MATCH試合結果

2025JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第1戦 vs サンフレッチェ広島

9月3日(水)19:03キックオフ @ レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ サンフレッチェ広島 AWAY
湘南ベルマーレ 3 1 前半 1 2 サンフレッチェ広島
2 後半 1
41分 鈴木 章斗
49分 奥埜 博亮
90+2分 二田 理央
得点者
15分 加藤 陸次樹
86分 木下 康介
選手 シュート シュート 選手
GK 81 吉田 舜 0 STARTING
LINEUP
0 チョン ミンギ 26 GK
DF 22 大岩 一貴 0 1 塩谷 司 33 DF
DF 32 松村 晟怜 0 0 山﨑 大地 3 DF
MF 50 藤井 智也 1 1 佐々木 翔 19 DF
MF 18 池田 昌生 1 0 田中 聡 14 MF
MF 6 ゼ ヒカルド 0 1 新井 直人 13 MF
MF 66 松本 大弥 2 1 川辺 駿 6 MF
MF 25 奥埜 博亮 1 1 菅 大輝 18 MF
FW 27 ルイス フェリッピ 2 1 中島 洋太朗 35 FW
FW 10 鈴木 章斗 2 1 加藤 陸次樹 51 FW
FW 28 太田 修介 1 1 ヴァレール ジェルマン 98 FW
GK 31 真田 幸太 SUB 田中 雄大 21 GK
DF 4 舘 幸希 0 0 マルコス ジュニオール 10 MF
DF 23 松本 果成 0 中野 就斗 15 MF
DF 33 髙橋 直也 0 東 俊希 24 MF
MF 15 奥野 耕平 0 越道 草太 32 MF
FW 9 小田 裕太郎 0 小林 志紋 45 MF
FW 29 渡邊 啓吾 0 0 ジャーメイン 良 9 FW
FW 72 二田 理央 4 1 木下 康介 17 FW
FW 77 石井 久継 前田 直輝 41 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆68分 6 ゼ ヒカルド
◆90+5分 81 吉田 舜
14 シュート 9
◆40分 33 塩谷 司
◆70分 24 東 俊希
8 ゴールキック 7
4 コーナーキック 3
11 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 2
1 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆41分
10 鈴木 章斗
中央 直接FK 27 右足S 相手GK クリア 28 → 10 右足S
◆49分
25 奥埜 博亮
右 50 ↑ 中央 10 ヘディングS ポストかえり 25 左足S
◆90+2分
72 二田 理央
中央 72 右足S 相手DF こぼれ球 9 ↑ 72 シュート
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆15分
51 加藤 陸次樹
左 98 → 中央 35 ↑ 51 ヘディングS
◆86分
17 木下 康介
中央 3 ヘディング 相手DF クリア 35 ↑ 17 ~ 左足S
選手交代
◆46分
32 松村 晟怜 → 4 舘 幸希
◆60分
27 ルイス フェリッピ → 9 小田 裕太郎
◆78分
50 藤井 智也 → 72 二田 理央
◆90分
6 ゼ ヒカルド → 15 奥野 耕平
10 鈴木 章斗 → 29 渡邊 啓吾
◆61分
13 新井 直人 → 15 中野 就斗
6 川辺 駿 → 9 ジャーメイン 良
18 菅 大輝 → 24 東 俊希
◆76分
98 ヴァレール ジェルマン → 17 木下 康介
◆83分
51 加藤 陸次樹 → 10 マルコス ジュニオール
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
6,309人 曇、弱風 30.2℃ 63% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
牧 弘和 飯田 淳平 赤阪 修 中澤 涼
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
川俣 秀 中村 太 船橋 昭次 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

ホームで勝ちたいという思いを共有し、この試合に向かって選手と臨みました。もちろんレギュレーション上では、試合で勝てるかどうかが重要ですが、広島さんはメンバーを大きく変えてこないのではないかという予想の中で、変えても本当に質の高い選手が多いので、どういう戦いをするかということを選手全員が明確に持って準備しました。

どうしても勝ちたい試合でした。最後は運もあったと思いますが、選手だけでなく、スタジアム全体で背中を押してくれた皆さんの思いも乗った結果だと思います。嬉しい気持ちはありますがもうひとつ試合があるので、しっかりとした戦い方をして次に進むことがこのルヴァンカップの大きなタスクだと思っています。気を緩めることなく、短い時間でしっかり準備したいと思います。

本当に皆さんには感謝していますし、次はアウェイになりますが背中を押していただければと思います。

山口監督 質疑応答

前半からチームとして良い形でボールを奪えていたが。

そうですね。良いかどうかは分かりませんが、自分たちがやらなければならない部分ではありましたし、広島さんの戦い方やメンバー構成も含めて全員がしっかりと共有してくれたと思います。それぞれが役割を果たしてくれたと思います。

後半開始からの舘幸希選手の投入について。

(松村)晟怜の状態が良くなかったというのもひとつの要因ですし、あの場面でやられそうな雰囲気もありました。加藤選手のところがはっきりしていなかったというのもありますし、舘を使いたかったという単純な意図もあります。

色々な要素が絡んでいるのでこれが理由だという明確なものはありませんが、守備の所で対応をしっかりしてもらいたかったというのがひとつ。また、左サイドは攻撃面で距離を取れていたので、そこを締めてほしいという思いで投入しました。

前回退場してしまい、今日もまた何か起こしてしまうのではないかというネガティブな見方があるのは事実です。だからこそ、そこに打ち勝ってほしいという思いもありました。僕自身は今日に向けて準備をして、出場してもらうというシンプルな考えです。そういった思いも吹き飛ばしてほしいという気持ちもありました。だからこそ、そこに打ち勝っていく強さが必要です。

僕は今日戦えると思って起用しました。プレーに関しては、良いところも悪いところもありましたが、よくやってくれたと思います。

久しぶりの勝利を次にどう活かすか。

本当に嬉しい勝利です。ただ、レギュレーションがまだ残っている大会なので、どう繋げていくかが重要です。それをリーグ戦にも繋げていかなければいけないと思います。

その中での人選でもありますし、残りのルヴァンカップもリーグ戦もそうですし、後悔のないように戦っていかなければならないと思います。色々な状況で背負うものが多くなってしまっている分、背中を押してあげられるような戦い方をしていきたいと思いますし、それを結果として繋げる必要があると感じています。本当に嬉しいですが、それが今の一番の気持ちです。

選手コメント

FW10鈴木 章斗
鈴木 章斗

(先制されたあと章斗選手がみんなに話をしていたが?)
前節のガンバ戦で少し僕が気になったところで言うと、追いつかれてからそのままズルズル入ってしまったという想いがありました。あそこでもう1回まとまってできればまた違ったと思ったので、ここからどうするべきなのかみんなで話し合った。それで追いつきましたし、よかったかなと思います。2点目を決められたときも、ここから守るのか、点を取りに行くのか、なかで話していた。でも全体的に悪くなかったので、それまでどおりやれば行けると思っていましたし、みんなも共通認識があったので意識を合わせて、それが結果に繋がったかなと思います。

(同点ゴールについて、ルイスフェリッピ選手のシュートのこぼれ球は予測していた?)
枠に入ればなにか起こると思っていましたし、映像を見直したら湘南の選手はこぼれを狙っていた。あの場面はほんとになにか起こると思っているので、それが結果に繋がったかなと思います。

(前節のガンバ戦は出場停止だったが、刺激を受ける部分もあったのでは?)
そうですね、刺激しかなかったですし、逆に上から見てなにが足りないのかを感じました。ガンバ戦の前からミーティングで、得点を取りに行く、取られても取り返すとみんなで話していたので、アグレッシブに行った結果ああいうゴールが生まれたと思いますし、FW2人が決めたので、うれしかったですけど悔しさもありながら、今日は僕も必ずチームに貢献しなければいけないと思っていました。

(足りないと感じたところは?)
一つひとつのプレーに対して一喜一憂というか、ミスをすると消極的になったり、でもそれは90分を通してみるといらないことだと思いました。カミくん(上福元直人)も上からずっと見ていて、そうやってチームに言ってくれましたし、90分を通して勝利を捉えるところが足りなかったと思います。

FW72二田理央

(自身のゴールをどう振り返るか?)
言いたくはないんですけど、正直ちょっとなにが起こったか分からなくて、ボールの行方を辿ったらゴールにありました。

(とはいえ、2試合連続ゴールとなるが、手応えはあるか?)
そうですね、試合に出してもらい、前節もゴールを決められた。今日は途中からでしたけど、つねにゴールを目指そうと思っていますし、(小田)裕太郎くんのシュートのこぼれ球に詰めようという意図はありました。自分の背中に当たってゴールに入ったので、そこは運がよかったんですけど、ゴールに向かう姿勢は見せられたかなと思います。

(背中に当たった瞬間はどんな感じだったのか?)
裕太郎くんのシュートモーションが見えたので、避けて、こぼれ球に詰めようかなと思っていたところで自分の背中に当たったので、ほんと運がよかったです。裕太郎くんにはごはんでもご馳走しないといけないなっていう(笑)。

(2-2となったが、チームとしては点を取れる感覚があった?)
そうですね、チームの流れ的にはかなり押し込まれている、相手にボールを持たれている時間が多いなかで、自分が入るまでみんなほんとに頑張ってくれていたと思う。自分が入ってからも厳しい状況は続いたんですけど、まだチャンスはあると思っていたし、自分と裕太郎くんと章斗が前にいたので、ロングボールを章斗が競ってくれてその背後に自分と裕太郎くんが走ったり、3人で完結できるかなと思っていました。

GK81吉田舜

(加入後初出場、自身にとっても久しぶりの公式戦だったが落ち着いて入れたか?)
そうですね、緊張するなんてもったいないと思ったので、いま出せるものを出して、浦和で2年半悔しい想いもしたので、まずは試合に出られる喜びを持って頑張ろう、楽しもうと思いました。

(自身のプレーをどう振り返るか?)
広島は非常に強いので、チームみんなで少し相手をリスペクトしてしまう部分が多かった。もっとチャレンジ精神を持ってやれればと思いましたけど、でも楽しかったです。

(キックの使い分けが印象的だったが?)
いろいろ考えてはいます。監督には横から言われることも頭に入れながら、自分のいまできるプレー、チームのためになるプレーを意識してやりました。でも反省点としては、監督が言うようにもうちょっと下で繋ぎたいなというのはありますね。相手は前に強いので、もっと足元の技術でみんなでパスを繋いで崩せたら理想なんですけど、今回は相手の圧もあり、リスペクトもあったので、ロング気味のキックが自分は多くなりました。

(クロスにも積極的に出て対応していたが?)
クロスのキャッチやパンチングは個人的に得意としているので、それが結果的にチームの助けになると思っていた。相手はクロスが多いこともあったので、意識していました。

(チームの待望の勝利に貢献したが?)
でも2失点したので反省点は多いです。次がんばります。

FW9小田 裕太郎
小田 裕太郎

(自身のシュートが3点目に繋がったが?)
たぶんだいぶ枠を外れていて、そうしたら理央がいたので、背中に当たってよかったです。アシストですね(笑)。

(チームとしてゴールの匂いが増している印象があるが?)
そうですね、今日ベンチから見ていても、前半先制されましたけど、それまでもそのあともチャンスはありましたし、点も取れている。ガンバ戦の週にミーティングで、「楽しむことを忘れずに」「攻撃にもっとこだわろう」という話が智さんからあって、みんながその意識を持っていることも大きいと思います。今日はボールを持たれる時間も多かったですけど、自分たちが持ったらチャンスになっているシーンがここ2試合は多いので、そこはみんなポジティブに捉えていると思います。