馬入日記

【馬入日記:2月11日】開幕まであと5日!岡本拓也選手インタビュー

200211-1始動からちょうど1ヵ月が経ちました。馬入で始動し、1週間後にスペインへ。約2週間のキャンプを行い、帰ってきたと思ったらもう間もなく開幕です!

今シーズンはイレギュラーで、リーグ戦の開幕の前にルヴァンカップで開幕します!
そのルヴァンカップGS第1節、ホームでの2月16日(日)の大分トリニータ戦が、2020シーズンの初陣となります。

今シーズン、キャプテンを務める岡本拓也選手に話を聞きました。

先週末は清水エスパルスとトレーニングマッチを行いました。
これまで始動から6試合のトレーニングマッチを行いましたが、Jクラブとは初めての対戦となりました。

「いいところもあったし課題も感じた。すごくいい調整になったと思います。やるべきことをできた時間帯もあったしできない時間帯もあった中で、終わった後も何人かで話をしましたし、みんなで課題に向き合えていると思います。この時点で全部うまくいくとは思っていないので、そうやって話し合いながらみんなでポジティブにやれているかなと思います」

もっと良くしていきたいと感じているのは、細やかな部分です。

「ボールの動かし方、出すタイミングや受け手のタイミングというのを個別にすり合わせている感じ。守備でもここはもうちょっとこのタイミングで行ってほしいとか下がってほしいとか、各々ポジションの近い選手同士でコミュニケーションをとっています。出る人によってキャラクターも違うしタイミングも違ったりするので、いろいろ組み合わせながら、コミュニケーションを取りながら合わせていくという作業の途中です」

今年のチームは例年にも増して、コミュニケーションが活発です。

「みんなポジティブなコミュニケーションの取り方をしていると思います。積極的に聞いたり聞かれたり、そういうことを年齢に関係なくできているんじゃないかと思います。僕は何もしてないんですけど、年齢が上のナオくん(石原直樹選手)やウメさん(梅崎選手)、監督の敏さんが出す空気がそういう雰囲気を作っているんだと思います」

ここまでの1ヵ月はあっという間であり、1日1日が濃いような充実の日々でした。

「あっという間でしたね。開幕はすぐですけど、すごく楽しみですね。新しいことに取り組んでいるし、その中で自分がどういったものを出せるのかも楽しみです。うまくいかない時もあると思うけど、そこでブレないで自分たちのやるべきことをやっていきたい。やりながら突き詰めていくという感じになると思います」

新加入選手も多い今シーズンですが、31人の選手の中で印象深い選手を聞くと…

「広教(石原選手)とか本当に成長したなと思いますね。大人になったな、と(笑)。一昨年の最後のほう、すごく良くなってたけど、他のチームを経験してまたすごくよくなってますね。存在感が前とは違うと思います。あとナオくんはレッズでも一緒にやってましたけど、やっぱりさすがだなと思います。新しく入った選手もみんなすんなり入ってるし、浮いてるなと思う選手もいないですね」と。

そして、キャプテンに指名されたことについて改めて聞きました。
「敏さんから言ってもらって、迷うことはなかったですね。自分の刺激になると思ったし、選手としても人としても大きくなれるチャンスかなと、言われた瞬間に思いました。監督にそう言ってもらえることってこれまでなかったから、純粋に嬉しかったし、期待に応えたいと思いました」

ピッチの中と外のメリハリ、本気でサッカーと向き合っていることが伝わってくる言動。
若い選手たちも日々の岡本選手の姿を見て多くのことを学んでいることでしょう。

「去年の経験も含めて、ピッチ外のことをピッチの中に引きずってはいけない。人と人がお互いにリスペクトすることは大事だと改めて感じています。今シーズンは、ベルマーレが生まれ変わる瞬間だし、自分もいい意味で変化していかなければいけない。キャプテンを務めることがひとつのきっかけになればと思っています」

開幕まであと5日。
一人ひとりが覚悟をもって臨むシーズンの幕開けです。
ぜひ、2月16日はBMWスタジアムで熱いご声援を!!

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