馬入日記

【馬入日記:6月5日】厳しい中でも輝けるように。岩崎悠人選手インタビュー

200605-1今週火曜日から全体練習が再スタートして、今日で4日目。
明日はトレーニングが再開して最初の練習試合が行われます。
快晴が続く毎日、爽やかな気候の中で集中したトレーニングが行われました。

練習後、岩崎悠人選手に話を聞きました。
今回、チームとしての活動が休止となった期間は約2カ月。
休止期間中、今はサッカー選手にとって難しい状況ではないかと聞かれると、岩崎選手は「どんな環境でも自分次第で成長できる」と話していました。
その言葉のとおり、身体をより強く逞しく進化させようと日々トレーニングし、自分自身と向き合った2カ月だったようです。

そして待ちに待ったチームでのトレーニングができている今、どんな風に感じているのでしょうか。

「中断期間、ずっとトレーニングをしてきましたけど、どれだけ努力しても、自分で頑張ってると思っていても、サッカーは相手がいて状況が変わるスポーツなのでうまくいかない部分もあります。でも、中断前よりも自分に自信があるしやってきたことに自信をもってプレーしたい。信頼を勝ち取れるように、今この期間があると思っているので、どんな状況でも前向きに明るくやりたいなと思います。明日の練習試合も張り切ってプレーしたいと思います」

少しトーンダウンしてもおかしくない状況でしたが、気持ちを保つことができたのは…
「周りにサポートしてくれる人がたくさんいるので、周りの人をがっかりさせたくないから頑張れたというのも正直なところです。本当にいつも助けられているので」と周囲への感謝の気持ちを。

再開までは、あとちょうど1ヵ月。チーム力を上げるためのトレーニングが日々行われています。

「コンディション的には、すぐにでもいけるでっていう感じですけど、2カ月間サッカーはできていなかったしチームスポーツなので、チームとしてもう一度合わせなければいけないことを考えると、再開までの時間は少ないなと思います。ゲーム形式のトレーニングをやった中では、そこまでズレは感じなかったですけど、距離感とか僕のポジションの場合は後ろの声を聞いてリアクションするという動きも多いので、そういう部分の反応は中断前よりもまだ遅い部分があるかなと思います」

トレーニングの中では、選手同士のコミュニケーションが活発です。

「再開までの期間が短い分、みんな積極的にコミュニケーションをとらなければいけないということは理解してると思う。練習の濃度が濃い分、中断前よりいいものができるんじゃないかなと思っています。チームのことを考えてプレーしている選手が多いので、やっていて楽しいです」

そして再開後は、連戦がずっと続く…というくらいのスケジュールとなりそうです。

「誰も経験したことがない日程になると思う。でもその中でも輝けるように準備してきたし、あと1ヵ月準備していきたい。今までと同じことをしていたら今年は乗り切れないと思うので、模索しながらですけど、常に思考を停止させないで、頭を動かしていろんなことに取り組めたらと思っています」

最後に、サポーターの皆さんへ。

「開幕してルヴァンとリーグが1試合ずつ行われただけで中断になってしまい、皆さんも楽しみやったと思うんですけど、それが取り上げられたような感じになってしまった。再開に向けて、サポーターの皆さんの期待も高まってると思うし、きっと皆さんの期待は思ってる以上に高いと思うので、がっかりさせないようにしたい。この後1ヵ月ありますけど、真剣に日々取り組んで、皆さんの気持ちが離れていかないように努力したいと思います」

活動休止中は、サポーターの皆さんが何か楽しんでもらえることを、といろいろ考えて行動してくれた一人でもあります。
人を大切に思う気持ちを持って、さらに力強くプレーする岩崎選手にご期待を!

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