MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第36節 vs アルビレックス新潟

11月8日(土)15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ アルビレックス新潟 AWAY
XXXX 5 2 前半 0 2 XXXX
3 後半 2
26 > 29 勝点 23 > 23
35分 鈴木 章斗
38分 平岡 大陽
52分 小野瀬 康介
70分 鈴木 章斗
72分 奥野 耕平
得点者
85分 長谷川 元希
90+1分 マテウス モラエス
選手 シュート シュート 選手
GK 31 真田 幸太 0 STARTING
LINEUP
0 田代 琉我 21 GK
DF 4 舘 幸希 0 0 藤原 奏哉 25 DF
DF 32 松村 晟怜 0 0 ジェイソン ゲリア 2 DF
DF 47 中野 伸哉 1 0 舞行龍 ジェームズ 5 DF
MF 7 小野瀬 康介 2 0 堀米 悠斗 31 DF
MF 66 松本 大弥 0 1 白井 永地 8 MF
MF 14 茨田 陽生 0 2 長谷川 元希 41 MF
MF 13 平岡 大陽 3 0 島村 拓弥 28 MF
FW 28 太田 修介 2 0 高木 善朗 33 MF
FW 10 鈴木 章斗 4 1 奥村 仁 30 MF
FW 72 二田 理央 4 2 谷口 海斗 7 FW
GK 81 吉田 舜 SUB 藤田 和輝 1 GK
DF 8 大野 和成 0 早川 史哉 15 DF
MF 15 奥野 耕平 1 千葉 和彦 35 DF
MF 17 田村 蒼生 0 小原 基樹 14 MF
MF 18 池田 昌生 0 1 新井 泰貴 22 MF
MF 37 鈴木 雄斗 植村 洋斗 50 MF
MF 50 藤井 智也 0 0 若月 大和 18 FW
FW 27 ルイス フェリッピ 1 1 マテウス モラエス 55 FW
FW 77 石井 久継 0 ブーダ 65 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆48分 7 小野瀬 康介
18 シュート 8
◆75分 55 マテウス モラエス
3 ゴールキック 10
4 コーナーキック 1
8 直接フリーキック 10
1 間接フリーキック 3
1 オフサイド 3
0 PK 1
得点経過
◆35分
10 鈴木 章斗
中央 31 ↑ 10 ~ 右足S
◆38分
13 平岡 大陽
右 10 → 72 ~ 中央 → 13 左足S
◆52分
7 小野瀬 康介
中央 7 → 72 → 7 右足S
◆70分
10 鈴木 章斗
中央 10 → 47 ~ → 10 右足S
◆72分
15 奥野 耕平
左 47 ↑ 中央 相手DF クリア 15 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆85分
41 長谷川 元希
PK 41 右足S
◆90+1分
55 マテウス モラエス
中央 14 ~ → 25 → 55 ~ 左足S
選手交代
◆64分
7 小野瀬 康介 → 18 池田 昌生
72 二田 理央 → 27 ルイス フェリッピ
◆71分
14 茨田 陽生 → 15 奥野 耕平
13 平岡 大陽 → 77 石井 久継
◆79分
28 太田 修介 → 50 藤井 智也
◆43分
28 島村 拓弥 → 55 マテウス モラエス
◆57分
2 ジェイソン ゲリア → 15 早川 史哉
33 高木 善朗 → 22 新井 泰貴
30 奥村 仁 → 18 若月 大和
◆77分
7 谷口 海斗 → 14 小原 基樹
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,505人 曇、弱風 17.4℃ 37% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
橋本 健一 飯田 淳平 熊谷 幸剛 岩﨑 創一
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
上原 直人 御厨 貴文 俵 元希 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

毎試合、特にホームでは多くの声援をいただきながら今季も戦ってきましたが、残留を果たせず非常に申し訳ない気持ちがあります。その中で迎えた今日の試合は非常に難しい試合でした。相手も同じような状況で、その中でも差を見せたかった試合でした。準備期間も含めて今まで積み上げてきたものでアドバンテージがあると思っていましたし、どう表現するのか、どう繋がるかが大事な試合でした。

選手たちは非常に実直にシンプルにプレーしてくれましたし、やるべきことを徹底してくれた90分だったと思います。もっと得点を取りたかったですし、失点は避けたかったという思いはありますが、それよりもホームで勝利を見せられたこと、勝ちがない中で勝てたことは大きかったと思います。

残り2試合に向けて、もう一回見せたいという気持ちが強く湧いています。本当に感謝の気持ちしかありませんし、残り1ヶ月しっかりと戦っていきたいと思える試合になりました。

山口監督 質疑応答

リーグ戦20試合ぶりの勝利となったが。

1試合勝っても20試合ぶりに勝っても、勝つ時はいい雰囲気です。それぞれ悔しさがある中で迎えた今日の試合だったので、勝てなかったらと思うこともあったと思う中で結果が出たことで、ほっとした所は事実です。

試合後に選手にかけた言葉は。

毎試合同様、次の準備をしっかりしようということと、感謝の気持ちを伝えました。この準備期間で出したものを次に繋げなければいけないという話もしました。特別な言葉をかけたわけではないですけれど、今日は夏に加入した選手や、新たに来た選手にとってリーグ戦初勝利となったこともあり、そういった点にも触れながら話をしました。

難しい準備期間でのマネジメントについて。

非常に難しい準備期間でした。
選手たちはやろうとしてくれていましたし頑張ってくれていましたが、モチベーションをどう保つか、チームとして何を拾い何を求め何を託すかという部分が非常に難しかったです。それでも、今日の相手には勝ちたい、勝たなければいけない相手でしたし、未来に向けて個人だけでなくチームとしても一歩踏み出す必要がありました。

私自身も退任が決まってからの準備でしたが、辞めるから、残留できなかったからではなく、常に自分たちのマックスを求めて準備してきました。選手たちは本当に理解してプレーしてくれました。

夏に加入した選手が初めて勝利できましたし、そして今日は(TEAMMATESの)ゆうとくん(玉木結人選手)も来てくれて、みんなでその勝ちを分かち合えたことが何より良かったと思います。準備期間がどうだったかというよりも、今日勝つことができて本当に良かったという気持ちが強いです。

残り2試合に向けて。

本当に申し訳ない気持ちがあります。どれだけ謝っても取り戻せるものではありませんが、未来に向けて自分が関われる中で選手とともに表現していく責任があると思っています。この4年と少しの中で積み上げてきたゴールに向かう姿勢や、今日のように得点を奪う所は大切な所です。

一方で、守備の甘さから失点してしまった場面はしっかりと締めていかなければいけないと思いました。そうしたゲームを通じて、勝利に繋げられるように準備期間を大切にし、当日に最大限のパフォーマンスを発揮できるようマネジメントしていきたいと思います。

選手コメント

FW10鈴木 章斗
鈴木 章斗

(組織的な守備が機能していたと思うが?)
やることは変わっていないですけど、一人ひとりの球際の部分だったり奪い切れたところが得点にもつながったかなと思います。

(先制点をどう振り返るか?)
攻めているときは(相手DFと)1対1になっていたので、狙い目だなと個人的に思っていました。GKが持ったときに来るかなと思って走り出して、落下点は合わなかったので、跳ばずに流れたらラッキーだなと思っていた。あとは相手のまえにしっかり入ることを意識しました。コースは甘かったですけど、入ってよかったなと思います。

(自身の2点目はどう振り返るか?)
奪ったあとに(中野)伸哉が走り出していたのでそこを使いました。なかにも走り出している選手がいたので、どちらも選べるような選択肢のなかで、ビルドアップに参加したあとに入っていくことが自分の課題だったので、しっかりスプリントして入って行った。あとはいいボールが来たので流し込むだけでした。

(久々の勝利だが、どのように感じているか?)
降格が決まったなかでこれだけ多くのサポーターの方が来てくれていましたし、もう1回みんなで勝ちたいという想いもあった。勝つことによって雰囲気もよくなりますし、ほんとに勝つことは素晴らしいなと思いました。

(降格が決まってこの試合に臨むのは難しかったと思うが、今日の勝利の意味は?)
自分たちが今年なにをやってきたのかというものが少し見せられたのではないかなと思うので、そういった意味でもよかったと思います。

MF13平岡 大陽
平岡 大陽

(組織的な守備が機能していたと思うが?)
前節の福岡戦では個人的に守備がうまくいかなかった。やはりコミュニケーションを取って、自分がいま誰を見ているかとか、味方に受け受け渡してからプレスに行くこととかがすごく大事だと実感した試合だったので、この2週間はそういうところを意識したし、練習試合でも(中野)伸哉とかとコミュニケーションを取りながらやっていた。今日はそれが出たと思うのでよかったと思います。

(自身のゴールをどう振り返るか?)
あの場面も練習試合通りでした。(二田)理央がゴリゴリ行けるので、練習試合ではファーで合わせたんですけど、今日も信じて走ったらいいボールが来た。ゴール前にたくさん入ったら1回はチャンスが来ると思いました。

(久々の勝利だが、どのように感じているか?)
リーグ戦は半年ぶりぐらいですし、降格が決まって残念な気持ちはすごくあるけどそれも現実。今日を含めて残り3試合、あと1カ月以上あるなかで、どういう期間にするかはすごく大事だとチームとして共有していましたし、これからもサッカー人生が続いていくなかで、落ち込んでいてもいいことはひとつもないし、現実に目を背けずにやるべきことをやることが大切だと思うので、変わらず緊張感を持って過ごすことができた。今日の試合もいつも通り入れたので、それがよかったのではないかなと思います。

(降格が決まったなかでもたくさんの方が応援に来ていたが?)
いつもと変わらないか、それ以上の声援を送ってくれました。(降格の)結果は変わらないなかでも多くのサポーターの方がポジティブな発信をしてくれてすごくうれしいですし、勝ってそれに応えられたことはよかったかなと思います。

MF15奥野 耕平
奥野 耕平

(自身のゴールをどう振り返るか?)
交代で入ってすぐだったのと、点差もあったので、気持ちよく振れたところはありました。こぼれ球が来た瞬間に打とうと決めていたので迷わず振り切りました。あとはたまたまうまいところに吸い込まれていった感じです。

(これまで同様の場面ではシュートをふかすこともあったが?)
今週の練習でも4本ぐらいふかしていてそのイメージがあったので、抑えるだけ抑えようと思った結果、ああいう吸い込まれていくゴールになってよかったなと思います。GKに触られていなかったらもっと豪快な感じでしたけど、僕らしくないゴールでした。でも途中出場の選手が結果に絡むことはチームにとってプラスだと思うので、もうひとつ取れればいいなと思います。

(監督の退任が発表されたあとの試合だったが?)
自分としても責任を感じていますし、自分が一度サッカー選手として試合に出られないタイミングで救ってくれた監督、ひとりの人間として救ってくれたひとなので、こういう結果になってしまってほんとに申し訳ないと思っています。最後いい形で締め括れるように恩返しをしていきたいと思います。

(もうひとつ取りたい?)
そうですね、智さん(山口監督)に恩返しということで、勝利に導くゴールを決めたいなと思います。

GK31真田 幸太
真田 幸太

(久々の勝利だが、どのように感じているか?)
みんなが笑顔になっている姿を見られて率直にうれしいです。

(組織的な守備が機能していたと思うが?)
難しい気持ちはみんなが持っているなかで、準備する時間がいつもより1週間多かったので、この試合に向けて全員でつながる部分を出そうと話していた。つながった結果、組織的な守備になったのかなと思います。

(先制点は真田選手のロングボールから生まれたが?)
智さん(山口監督)から、日頃から優先順位として前から見るように言われているなかで、前を見て決断しました。キックの質のところはあまり納得がいってないですけど、(鈴木)章斗がうまく入れ替わり、うまく沈めてくれたことが得点につながったと思います。

(何度も繰り返し最終ラインの背後をケアをしていたが?)
自分は背後のカバーは正直苦手だったんです。小学校のときに「かまぼこ」と言われていて、かまぼこって板に付いているじゃないですか。つまり板付きということですが、成長という意味では飛び出していかないといけないし、智さんからも日頃から背後の安心感を与えてくれと言われている。その結果が今日のプレーだったり、背後のカバーにつながっているかなと思います。

FW28太田修介

(湘南に加入して初めて右サイドでプレーしたが?)
練習試合でもやっていたのでスムーズに入れたかなと思います。

(攻守において組織的につながっていた印象だが?)
監督からもつながるところは言われていたので、近い選手とどれだけつながれるか、遠い選手とどうやってつながるか、そこはすごく意識していました。

(久々の勝利だが、どのように感じているか?)
夏に加入して以来リーグで勝てずに降格してしまい、夏に来たのにチームの力になれなかったことが僕のなかでずっとモヤモヤするものがありました。降格は決まってしまいましたが、今日チャンスをもらえたので、ほんとに勝ちたいという気持ちだった。いい試合ができてよかったなと思います。

(相手が古巣だったことは気持ちに影響したか?)
そうですね。自分が移籍した理由を表現しなければいけないと思ったし、湘南に来て自分が取り組んでいるものを前面に出していくことはすごく意識していました。でもゴールやアシストという目に見える結果が欲しかったので、正直に言うと物足りない気持ちのほうが強いです。点を取りたい、アシストしたいという気持ちがあるので、まだまだですね。

MF66松本大弥

(組織的な守備が機能していたと思うが?)
ウイングバックがサイドバックに出ていって、前から圧力をかけることをみんなで意識していました。相手が流動的で難しいところはあったけど、自信を持って前から行けたので、何回か引っ掛けられたシーンはあったかなと思います。ただ後半はズレの部分で距離が長かったりしたので、なんとかやり切った感じでした。前半は非常によかったと思います。

(久々の勝利だが、どのように感じているか?)
やはりサッカー選手としてやっているうえでは勝つことがいちばんモチベーションや自信につながると思うので、そこの部分でなかなか自分の自信を保つのは難しかったですけど、こうやって今日勝てたことによって自分たちはできるんだという自信になりました。

(降格という結果ついてはどのように受け止めているか?)
勝ちに貢献できなかったことはほんとに申し訳なく思っていますし、自分の実力のなさでもあると思います。ただ、結果は結果として切り替えてやるしかないと思っています。

(次戦にどのように臨むか?)
降格は決まっていますけど、終わり方は自分たちにとってもサポーターの皆さんにとっても大事なことだと思うので、いいサッカーをして勝ちにつなげたいと思います。