馬入日記

【馬入日記:8月10日】明日はジュビロ磐田戦!野田選手インタビュー

190810鹿島戦から1週間、水曜日に王者決定戦のアトレチコ・パラナエンセ戦を挟み、明日はアウェイでジュビロ磐田と対戦します。

アトレチコ・パラナエンセ戦では、残念ながら0-4で敗れましたが、普段のJリーグとはまた違う戦いに、多くの学びを得た試合となりました。

練習後、野田選手に話を聞きました。前節の鹿島戦ではスタメン出場し躍動、得点も奪う活躍で存在感を示しました。

「試合前に曺さんから、“ミスしないようにとか周りに合わせて同じようにやるとか、そういうためにお前を出すわけじゃない。お前を出すのは点を取りにいくためだから”と言われたことですごく吹っ切れたというか、やることはひとつだなと思えた。もちろんその上で、湘南のベースである走ることや戦うといった部分を大事にしていこうと思って入りました。すごく集中して入れたと思います」

78分に交代するまで全力で戦い続けました。交代した時にはピッチから外に出ると「ベンチに戻ることもできなかった」ほど出し切って、しばらく座り込んでいたほどでした。

「きつかったです。でも楽しかった。久しぶりに自分の思うように体が動いたという感じでした。ミスもあったけど集中力が途切れることなく、交代までやれたかなと思います」

前半は0-0でしたが、いい形を作れていました。
「前半は手応えもあったけど点が取れるところもあったので、そこで取れていたらという反省もあります。でもみんなしっかり戦えていたので、それが後半の得点に繋がったかなと思います」

その後半の得点。山﨑選手が決めた先制点、起点となったのは野田選手の縦パスからでした。

「練習後の個人練習で、いつも健二さん(高橋コーチ)と練習していたことでした。しっかり止めて蹴るという部分、もちろんまだまだ良くしていかなければいけないですけど、試合で出せてよかったです」

さらにその3分後には自らゴールを決めました。

「こぼれ球を押し込む形でしたけど、点を取る人はああいうところにいるんだろうなと思った。ああいう場面でのポジショニングや予測は、なかなか難しいんですけど、ああいう形ができるようになったということは自分の中で成長できているのかなと感じられました」

その後同点に追いつかれたことは反省点ですが、最後はアディショナルタイムに劇的なゴールが生まれて勝利をもぎとりました。
坂選手の決勝ゴールの歓喜と同じくらい、いつも切磋琢磨している野田選手と山﨑選手のゴールには、サポーターの皆さんの爆発的な喜びを感じました。

さぁ明日は磐田戦!チームがさらに上にいくためにどんなことが大切だと感じているでしょうか。

「この前のアトレチコ・パラナエンセ戦を見ていても感じましたが、止めて蹴る、出して動くというところの質をもっと高くしていけばもっと上の順位にいけると思っています。みんな走れるし、教えられたことはしっかりできるので、そういう部分で個々がもっともっとレベルアップしていければ。あと13試合なので、一戦一戦集中して頑張りたいです」

明日のヤマハスタジアムは全席完売とのこと。
サポーターの皆さんと共に、湘南らしい戦いで勝点3を目指します。