監督・選手コメント

J1リーグ第24節 鳥栖vs湘南戦 試合後監督・選手コメント

監督コメント

浮嶋監督 総括
浮嶋監督

平塚から遠い鳥栖までサポーターも多く来てもらい、そういうパワーをもらいながら良い試合にしようということで試合に入りました。
先に得点を取れましたが追いつかれ方はイージーなミスからだったと思いますし、後半の失点はリードしている中で試合をどう最後終わらせるかというところを話していたが、そこができなかったという部分が課題かなと思います。

浮嶋監督 質疑応答

- ケガ人が出ていてメンバーを選ぶのも苦労したと思うが、戦い方そのものはどうだったか?

我々のサッカーの全体の方向性としてメンバーが替わっても同じことをやれるようにとやってきているので、そういう意味では個々の特徴に違う部分はありますけど、メンバーが替わっても同じように戦っていたと思います。

- 前半のアディショナルタイムに点を取ったが今日のような点の取り方ができたことについては?

前節、クロスの時の中の入り方はかなり課題だと感じていました。アタッキングサードに入っている回数は多かったんですけど、そこの中で点を取るという中の入り方をこの3日間の中で確認してきたので、そういう部分では2点とも素晴らしいゴールだったと思います。

- リードしているところからどう終わらせるかという部分については?

リードしている時間帯にどうしても勝ちたいという思いがみんなが強かったり、でも交代で入った選手は元気なので、そこのところでしっかりみんなが同じ絵を描いてやることが大事だと思います。守る守らないで言えば守ることもそうですし、リードしている訳ですからカウンターも狙っていく。中央を使わせないという部分でいうと、最後はかなり中央を使われてしまったので、そこは課題だったかなと思います。

選手コメント

MF23茨田 陽生
茨田 陽生

勝ち点3がほしかったゲームでしたが、2回勝ち越している状況の中で結果追いつかれてしまっているので、自分たちとしては勝点2を落としてしまった印象があります。点を取った後の試合の運び方、終わらせ方をチーム全体で反省して次に活かせたらと思います。
試合前から攻めの姿勢を見せなければいけないということは全員思っていましたし、そういう姿勢が出たことはよかったと思います。また、最後はチーム全体で粘り強く守れていたと思います。

(中3日で同じチームとの対戦だったが今節うまくいった部分、また課題は?)今節でうまくいった部分は、攻撃的にプレーして2点取れたことは狙い通りでしたしチームにとっても大きな前進だったと思います。ただ守備の部分で、僕のところでなかなかハメられなかったところが前節も含めて、今節もうまくいかなかったかなと思います。

(自身の先制点を振り返ると?)クロスのシーンでは、今日はイブ(指宿選手)が出ていたので相手がイブに釣られると思っていたので、その背後や周りを狙えば自分にもチャンスがくるかなと思っていました。未月(齊藤選手)からのいいボールがきて、しっかり頭にボールを当てられたのでよかったです。
(今季初ゴールだが?)点をとりたい気持ちはずっとあったのでこれからまた結果にこだわってプレーしていきたいと思います。
(2点目の指宿選手の得点ではスローインでクイックリスタートをしたが?)前を向いた瞬間にタリクがもう走っていたので、出してゴールに繋げてほしいという気持ちでした。クイックリスタートで相手の意表をつけたのはよかったかなと思います。

(今日の試合でJ1通算200試合出場となったが?)自分が1年目から試合に出させてもらってコツコツ積み重ねてきた中で今があると思っています。1年目から出ている経験をこれからピッチに出していきたいと思います。
徐々に手応えを掴み始めていると思いますし、ここ最近は勝点3を取れている試合もあるので、自信を持ちながら、ベルマーレのサッカーを感じながら、いいプレーをしていきたい。結果にこだわって戦っていきたいと思います。

FW9指宿 洋史
指宿 洋史

(ゴールシーンを振り返って)タリクから素晴らしいボールが来たので、そこに感謝ですね。時間帯が前半終了間際だったので、いい時間帯にゴールできたかなと思います。

(先発は横浜FC戦以来だったが?)練習や練習試合ではしっかりと準備をしていたので、いつ出番がきてもチームにの勝利に貢献する自信はありました。そういった意味では点が取れたというのは個人的には良かったですが、ただチームが勝っていないので非常に悔しいです。

(今季初めてフル出場だったが、自身のプレーの感触は?)プレーの感触としては、まだまだできるな、と。1点じゃなくもし僕が2点取れていれば勝てていたと思いますし、守備の面でももっと走ってハードワークして身体を張らなければいけないですし、そういう意味ではまだまだできるなというのが自分の感触です。

(水曜日の鳥栖戦はシュート3本で攻撃に課題が残ったと思うが今日は2得点。改善されたと思うが?)前回の鳥栖戦もシュート数は少なかったですが、攻撃の形が悪かったわけではなかったと思うので、そういった意味では今自分たちがやっていることをしっかりやれば得点に結びつくかなと思います。みんなそういう思いはあったと思うので、0-0でしたがそんなにネガティブな内容ではなったと思います。今日に関しては、うちが早い時間帯に1点を取ることができましたが、センタリングの部分で僕が入ることでより有効になるかなと思っていました。僕にマークがつくことで僕の前後だったり、僕自身が空くと思っていたのでそういった意味では、今日センタリングから2点取れたので、チームの狙いもしっかり出せたのかなとは思います。
ただ、そこで勝ち切らないといけないですし苦しい時間帯を我慢しないといけなかったとは思うので、まだまだ反省材料はたくさんあると思います。そこをひとつずつ修正して次に繋げていけたらと思います。

(今後に向けては?)10月後半ですけど、試合数はまだたくさんあるので、ひとつでも多くの勝点3を積み上げていけるようにまた明日から試合に向けて準備したいなと思います。

DF38石原 広教
石原 広教

ケガ人もいて川崎戦と同じバックラインで戦いましたが、しっかり身体を張れて守れていたと思います。2失点してしまったのでもちろん防げればよかったですが、他にチャンスを作られたところで守れた部分もあったので全体的に下を向くような内容ではなかったと思います。
前が複数得点と取ってくれたのに、失点してしまって引き分けになったことは悔しいですが、戦う姿勢というのは出せたと思いますし悪くはなかったと思います。
(3人の連携については?)それぞれ3人の良さを出せていると思うし、活き活きと楽しくプレーできていると思います。

(2失点目のシーンを振り返ると?)あの時間帯は真ん中を使われてしまった。立ち上がりから真ん中を使わせないようにしようという話をしていたところでしたが、真ん中が空いてしまったのでそこは閉じられればよかったなと思います。

次に向けて、変わらず自分たちがやるべきことをやる、ということが大切だと思っています。今からやることを変えることはないと思うので、しっかり積み重ねていって試合のための練習に取り組んで、勝ちにこだわってやっていきたいと思います。