ONLY ONE STORY

33 FW MACHINO SHUTO

MY STORY

-Jリーグの厳しさ

高2のとき、日産スタジアムで行なわれたJリーグ選抜対高校選抜の試合で強烈なミドルシュートを打ち、先制点を決めて注目されるようになりました。そこでマリノスに目を止めてもらえたのかなと思います。

マリノスに入った年は苦しかったですね。
当時は車がなく、寮生も高卒5人で車を持っている人がいなかったので、寮から市営バスで1時間かけて練習に行ってました。
活躍してやろうという気持ちで入りましたけど、なかなか練習にも入れないような状況で、結局1試合も出ていませんし、天皇杯も自分だけ登録してもらえなかった。
小学校の低学年の頃から試合に使ってもらっていたし、中学も高校もチームの中心でやっていたので、人生でいちばん挫折した年だったと思います。

試合に出られるチームに行ったほうがいいんじゃないかと先輩に言われ、自分もそう思っていたので、翌年北九州へ移籍しました。
J1からJ3にカテゴリーは落ちましたけど、プライドとかそんなことは言ってられなかった。ほんと死ぬ気でやらないと戻ってこられないだろうなと思いました。
ただ、自分はマリノスから来たんだという想いは、最初は少しあったと思います。でもギラヴァンツはチームメイトも監督もコーチもみんないい人でした。人に恵まれたし、鍛えてもらったなと感じます。

J3には、ほかの仕事をしながらプレーしている選手もいれば、スパイクやサッカー用具を自分で買う選手もいる。スパイクの管理や洗濯も自分でやらなければいけない。原点に戻った感覚があったし、Jリーグの厳しさも感じました。

J3では8点取りましたが、15点ぐらいは取れたと思います。それぐらいチャンスもあったし、余裕もあったと思う。
昨季J2では、前半戦に7ゴール7アシストしたんですけど、後半戦は0ゴール0アシストで、チームもなかなか勝てなかった。僕がもっと活躍していればと思う人もいただろうし、自分でもそう思います。
前半戦を首位で折り返したので、後半戦は引いて守られ、マークも厳しくなった。でも研究されたその上をいかないと成長できないし、もっとできたんじゃないかとも思います。

MY ASPIRATION 2021

-自分にしかできないプレーを

今季湘南に入り、J1に戻ってこられたことはほんとうに幸せですし、楽しみです。
マリノス戦で活躍したいという想いはありますが、一戦一戦、一日一日、ワンプレーワンプレーを大切にする積み重ねがそういう場面で表れるはず。そのために、いまは積み重ねているところです。

チームのなかで競争に勝つことは大きな目標です。数字としては5ゴール5アシストを目標にしていますが、それを達成したからといって満足するわけではないので、たくさん得点に絡みたい。

FWのなかではいちばん若いのでフレッシュさはあると思いますし、自分の武器であるシュートのところで、「そこで打つ?」「そのタイミングで打つ?」「そのポジショニング?」という、自分にしかできないプレーを出していきたいですね。