MATCH試合結果

2025JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第2戦 vs サンフレッチェ広島

9月7日(日)18:33キックオフ @エディオンピースウイング広島

HOME サンフレッチェ広島 湘南ベルマーレ AWAY
サンフレッチェ広島 4 1 前半 1 1 湘南ベルマーレ
3 後半 0
23分 加藤 陸次樹
61分 ジャーメイン 良
90+4分 ヴァレール ジェルマン
90+8分 中野 就斗
得点者
37分 鈴木 章斗
選手 シュート シュート 選手
GK 26 チョン ミンギ 0 STARTING
LINEUP
0 吉田 舜 81 GK
DF 33 塩谷 司 3 0 大岩 一貴 22 DF
DF 3 山﨑 大地 0 0 中野 伸哉 47 DF
DF 19 佐々木 翔 0 0 藤井 智也 50 MF
MF 14 田中 聡 0 0 松本 大弥 66 MF
MF 15 中野 就斗 1 0 池田 昌生 18 MF
MF 35 中島 洋太朗 3 1 ゼ ヒカルド 6 MF
MF 24 東 俊希 0 0 奥埜 博亮 25 MF
FW 41 前田 直輝 0 0 ルイス フェリッピ 27 FW
FW 51 加藤 陸次樹 1 3 鈴木 章斗 10 FW
FW 9 ジャーメイン 良 4 0 太田 修介 28 FW
GK 21 田中 雄大 SUB 真田 幸太 31 GK
MF 6 川辺 駿 0 舘 幸希 4 DF
MF 10 マルコス ジュニオール 0 小野瀬 康介 7 MF
MF 13 新井 直人 平岡 大陽 13 MF
MF 18 菅 大輝 茨田 陽生 14 MF
MF 30 トルガイ アルスラン 奥野 耕平 15 MF
FW 17 木下 康介 1 0 鈴木 雄斗 37 MF
FW 39 中村 草太 0 3 小田 裕太郎 9 FW
FW 98 ヴァレール ジェルマン 1 0 二田 理央 72 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
14 シュート 7
◆13分 66 松本 大弥
3 ゴールキック 9
5 コーナーキック 3
11 直接フリーキック 5
2 間接フリーキック 2
1 オフサイド 2
1 PK 0
得点経過
◆23分
51 加藤 陸次樹
右 15 → 41 ~ 中央 → 51 右足S
◆61分
9 ジャーメイン 良
PK 9 左足S
◆90+4分
98 ヴァレール ジェルマン
PK 9 左足S
◆90+8分
15 中野 就斗
中央 17 → 98 → 相手DF カット こぼれ球 15 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆37分
10 鈴木 章斗
右 50 ~ → 中央 27 → 10 ~ 右足S
選手交代
◆46分
24 東 俊希 → 39 中村 草太
◆64分
41 前田 直輝 → 17 木下 康介
◆73分
51 加藤 陸次樹 → 98 ヴァレール ジェルマン
◆46分
50 藤井 智也 → 37 鈴木 雄斗
27 ルイス フェリッピ → 9 小田 裕太郎
◆57分
18 池田 昌生 → 72 二田 理央
◆73分
6 ゼ ヒカルド → 7 小野瀬 康介
◆85分
28 太田 修介 → 4 舘 幸希
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
23,694人 晴、無風 30.2°C 72% 全面良芝 90分(延長30分)
コミッショナー 主審 副審 副審
山本 弘之 福島 孝一郎 坂本 晋悟 安藤 康平
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
今村 義朗 山本 雄大 三原 純 石川 暁子

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

非常に悔しい試合になりました。第1戦のアドバンテージは無いと思って戦うことを意識して入りました。失点のところで言うと、前半の守備の位置が決まらなくてズルズル下がってしまったのは、昨日練習で確認したところと違ったのが難しくしてしまったと思います。

アウェイに駆けつけてくれたたくさんの方にいいゲームを見せられず残念ですが、終わってしまったので残りの残留に向けてやるしかない、それだけです。今日のパフォーマンスをしていると厳しいと思いますし、もう一回全員でやっていきたいと思います。

山口監督 質疑応答

前半攻め込まれていたが、ハーフタイムの声掛けはどうだったか。

まず、ルイス(フェリッピ)のところ、頂点のところでしっかりと前をつけていくこと。相手のボランチがその脇でプレーしているところに対してのところ、佐々木選手、塩谷選手のところには昌生(池田)と章斗(鈴木)が行けるように。

左の東選手と、右の中野選手のところには前半で言うといけないところがあったので、そこに対していけるような位置を決めること。後半は立ち上がりが少しいけたと思うので、そういうところで長い時間というか、やること、あとはそういうところでもっとボールを動かす、受ける勇気を持って入ったにも関わらず、という部分がありました。

中野伸哉選手が先発出場したが。

やはり広島さんに対して受けるゲームをしたくなかったので選びました。彼の良さはすごく出ていたと思うし、チーム全体としてすごく良かったというのがありましたが、単発になってしまった。狙いとしては守備のところよりはそういうところで時間を使いたかったというところがありました。

いい戦いはできていたと思うが、これからの残留に向けて。

いい戦いをしたというよりも、結果に繋げていかなければいけないと思っています。今日でいうと、完全に力負けです。PKや最後のクロス、最初のクロスもそうですし、人がいるのに防げていない場面が多かった。あと半歩、一歩、防げていないので。

最後のところはPKはいらなかったと思います。滑る場所でもなかったです。そういった部分を、チームとしてもっと共有していかないといけない。場所の意識ももっと考えていかないといけないと思います。

ルヴァンカップが終わったが、リーグ戦に繋がるような収穫はあったか。

この悔しさをどうしていくかは僕ら次第です。それをしっかりと表現できるように自分もオーガナイズしないといけないと思います。今日のゲームでは前への推進力の部分では作りが無いと単発になってしまうのでGK含めてやるところ。そういった選手を選んでいくのが僕の仕事ですし、短い期間の中でそれをどう次のリーグ戦の相手に落とし込んでいけるかが重要だと思っています。

選手コメント

MF18池田 昌生
池田 昌生

(前半は守備の面で難しい展開に見えたが?)
そうですね。どういう戦い方でいくのかという統一感がピッチのなかで少しギャップがあるように感じました。1点リードしている状況も理解しているなかで、もちろんボールを奪いに行こうと試合に入ったんですけど、頭の片隅でブロックをつくって耐えようと思っているひとがいたかもしれないし、それがプレーに出て、後ろと前で間延びもあったと思う。ただ、難しさはありましたけど、そんなことは関係なしに自分たちのよさや強みをもっと出したかったし、ほんとに悔しいです。ここまで積み上げてきたものがあったし、このアウェイ広島戦でひとつ勝ち上がったらチャンスだと思っていたので、負けてしまったことが悔しいし、そのなかで自分が90分間ピッチで走り切れなかったことも悔しいです。

(広島に感じたこと、また課題や収穫をどんなふうに捉えているか?)
サッカーのスタイルやアイデンティティは違うので一概には言えないけど、個人としてもチームとしても力の差を痛感したのは事実としてあるし、ほんとにこういう強いチームになっていかなければいけないと感じました。一人ひとりが高い意識で上のレベルを目指してやっていかなければいけないと思います。収穫としては、ホームで広島を相手に勝てたことはポジティブなところだと思う。2戦のトータルでは難しかったですけど、ホームでの戦いは全員がゴールに向かうことや、執念というか気持ちの部分は出せていたと思う。やはりそういうところが大事だと思うので、そこはポジティブな点かなと思います。

(リーグ戦は続いていくが?)
魂を見せたいです。

DF22大岩 一貴
大岩 一貴

(前半は守備の面で難しい展開に見えたが?)
1戦目のイメージで入ったんですけど、相手が変えてきたところもあって、うまくいかない感覚はありました。全体的に少し引いてしまったところはあるかもしれないです。

(相手が変えてきたとは?)
走る選手と後ろに下がる選手が増えて、ボランチがボールを受けに下がってこっちの人数が足りないというか、前に出られない感覚はあったかもしれないです。後半はもう少し行こうと修正しました。

(失点が続いているがDFとして思うところは?)
最後の失点など、キワのところは埋めていくしかないけど、第1戦の1点目とか、今日の1点目とか、ああいう失点をなくさないと難しいと思う。守れるんじゃないかというところ、もちろんすべてに言えますけど、とくに今日と第1戦の1点目に関してはもったいないと思います。もう一歩詰めるとかもう一歩戻るとか、そういうところはみんなで出していきたい。

(ルヴァンカップは敗退となったが、リーグ戦にどう活かすべきか?)
いい相手と2試合できたことはポジティブに捉えて、反省を活かしたい。今日は広島の強度がすごくあったと思うので、そこをしっかり活かしたいし、活かさないと難しくなってくると思う。ただ、全員でしっかり耐えるところは少しずつできてきたと思うので、できているところはもっともっとやっていきたいし、耐えきるところも力を付けていきたいと思います。

DF47中野伸哉

(加入後初出場となったが自身のプレーについてどう振り返るか?)
落ち着いてプレーできたかなと思います。ビルドアップでは前にボールをつけられましたし、守備でもやれたかなという印象はあります。

(決勝点の場面をどう振り返るか?)
僕のほうからサイドに寄せて、逆サイドに振られてそこからのクロスだった。目線を変えるのが広島の選手たちは上手かったので、思うようにやられたかなと思います。

(チームとして改善点はどう感じるか?)
勝つためには失点してはいけないですし、ラインアップも今日は言われていた。後半は多少強気でラインアップできたかなと思いますけど、押し込まれる展開が続き、チームとして疲労が出てきたなかで隙が出たと思います。

(なかでプレーして感じたことは?)
後ろからロングボールを蹴ってそれを収めてカウンターというパターンしかなかったので、そこでひとつ呼吸を置いてマイボールで押し込めたら僕たちもラインアップできますし、それをすることで自分たちが主導権を持ってプレーできるかなと思います。

(自身もそこで貢献したいと考えているか?)
そうですね、やはり押し込まれる展開になり続けると一方的にやられるので、そこをどう打破していくかが大事ですし、押し込んでビルドアップすることはチームとしても個人としてもやっていきたいと思います。

(リーグ戦は続いていくが?)
リーグ戦にもしっかり絡んで、残留という結果をチームにもたらしたいと思います。

MF66松本大弥

(前半をどう振り返るか?)
前半は守備の高さが中途半端になり、簡単に裏のスペースを空けて走らされているという印象でした。後半はウイングバックにしっかりプレスをかけ、しっかり押し返して、ラインを上げようと話してやっていました。

(結果的には後半に差をつけられてしまったが、どう感じているか?)
奪ったあとのカウンターで何回かいいシーンはありましたけど、それだけしかなかった。前半に比べたら守備は多少うまくいきましたけど、回して自分たちの時間をつくらないと、きついところはあるかなと思います。

(後ろからのビルドアップの面で、どのように貢献したいか?)
そこは自分中心に繋げる選手でしっかりつくっていかなければいけないと思っていますけど、自分たちだけではできないので、周りの準備も必要だと思います。今日は守備で体力を使った分、攻撃でなかなか準備ができなくて、シンプルに蹴ってしまう回数が増えてしまった印象です。

(ルヴァンカップは敗退となったが、リーグ戦にどう繋げていきたいか?)
広島に1勝できたことはポジティブに捉えて、次の鹿島戦に繋げていかなければいけないと思います。