッチで表せた部分があったので、そこはよかったと思います」という手応えも。

さて、明日はFC東京との対戦です。

「相手はシステムや個の能力がはっきりしているチームだと思うので、そこに対してどう対策して臨むのかは大事だと思います。まずは自分たちの時間を長くして相手陣地でプレーする時間を長くしたい。奪われる位置が自分たちの陣地だとゴールまで近いので、パワーのある選手もいますし、パス1本で裏をとられたりゴールを決められる力を持っている。この前の試合で、僕自身は攻撃が得意なので攻撃のポジションを取りすぎるところがありましたが、その時は広教(石原選手)を中心に後ろから“このポジションにはいてほしい”みたいな声がかかっていたので、それは大きかったです。後ろの声を聞いて、後ろがどうリスクマネジメントしているのかを理解しながらプレーしていかなければいけない。そのコミュニケーションがとれていれば、だいぶリスクは減ると思います」

中盤のポジション争いは激しい状況です。

「中盤の人数も多いですし、僕は湘南にはいい選手がいるなと思っているので、いい競争ができていると思います。その競争に勝ってピッチに立てれば、いいゲームになると思うし、いい結果になると思います。中盤3枚の中でストロングのある選手がたくさんいるので、組み合わせ含めてもっとコミュニケーションをとって積み重ねていけば、競争は厳しいですけどもっといいサッカーができると思う。そこを目指してみんなでやっていきたいです」

三幸選手自身は昨年満足のいく試合出場数にはなりませんでしたが、今シーズンはほとんどの試合でメンバーに名を連ねています。

「これまで勝負になかなか割り込んでいけなくて、試合数を重ねられなかったですけど、少しずつですけどチームがやろうとしていることや自分の特徴を出せるようになったと思います。ボールを持つところが自分のストロングなので、チームがやろうとしていることを出しながら、自分の個の力を出せるようにしたいと思っています」

三幸選手のゴールに絡むプレー、さらには自身のゴールも楽しみです。

「チームの得点を増やすにはチャンスを増やさないといけないですし、スルーパスやサイドチェンジなどゴールの確率が上がるようなプレーをしなければいけない。相手の裏にボールを落とすとかちゃんと味方に繋げるとか、前節は満足いくプレーではなかったので、そういう部分で違いを見せたいと思います。自分でも狙っていきます」

明日の一戦は、DAZNはもちろん、NHK BS-1でも生中継されます。
ぜひ画面越しに、熱い応援をよろしくお願いします!