馬入日記

【馬入日記:10月31日】手応えを結果に。指宿洋史選手インタビュー

今日はホームで横浜FCとの神奈川ダービーです!
少しずつ上向いてきたチーム状態、勝利という結果に結びたい大事な一戦です。

前節のアウェイ鳥栖戦で先発出場した指宿洋史選手。8月15日以来の先発出場となりましたが、90分間らしさを存分に出し存在感を示しました。
2カ月間ほど途中出場が続きました。どんな思いで過ごしていたのでしょうか。

「楽な時期ではなかったですが、やることというのは明確だったので、次に出番がくる時までいい状態を保ち続けて、出番が来た時に結果が出せるように最大限努力するというだけでした。いろんな思いはありましたが、やることはしっかりやって準備をしていました。自分が出られない時に腐ったら負けですし、そこで後ろを向いてしまったりネガティブになってしまったところで、損するのも自分。そういう意味では前を向いてやり続けることが唯一のよくなる方法だと思うので、そうやってずっとやり続けていました」

鳥栖戦では、茨田選手のゴールで先制し、追いつかれるも前半終了間際に指宿選手のゴールで再びリードを奪いました。
茨田選手の早いリスタートからタリク選手のパスにゴール前でしっかり決めました。

そして、共に今季初ゴールとなった茨田選手の先制ゴールの時も真っ先に駆け寄り喜び合いました。

「勝ちたいという想いが強かったし、バラのゴールはチームとしても嬉しかったし個人的にも昔からずっと一緒にやってますし気心知れた仲なので、すごく嬉しかったです。バラも毎日、前向きにやっているのも知っているので。得点が入る時って僕一人が中にいても入らなくて、僕の前に誰かが入ってくれたら僕が空くし、前にいたら後ろが空いたりするのかなと思います。あのシーンはバラが空いたスペースをうまく使ってくれたと思います。1対1とか相手のほうが数的優位になることが多いんですけど、あの時は相手のスペースをよく見て入ってくれたと思います」

チームとしての手応えも感じ始めています。

「ようやく自分たちがやってきたことが少しずつ結果として表れ始めたのかなと思います。まだ勝ちというのはすごく少ないですが、一人ひとり少しずつ手応えを感じていると思います。ただ、勝ちに繋がっていないので、まだまだだと思っています」

鳥栖戦では二度リードするも75分に失点を許し、結局2-2のドロー決着となりました。勝ち切りたいという想いが強くなります。
そんな中で迎える今節の横浜FC戦です。
前回、ニッパツで行われた対戦時には2-4で敗戦を喫しました。

「前回対戦を振り返ると、修正すべき点が多すぎて振り返ることも難しいのですが、ひとつ言えるとしたら、DFラインもそうですしFWも、みんながひとつになって戦えていなかったと思います。僕も前からプレッシャーにいけていなかったですし、後ろは後ろでラインもバラバラだった。そういったところ全てトータルして見てチームとしてバラバラだったと思います」

そういう中で2カ月以上の時を経て、チームの成長を示したいところです。

「自分たちが何をしなければいけないのかというのが明確になりましたし、時間がかかった分だけ仲間のことも分かり始めていますし、そういうひとつひとつの積み重ねが自信になってきた。自分たちがやるべきことをしっかりやるということ。やることを変えずにチームとしてひとつになって、FWはちゃんと前からプレッシャーにいって簡単にフリーで上げさせないことも大切。横浜FCは繋いでくることも多いと思うので、そういうところをひとつひとつ抑えていくことも大事だと思います」

リベンジを果たしたい一戦です。

「シーズンを通して二度同じチームに負けたくはないですし、リベンジしたいという気持ちは強いです」

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