MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第32節 vs 横浜FC

9月28日(日)17:03キックオフ @ニッパツ三ツ沢球技場

HOME 横浜FC 湘南ベルマーレ AWAY
横浜FC 1 1 前半 0 0 湘南ベルマーレ
0 後半 0
28 > 31 勝点 25 > 25
32分 細井 響
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 24 ヤクブ スウォビィク 0 STARTING
LINEUP
0 真田 幸太 31 GK
DF 22 岩武 克弥 0 0 舘 幸希 4 DF
DF 2 ンドカ ボニフェイス 0 1 中野 伸哉 47 DF
DF 5 福森 晃斗 0 0 鈴木 雄斗 37 MF
MF 8 山根 永遠 0 0 池田 昌生 18 MF
MF 4 ユーリ ララ 0 0 松本 大弥 66 MF
MF 76 山田 康太 2 1 ゼ ヒカルド 6 MF
MF 70 細井 響 1 1 小野瀬 康介 7 MF
FW 10 ジョアン パウロ 1 3 鈴木 章斗 10 FW
FW 23 窪田 稜 1 0 ルイス フェリッピ 27 FW
FW 9 櫻川 ソロモン 4 0 太田 修介 28 FW
GK 21 市川 暉記 SUB ポープ ウィリアム 1 GK
DF 3 鈴木 準弥 大野 和成 8 DF
DF 16 伊藤 槙人 0 大岩 一貴 22 DF
DF 30 山﨑 浩介 1 平岡 大陽 13 MF
DF 48 新保 海鈴 1 石橋 瀬凪 20 MF
MF 34 小倉 陽太 0 奥埜 博亮 25 MF
MF 39 遠藤 貴成 0 1 藤井 智也 50 MF
FW 15 伊藤 翔 0 渡邊 啓吾 29 FW
FW 90 アダイウトン 0 1 二田 理央 72 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆69分 9 櫻川 ソロモン
◆89分 24 ヤクブ スウォビィク
◆90+3分 70 細井 響
9 シュート 10
◆39分 6 ゼ ヒカルド
11 ゴールキック 7
4 コーナーキック 9
14 直接フリーキック 6
1 間接フリーキック 3
1 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆32分
70 細井 響
右 70 スローイン 中央 相手DF クリア 相手DF クリア 70 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆53分
5 福森 晃斗 → 16 伊藤 槙人
◆65分
76 山田 康太 → 34 小倉 陽太
23 窪田 稜 → 90 アダイウトン
◆78分
10 ジョアン パウロ → 39 遠藤 貴成
◆46分
28 太田 修介 → 20 石橋 瀬凪
◆59分
18 池田 昌生 → 13 平岡 大陽
27 ルイス フェリッピ → 72 二田 理央
◆80分
37 鈴木 雄斗 → 50 藤井 智也
7 小野瀬 康介 → 29 渡邊 啓吾
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
12,751人 曇、中風 25.8℃ 61% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
谷内 浩仁 笠原 寛貴 浜本 祐介 森川 浩次
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
谷本 涼 上田 益也 唐紙 学志 石井 誠

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

勝たないといけない試合で結果を出せずすごく残念ですし、厳しい状況になりました。前半、もっと圧をかけて、攻撃も相手の背後を突きたかった。その準備をした中で、もちろん相手の戦い方もありますが、受け身になることがあったりそこでなかなか前を向けなかったところもあります。

そういうところが前半良くなかったので、ロングスローや長いボール、最後の寄せやクリアするところ、高さであったりというところがポイントだったとは思うんですけれど、そこで敗れてしまったので難しいゲームになってしまいました。

サポーターの皆さんにはやるしかないと言っていただいて、もう本当にやるしかない状況ですし、とにかく考えることというよりか、やる準備をする。この悔しさと歯がゆさを糧に、今以上にやらないといけないと思っています。

山口監督 質疑応答

ビルドアップの部分についてどうだったか。

今日で言うと大弥(松本)と伸哉(中野)のところがポイントで、そこでどう剥がしていけるのか、外に届けるか、中に差し込めるのかというところで、真ん中が、舘で守備のこともあったので、早くそこにボールを預けるというところ。

伸哉と大弥のところからの配給は、特に前半はずらすこともできなかったと思いますし、ウイングバックに届けること、サイドに届けることが少なかったと思います。その勇気、選んでほしいところでの差し込み、背後というところの使い分けが合っていなかったと思います。

後半に関しても、多少雄斗(鈴木)のところに時間を作る中で、その背中を縦で取っていってほしかったですし、そういう意図を持って入ったんですけれど、なかなかそこから選べなかったという部分もあったと思います。

昨日も一昨日も攻撃、横浜FCさんの守り方も含めて、センターバックのところが攻撃にどう関わるかというところはあったので、自分の持っていき方であったり、できないところを出させてしまったので申し訳ないと思います。

選手の意識を変えるのか、人選を変えるのか、どう改善していくか。

もちろん相手にもよりますけれど、そこはずっと改善というか、どうしていくべきかというところは守備と攻撃があって、その中でどっちに比重が持てるかというプランをどう持つか。それで言うと、今日は攻撃のところでそこが起点、そしてカウンター対応というところもあって、人を変えるという言い方がいいかどうか分からないですけれど、その考え方としてはまだまだやらないといけないというのも事実ですし、その力のなさは自分自身で感じています。

ゴール前での決定力が相手に比べて劣っていた?

その通りだと思いますし、チャンスを作る回数は後半は特にあったと思います。そこでの大胆さや勇気、思い切りの部分が、今日もこじ開けるという意味では、8人、9人、10人で守るチームなので、クロスもそうですけれど、ミドルも含めて質を上げる。相手の守りやすい状況を生み出してしまったというのもあり、決めてほしいシーンもありました。

厳しい状況になった中で、試合後は選手に何を伝えたか。

ネガティブになることが多いですし、選手だったのでその心境も分かります。ただ、良いところを多くしながら状況を変えるのは自分たちでしかないので、本当に今から次の試合に向けてやるしかない、後悔しても返ってこないので、という話はしました。もうやるしかない、その思いを表現するしかない、結果を出すしかない。よりやっていかないといけないと思います。

選手コメント

FW10鈴木 章斗
鈴木 章斗

(立ち上がりのピンチを凌いだだけに失点がもったいない印象だが?)
ロングスローも自分たちは準備してきましたし、はじめに触ったところがもう少し外に弾けていればというところもありました。川崎戦でも2失点目のときにありましたが、もう一歩二歩寄せられれば防げた失点かなと思います。

(最後までゴールをこじ開けられなかったが、その点どのように振り返るか?)
相手は後ろに5枚いて、ボランチも低い位置にいたので、真ん中を崩すのは難しかったですけど、クロスに入っていくところなどもう少し意識できれば、何回かいいボールも上がってきていたので、飛び込んでいかければいけないと思いました。

(試合後サポーターからどんな声をかけられたか?)
やるしかないと前向きな言葉をかけてもらいました。僕らも気持ちを切り替えて、あと6試合勝てばなにか起こるかもしれないですし、その準備をしようと声をかけてもらいました。

DF4舘 幸希
舘 幸希

(前半はシュートが少なかったが、もう少し後ろからアクションを起こしたかったか?)
自分たちがボールを持つ時間を長くしたいと思っていました。ただそのなかで相手の圧力を感じてしまった部分と覚悟を持ってボールを保持するところが足りなかった。工夫も必要だったし、なにより覚悟を持って恐れずに繋ぐことが必要だったと思います。

(立ち上がりのピンチを凌いだだけに失点がもったいない印象だが?)
選手のなかでも立ち上がりは絶対圧をかけてくるとみんな意識していたと思いますし、危ない部分もありましたけど、みんな集中して守れていた。だからこそセットプレーからの失点はもったいない。もちろんシュートは素晴らしかったとは思いますけど、誰が寄せるのか、誰がセカンドに行くのか、ゴールカバーは誰がするのかなど、みんなその意識の部分があのときは足りなかったと思う。相手はロングボールで押し込んでくるし、ロングスローもあるし、クロスも早い段階で上げて強い選手に当ててくる。それは警戒していたからこそすごくもったいないと思いました。

(ゴール裏へ挨拶に行った際サポーターのどんな声が印象に残っているか?)
終わらせてはいけないということ。終わりを自分たちで決めてはいけないし、実際まだ終わっていない。少し遠くなったかもしれないですけど、最後まで走る、走りきるのが湘南だと思う。試合後のロッカーでも諦めている選手は誰ひとりいなかったので、それを表現できるようにしたいと思います。

DF47中野伸哉

(立ち上がりは押し込まれたが?)
試合の入りで横浜FCさんの勢いにのまれたところはあったと思う。そこで押し返す力がまだ足りなかった印象はあります。

(終盤は相手を押し込んだ反面、最後までゴールをこじ開けられなかったが?)
前半は相手が来ていたから僕たちも蹴るばかりになってしまい、あまり繋ぐことができなかったんですけど、後半はしっかりボールを握って動かし、押し込むサッカーができていたので、ああいう状況になったと思う。そこでクロスだったり最後崩す部分はもう1個チームとして上げていかなければいけないかなと思います。

(厳しい結果となったが、次にどう向かっていきたいか?)
まずは東京V戦に向けて100%で臨む準備をしないといけない。勝つしかないと思うので、一つひとつ目の前の試合に向けていい準備をしていきたいと思います。

FW72二田理央

(交代で入る際、監督からどのような指示があったか?)
ウイングバックが持つ時間があったので、(鈴木)雄斗くんが持ったときにアクションすること、また(松本)大弥くんや後ろの選手がフリーで持ったときに必ず前の選手はアクションするということを言われていた。アクションの回数を増やしてチームがもっと簡単に前進できるようにすることが自分の役割でした。

(実際、ゲーム終盤はゴールに迫る場面が増えた一方で、最後までこじ開けられなったことについてはどう振り返るか?)
最後のほうは相手もかなり引いていたし、サイドチェンジするだけで前進できている感じだったので、そこからクロスの本数を増やし、もっと枚数をかけて、なかでアタックできたのではないかと思います。相手はそんなに前から来ようとしていなかったので、押し込める状況になったうえで点を決められるようにしていかないといけない。いままでも後半のあの時間帯に押し込めることが多い試合はあって、川崎戦ではフリーキックから1点取れましたけど、押し込めているときに自分も含めて全員でもっとパワーを持っていかなければいけないかなと思います。

(厳しい結果になったが、次にどう向かっていきたいか?)
今季自分たちがなにをするか、自分は夏に加入してミーティングで最初にその話を聞いて、もう1回そこを徹底しようとしているなかで、足りない部分だったり個人のところはそれぞれが感じていると思いますし、球際で勝つとか気持ち的な部分を一人ひとりが強く持つことが大事かなと思います。