MATCH試合結果

2024明治安田J1リーグ第3節 vs アビスパ福岡

3月9日(土)15:03キックオフ @ベスト電器スタジアム

HOME アビスパ福岡 湘南ベルマーレ AWAY
福岡 1 1 前半 1 1 湘南
0 後半 0
4 > 5 勝点 3 > 4
6分 ウェリントン
得点者
13分 池田 昌生
選手 シュート シュート 選手
GK 1 永石 拓海 0 STARTING
LINEUP
0 富居 大樹 23 GK
DF 16 小田 逸稀 1 1 大岩 一貴 22 DF
DF 4 井上 聖也 0 1 キム ミンテ 47 DF
DF 3 奈良 竜樹 1 0 大野 和成 8 DF
DF 37 田代 雅也 1 0 杉岡 大暉 2 DF
DF 29 前嶋 洋太 0 0 鈴木 雄斗 37 MF
MF 30 重見 柾斗 0 2 池田 昌生 18 MF
MF 6 前 寛之 1 1 田中 聡 5 MF
FW 8 紺野 和也 3 0 平岡 大陽 13 MF
FW 17 ウェリントン 2 1 鈴木 章斗 29 FW
FW 18 岩崎 悠人 3 0 ルキアン 11 FW
GK 31 村上 昌謙 SUB ソン ボムグン 1 GK
DF 5 宮 大樹 畑 大雅 3 DF
DF 19 亀川 諒史 1 0 阿部 浩之 7 MF
MF 88 松岡 大起 2 茨田 陽生 14 MF
MF 7 金森 健志 0 奥野 耕平 15 MF
FW 28 鶴野 怜樹 0 0 鈴木 淳之介 30 MF
FW 10 城後 寿 0 福田 翔生 19 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆15分 6 前 寛之
15 シュート 6
◆38分 8 大野 和成
◆85分 30 鈴木 淳之介
4 ゴールキック 3
8 コーナーキック 6
11 直接フリーキック 17
1 間接フリーキック 1
1 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
◆6分
17 ウェリントン
中央 16 → 右 8 ~ ↑ 中央 17 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆13分
18 池田 昌生
左 29 ~ → 中央 11 → 18 右足S
選手交代
◆79分
6 前 寛之 → 88 松岡 大起
8 紺野 和也 → 7 金森 健志
◆85分
16 小田 逸稀 → 19 亀川 諒史
◆90+2分
17 ウェリントン → 28 鶴野 怜樹
◆79分
18 池田 昌生 → 30 鈴木 淳之介
29 鈴木 章斗 → 19 福田 翔生
◆85分
13 平岡 大陽 → 7 阿部 浩之
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
6,596人 晴、中風 9.1℃ 56% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
猿澤 茂 今村 義朗 野村 修 村井 良輔
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
穴井 千雅 福島 孝一郎 西橋 勲 道下 亨

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

立ち上がりに失点をしてしまって、警戒していたところでの失点となって残念でしたけれども、なんとか追いつくことができました。勝ち切りたい試合ではありましたが、ピンチもありチャンスもあり、勝点1を持って帰れることをポジティブに捉えたいと思います。
前回と違う形でスタートして、良いところもたくさん出せたと思いますし、その反面、反省しないといけないところもあるので、次に向けてこの勝点1を繋げないといけない試合になりました。

山口監督 質疑応答

前回と違うフォーメーションでスタートして、その部分の表現としてはどう捉えてるか?

攻守において、このフォーメーションの方が狙いをつけられると思いましたし、実際にそういったシーンも作れたと思うので、勝ちたかったです。それが上手くいったかどうか、ベストな選択だったかどうかは分からないですけれど、用意してきた中でみんなが理解してプレーしてくれたので、これを勝ちに繋げられるようにしていきたいです。
福岡さんはパワーと圧があるチームなので、それに対する守備という面でもあったので、勝点1を取れたことをポジティブに捉えたいと思います。

守備の粘り強さなど、ポジティブな面も多い勝点1だったと思うが、勝点3を取り切るために必要なことは?

立ち上がり15~20分くらいのところはマイボールにできない瞬間であったり、長いボールばかりになってしまったり、選択肢の中でベストな選択ができていないこともあった。
それはもちろん緊張とか相手の圧とかあると思いますが、そこを乗り越えていかないことには最終的に相手を上回れないのが課題なので、そういったところであったり、戦うところであったりというのは、良くはなっているとは思いますけれど、ボールを受けたり、チャレンジするところは継続してやらないといけないと思います。
それがゴール前に繋がっていくと思うので、相手が圧をかけてきてくれたら、という考え方ができたら面白いと思いますし、そのための準備をもっとチームでしていかなければならないと思っています。

後半28分頃に多くの選手が関わって後ろから相手ゴール前に攻め込むシーンがあったと思うが、そういったシーンをもっと増やしていきたいか?

もちろんそうですね。あのように綺麗にゴール前まで行けるシーンを数多く作れれば良いですけれど、相手もいることなので。ただ、ああいった形で全員が関われればチャンスにできるということを自信にしてほしいです。
その中でチャレンジがないと失敗はできないので、安パイではなくてそういうトライをすることが大事だと思いますし、繋がりとしてはあのようなシーンが出てきたのは成果だと思います。それを立ち上がりからできることが理想ですし、選手もそういう思いを持ってやってくれているので、考え方と方法をみんなで模索しながらやり続けられればいいと思います。

選手コメント

MF18池田 昌生
池田 昌生

(ゴールシーンを振り返って)
逆サイドにこぼれてくる感覚があったのでしっかり詰めていたことがよかったですし、難しいバウンドでしたけどしっかりボールを見て枠に入れられたことがよかったと思います。

(相手はかなり強度が高かったと思うが?)
アビスパさんはそういうサッカーをするチームですし、試合をする前から分かっていました。その強みであるところで失点してしまいましたけれど、そこから崩れずに持ち直すことができたのはチームとして良かったと思います。
自分たちらしい良いサッカーができていたのではないかと思います。

(主導権を握られていたような印象?)
やられている感覚はなかったですけれど、そういうサッカーをするチームというのは分かっていたので、そこに合わせず、ストレスを感じないようにするのが大事だと思っていました。僕は主導権を握られているとは思わなかったです。

(前回と違い3バックだったが?)
2つのフォーメーションでできているというのはポジティブなことだと思うので、チームとしてどちらでも良いパフォーマンスができるようにクオリティを上げていきたいと思っています。

(次に繋がる勝ち点1になったか?)
失点して崩れずに持ち直して勝ち点1を取れたのはポジティブなことだと思うので、次にホームで勝点3を取れるように良い準備をしていきたいと思います。

DF2杉岡 大暉
杉岡 大暉

前半、早い時間で失点してしまいましたが、追いつくことができましたし、その後も決定機を作ることができていたので、勝ちたかった試合でした。
昨シーズンの戦い方を考えれば、今日のような試合では負けてしまっていたので、ポジティブに捉えています。

(昨シーズンと比べて何が良くなったと感じているか?)
今日やるべきことは分かっていたので、ラインコントロールの部分であったり、セカンドボールの意識はみんな高く持っていました。立ち上がりは少しバタバタしてしまいましたが、セカンドボールを拾った後も勇気を持って保持することができていたので、そういったプレーが決定機に繋がっていたと思います。
昨シーズンは決定機が少ない試合が多かったですが今年は決定機を作れている。あとはその決定機を決めることができれば良いと思っています。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(タフな試合だったと思うが?)
もちろんチャンスもありましたけれど、最低限の勝点1を取れたという試合だったと思います。前半にビッグセーブもありましたし、それを考えれば悪くない試合だったと思います。

(鈴木選手はいなかったが、昨シーズンこのスタジアムで終了間際に2失点したこともあった。今日は安定感があったと思うが?)
前半は自分たちのミスもありましたが、後半はずっと押し込まれてしまっていたというわけではなかった。自分たちがボールを持つことができていたという点は良かったと思います。
前半に関しては、これをやり続けていれば後半もっとチャンスを作れるなという感覚はありましたが、後半のところでちょっと上手くいかないことがありました。
ウイングバックを高い位置を取るところはチームで決まっていたことなので、そこでインサイドハーフの選手と僕との連携のところはこれから振り返らないといけないと思っています。前半を終えて相手が修正してきたというところもありますが、後半はいまいち起点を作ることができなかった。前半ぐらいやれていればもっと右サイドからチャンスを作れていたと思います。

(後半10分頃にプレーが切れた際に池田選手と会話していた?)
前半の感じとちょっと違ったので、僕が少し下がって昌生(池田選手)が高い位置を取るパターンと、その逆のパターンを持って、そのどちらかをチョイスする機会が多くなる。後半は、前半と逆のパターンを多くした方が攻撃の起点を作れるかもしれないという、会話をしていました。

MF5田中 聡
田中 聡

もちろん勝ちたかったですけれど、最低限勝点1を取れたことは良かったと思います。個人的にはボールを取り切れなかったり、攻撃でアクセントを作れなかったので、何もできず悔しい試合になりました。

(福岡の中盤の強度を受ける場面が多かったか?)
それももちろんありますし、ただ単に自分が悪かったということもあるので、自分にベクトルを向けて改善していきたいと思います。

(中盤でもう少しボールを捌きたかった?)
後半は特に蹴り合いなってしまったので、そこで自分がボールを受けて落ち着かせることによって自分たちの時間を作ることができると思います。相手のプレッシャーもすごく、試合中はリスクを冒さないようにと思ってしまっていた。今思えば、もっとボールを受けて散らしたりしなければいけない立場だと思うのですごく後悔しています。

(違うフォーメーションに変化を感じることはあるか?)
フォーメーションは変わりましたけど、智さん(山口監督)からはやることは変わらないと言われていましたし、今日のミーティングでも言われていたので、問題なかったと思います。

(勝点1を持ち帰れるのは大きいのでは?)
チームとしては、早い時間帯で失点してしまいましたが、すぐに取り返すことができた。チャンスも何回かあったので、そこを決めきることができればさらに上の順位に行けると思っています。

DF47キム ミンテ
キム ミンテ

入りの部分で少しバタバタしてしまった感じはありましたけれど、その後はちゃんと落ち着いてプレーできて悪くない試合だったかなと思います。
お互いチャンスもあったので先に決めた方が勝つ試合だと思っていました。五分五分の試合だったのではないかと思っています。

(失点後、すぐに取り返すことができたのは良かった?)
章斗(鈴木章斗選手)が素晴らしいプレーを見せてくれて、さらに昌生(池田選手)がしっかり決めて前半を折り返すことができたので良かったと思います。

(後半、ミンテ選手のシュートも惜しかったが?)
ボレーシュートだったんですけれど、もうちょっと練習しておきます。

(久しぶりに3-5-2だった感触は?)
僕は特に違和感はなかったですし、なぜこのフォーメーションでやるのかは事前に智さん(山口監督)とも話をしていたので、理解したうえでプレーしていました。みんなにもちゃんと伝わっていましたし、準備してきたものは出せたのではないかと思います。

(特に意識したことは?)
相手チームの前3人のところにクロスを上げてくることによって、僕が真ん中に残れるので何回も跳ね返すことができましたし、ウェリ(ウェリントン選手)がファーに逃げても僕が真ん中にいるのでニアでしっかり守備をすることができました。
失点したところ以外では特に問題なかったと思います。

(試合前にハグをしていたがウェリントン選手は以前から知り合いなのか?)
知らないんですけど(笑)、ヴィッセル神戸に所属していた時にボコボコにされて、そこから筋トレをし始めました。特に面識はないですけれど、自分の中ではいつもウェリントン選手に勝てるよう頑張っているので、恩人でもあります。そう自分で勝手に思っています(笑)
何回も対戦しているので、そういう選手は対戦する時は挨拶します。ナイスガイですし、良いサッカー選手なので、日本で長く活躍できているのだと思います。