馬入日記

【馬入日記:1月26日】「チームに貢献する選手に」大岩一貴選手インタビュー

200126-1スペインキャンプも終盤に差し掛かってきました。
ここまで順調に、そして充実した日々を送ることができています。

今日は大岩一貴選手に話を聞きました。
大岩選手は中央大を卒業後、千葉へ加入。ルーキーイヤーからコンスタントに試合に出続け4年間を過ごしたのち2016年に仙台へ。仙台でも4年間プレーし、これまでにJリーグ出場は150試合近く。経験豊富なDFです。

始動して馬入でスタートしてから2週間以上過ごしたところですが…

「雰囲気がいいですね、入りやすかったです。新しいチャレンジは新鮮ですごく楽しいですけど、でもサッカー以前に、新しいチームになるといろいろなリズムやルールが少しずつ違うのでまだ気は使います。でもそこがまた面白いところだなと感じています。サッカー的にはまだまだ。もっとチームがやろうとしていることを理解しなければいけないし、合わせなければいけない部分があると思っています」と大岩選手。

キャプテンも務めた仙台を離れ、新たな場所へと移籍してきた思いとは。

「新しいチャレンジをしたいとは思っていました。また一からというか、新しいところに身を置きたい気持ちがあった。選択肢を持たせてもらった中で、湘南が一番成長できそうだと思って決めました。湘南はよく走る、よく練習するというイメージがあったので、もう一度そういう厳しいところで鍛えなければいけない、と。なんとなく年齢が上がるにつれて、練習量が減っていったりするのも嫌だったし、まだまだやらなければと思ったんです」

実際に入って感じたことは…

「例えば、練習前の準備とか1時間前に行ったらほぼみんないて、それぞれが練習に向けての準備をしていた。それを見て、本当に来てよかったなって思いました。それだけ練習前からみんなが準備しているから、練習自体の質も高くなる。そういう準備の大事さは忘れかけていた部分でもあったのですごくよかったと思います。あと、ラボ(RIZAP Lab)もすごくて、そこもよかったですね」と。

立ち止まらずに、まだまだ成長したいという強い意欲を感じます。
仙台でキャプテンを経験したのは2年、その前に副キャプテンも務めました。

「経験してきたことは伝えたいと思いますが、この1年2年でキャプテンをやって、いろんなことを考えて背負って、なんとなく重荷になっていたところもありました。だからまずは自分のことをしっかり突き詰めてやろうと思います。チームに対して何か+αを出していきたいと思っていますけど、まず自分のことをしっかりやって、それがチームのためになればと思っています」

30歳の大岩選手、仙台では年齢的には真ん中くらいだったそうですが、湘南では若い選手に囲まれています。「年下が多くてまだ居心地は悪いです(笑)。上になるより、下のほうが気を使わなくていいですよね。でもそういう部分も新鮮で、逆にいいなと思っています」

日々の練習、そして練習試合を重ね、今シーズンの早い開幕に備えています。

「自分の特徴は身体を張るというところなので、そういった自分ができることをまずしっかり出していきたい。ありきたりですけど、チームに貢献できる選手でいたい。それだけです、チームに貢献したいです」

シンプルであり、最も重要な目標「チームに貢献する」という思いを胸に戦う大岩選手。ぜひご期待ください!

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そして、スペインに来て2試合目、3試合目となる練習試合が行われました。
午前中はハンガリー2部のチャークバールTKと対戦し2-2の引き分け、午後はブルガリア1部のチェスカ・ソフィアと対戦し1-0で勝利しました。
キャンプ中はあと2試合行われる予定です。