馬入日記

【馬入日記:9月9日】本日アウェイ大分戦!石原広教選手インタビュー

先週末、2週間ぶりに神戸戦を戦い、再び連戦が始まっています。
9日(水)はアウェイで大分、そして13日(日)もアウェイでG大阪と対戦します。

神戸戦で先発出場した石原広教選手に話を聞きました。
前半を0-0で折り返し、後半早々に先制するも追いつかれ、1-1で引き分けた一戦を振り返ってもらいました。

「立ち上がり自体はよかったですが、その後徐々にうまくプレスがかからなくていい攻撃の形が作れず難しい前半になってしまった。後半は自分たちの良さであるスピードだったり、プレスからチャンスをたくさん作れたと思うので、これまでの試合よりもよかったと思います。反省としては、相手に真ん中で自由にやらせてしまったところ。神戸はうまい選手も多いので、あそこをフリーにさせるとリアクションになってしまう。自分たちのアクションで取りにいかなければいけなかったと思います。あとは決め切るところと、簡単に失点してしまうということは反省しなければいけない。次に向けて改善していきたいと思います」

石原選手は久々の先発、そして3バックの一角ではなく、サイドでの出場でした。

「久々にスタメンで出たので楽しみたいという気持ちで入りました、また、対面が酒井高徳さんで、ずっと見てきたし参考にしてきた選手だったので燃えるものがありました。絶対に負けないという気持ちで入りました」

酒井選手のことは中学生の時からプレー集などを見ていたそうです。

「例えば去年のJ2だとプレスをかけて詰めれば取れるシーンが多々ありましたけど、酒井選手は海外でも日本代表でも第一線でやっていた選手なので、軽いプレスだったら簡単にはがされてしまうし、詰めすぎるとワンツーでいかれたり、空けすぎるとドリブルで運ばれてしまうという選手。距離感が重要だし、ちょっと詰めが甘かったらやられてしまうという部分は感じました。失点のシーンのように、ひとつの隙を決めてくるところは見習わなければいけないなと思いました」

この試合、先制したのはベルマーレでした。
後半5分、大岩選手が自陣でボールを奪ったところから持ち上がり、松田選手、金子選手が絡んで左サイドの石原選手へ。ピンポイントのクロスを上げて大岩選手がヘディングでゴール。
多くの選手がかかわって決まったゴールでした。

「今年、なかなか攻撃で自分のところでチャンスを作ってゴールというのがなかったので、それが結果に出せたことはよかったと思います。クロスに関しては、以前に比べてボールを受けてから余裕を持てていると思います。入って1、2年目は受けてからあたふたして目の前の相手に当てて取られたりということもありましたけど、今は目の前の状況、敵の位置、味方の位置を見ながら上げられています。去年一年間試合に出て、状況に応じてどのボールがいいかということを経験したことも大きいと思います」

素晴らしいゴールだっただけに、その3分後の失点が悔やまれます。

「失点シーンはサイドと真ん中に空いてしまったスペースがあったと思うんですけど、そういうところで距離感が少し空いてしまってカバーに入れずというところもあった。距離感が悪い時にスペースを使われて失点してしまうということが多いかなと感じています」

1-1の状態から、なんとしても追加点を奪って勝利に繋げようと、チャンスも多く作りました。
石原選手自身も強烈なミドルシュートを放ったシーンも。

「カットインしてシュートとか逆サイドで左足で打つとか、練習後にトレーニングしています。プロ1、2年目だったらあそこでシュートという選択肢はなかったと思うので、そういう面では一歩ゴールに近づいたかなと思います。アシストもそうですけど、自分が得点を取ることでチームを助けられたらと思うので狙っていきたい。クロスを上げ切る、シュートを打ち切るということは常に意識しています」

サイドを何度も駆け上がっては戻り、力強くプレーしました。
神戸では左サイドでしたが、右サイドも、またセンターバックに入ることもあります。

「左右でのやりづらさはそんなに感じないです。自分のプレースタイルとして走るところや球際のところで、今までセンターバックをやっていた試合が多かったですが、なかなか走力を出すというところは少なかった。サイドの場合は長い距離のスプリントだったり、追い越していくといったところを意識しました。アシストに繋がった部分も自陣から味方を追い越していくというシーンだったので、追い越すとか走力を出すということはできたかなと思います。この間は最後に足が攣っちゃいましたけど、倒れるまでやるじゃないけど限界を作らずに行けるところまで行くという気持ちで戦っていきたいと思います」

“限界を作らずに行けるところまで”その気持ちでエネルギーを前面に出して戦います。

アウェイでの連戦、掴んでいる手応えを結果へと繋げたいところです。
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