MATCH試合結果

2024明治安田J1リーグ第17節 vs ガンバ大阪

6月1日(土)15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ ガンバ大阪 AWAY
湘南ベルマーレ 1 0 前半 1 2 ガンバ大阪
1 後半 1
14 > 14 勝点 28 > 31
78分 ルキアン
得点者
29分 宇佐美 貴史
65分 宇佐美 貴史
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ソン ボムグン 0 STARTING
LINEUP
0 一森 純 22 GK
DF 6 岡本 拓也 1 0 福岡 将太 2 DF
DF 8 大野 和成 0 0 半田 陸 3 DF
DF 2 杉岡 大暉 2 0 黒川 圭介 4 DF
MF 37 鈴木 雄斗 0 0 中谷 進之介 20 DF
MF 18 池田 昌生 2 0 鈴木 徳真 16 MF
MF 5 田中 聡 0 0 山下 諒也 17 MF
MF 30 鈴木 淳之介 1 0 ダワン 23 MF
MF 13 平岡 大陽 2 0 ウェルトン 97 MF
FW 19 福田 翔生 0 3 宇佐美 貴史 7 FW
FW 29 鈴木 章斗 2 0 坂本 一彩 13 FW
GK 21 馬渡 洋樹 SUB 東口 順昭 1 GK
DF 22 大岩 一貴 江川 湧清 24 DF
DF 33 髙橋 直也 0 0 松田 陸 46 DF
MF 7 阿部 浩之 0 0 ネタ ラヴィ 6 MF
MF 14 茨田 陽生 0 0 山田 康太 9 MF
MF 15 奥野 耕平 0 倉田 秋 10 MF
FW 11 ルキアン 2 0 イッサム ジェバリ 11 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆25分 19 福田 翔生
12 シュート 3
◆14分 20 中谷 進之介
◆52分 23 ダワン
◆75分 97 ウェルトン
5 ゴールキック 17
9 コーナーキック 0
17 直接フリーキック 16
0 間接フリーキック 0
0 オフサイド 0
0 PK 1
得点経過
◆78分
11 ルキアン
左 CK 7 ↑ 中央 相手DF こぼれ球 11 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆29分
7 宇佐美 貴史
中央 相手GK → 16 カット → 17 → 7 右足S
◆65分
7 宇佐美 貴史
PK 7 右足S
選手交代
◆66分
13 平岡 大陽 → 7 阿部 浩之
29 鈴木 章斗 → 11 ルキアン
◆77分
2 杉岡 大暉 → 14 茨田 陽生
◆89分
30 鈴木 淳之介 → 33 髙橋 直也
◆56分
13 坂本 一彩 → 10 倉田 秋
◆79分
97 ウェルトン → 9 山田 康太
7 宇佐美 貴史 → 11 イッサム ジェバリ
◆83分
17 山下 諒也 → 46 松田 陸
23 ダワン → 6 ネタ ラヴィ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,006人 晴、弱風 25.9°C 49% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
田村 貢 山本 雄大 塩津 祐介 藤澤 達也
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
松澤 慶和 今村 義朗 田尻 智計 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

非常にもったいない、という言葉で片付けていいのかどうか分からないですけれど、 自分たちから勝利をプレゼントしてしまったゲームになりました。
失点のところ、やってはいけないプレー、日頃求めていないプレーを選択する中で起こってしまったことなので、すごく責任を感じています。

今日もホームでたくさんの後押しがある中、選手の入り方や、自分たちの相手を見るところであったりというのは、ボールを持つところや守備のところもそうですが、バタバタすることなくやってくれたとは思います。

けれども、選手に伝えたのはそれぐらいはできる。良い内容だったとか、惜しかった、そんなゲームではない。自分たちが相手に渡してしまったゲームにした、というのは真摯に受け止めようと話はしました。

ミスなので、捉え方で当事者がフォーカスされる部分ではあると思いますけれど、そういったところをどう共有して、際を攻めていくかだと思っています。そういう厳しさを持って勝利に繋げたい、それが顕著に出た2失点だと思いますし、学ばないといけないゲームになりました。非常に悔しいゲームになりました。

山口監督 質疑応答

攻撃のところでは支配できていたと思うがゴールに繋げるにはどういったところが大事だったか。

戦前のスカウティングの中で、ガンバさんの守備の仕方や、強度というところで、ある程度ボールを持つ時間も作りたいというのはありました。
間で受けたり、横で揺さぶったり、そこのプレーテンポであったり、その中でゴールを目指すというところは前半は足りなかったのかなと思います。

相手の背後や、食いついた背中というところは本来自分たちがやるべきことなので、そこが薄かったというのはハーフタイムにも伝えました。 前半そういうところで、直接ゴールに繋がる動きというよりかは、1回サイドで起点を作る背後への動きであったり、差し込みのところがやっぱり日頃に比べると良くなかった。
なんとなくボールを持てる、間も空いている、ポジションも取れる、差し込めるという状況だった。そういうところを網羅して、自分たちがアクションするというのが足りなかったところだと思います。それが、直結してゴールに向かうというところに繋がったと思います。

後半は5-4-1にして固められた中で、運んだり揺さぶったり、ゴールへ向かう相手の背中を取りにアクション起こす、スペースをみんなで共有するというのはあったと思います。
けれども、それを前半に自分たちがイニシアチブを取ってる時間帯でもそれが根底にあるので、失点のところでやってはいけないプレイ、ボールを持ってる中で相手の嫌なことをする、そこが足りなかったゲームになったと思っています。

鈴木淳之介選手に対して、試合前に声掛けなどはあったか?

「大丈夫か、いけるな」と言ったら、にっこりしていたので、大丈夫だなと思いました。どの選手もそうですけれど、良いところだけを求めてやっているわけではないです。もちろん悪いところ、デメリットが出るのが選手なので、使うにあたって僕自身は不安はあまり無いです。
思い切ってやってもらいたい、というのが自分の考えの中にあるので、それをそういう表現で伝えました。彼は緊張していたと思いますけれども、本当によくやってくれていると思いますし、ひとつ自信を持って選べる選手になるんじゃないかなという思いました。

鈴木淳之介選手をセンターバックに据えた狙いは?

守備のところで、両サイドの選手がしっかり潰すところであったり、はっきりイニシアチブを取れる選手を配置しました。真ん中なので、人というよりかはスペースの管理であったり、 動かすところでの起点という点では数多くボールを触ってもらいたい。そこから背中に入っていってもらいたい、というのが狙いとしてありましたし、それができる選手だと思います。
表現としてはよくやってくれたと思いますし、周りの選手も理解しながら、 それぞれが自分の役割をやってくれたとは思います。けれども、勝ちに繋がっていないので、 そんなことはもうできるものとして、もっともっと追求する。プラス、際のところを抑えながら、勝ちに繋げていこうという話はしました。
今日は、多分彼にフォーカスが当たると思いますけれども、僕自身はフラットに選手を見ている中で、そんなに驚きもないです。自信を持ってやっていて、あれぐらいはやってくれるだろうというのもあったので、すごく楽しくはなったと思います。

選手コメント

MF30鈴木 淳之介
鈴木 淳之介

前進させたり、前につけたりするのは良かったですけれど、やっぱり2失点して勝てなかったところが悔しいです。
普段から比較的後ろのポジションも、練習や練習試合でもやったりしていたので、そんなに困ることはなかったです。

(宇佐美選手などがいる中で、守備はどうだったか?)
守備はあまり得意ではないですけど、対人のところは今日は激しく行って、あまり前向きでプレーさせなかったかなと思います。

(前へのボールの配給を期待されていたと思うが?)
多分そういう狙いで使ってもらっていたと思うので、悪くはなかったかなと思います。

(横にベテラン選手もいて安心感はあったか?)
そうですね。2人が引っ張ってくれるので、のびのびやることができました。

(どういうプレーヤー像を描いているか?)
与えられたポジションで、チームのために頑張って勝つことが一番大事だと思いますので、精一杯頑張りたいと思います。

(ポジションが1つ下がることによっての変化は?)
プレスが前からしか来ない、後ろの敵をイメージすることが無い、目の前の敵を交わせばいいだけなので楽でした。

(相手を引き寄せてからパスを出すシーンがあったが?)
サイドにつけたらハマるかなと思っていました。1回相手の動きを止めるためにも、中のフェイクを入れてから外に出しました。

(数少ないチャンスを決められる形となったが?)
やっぱり、良い試合をしているだけじゃだめだと思います。相手は数少ないチャンスでも勝ち切る力があったので、もっと練習しなければいけないと感じています。

MF5田中 聡
田中 聡

前節と引き続いて学べていないな、というのは思いますし、今日も自分たちのミスだったりで失点してしまいました。勝てた試合だと思います。

(前節からの課題とは?)
個人的には本当に最近全然よくないですし、今日も自分らしさが出せず納得のいくプレーができなかった。チームとしては惜しいシーンも何回かあって、でもボールを回しているだけになってしまった。
チャンスというチャンスは少なかったと思うので、シュートだったり、下げるのではなくもっとバイタルエリアに進入するとか、そういうプレーをもっと増やしていかないと点は取れないと感じました。

(相手はシュート3本だけだったが、上手く試合を運ばれたか?)
そうです。自分たちのサッカーができましたし、相手にも失点シーン以外はほぼ何もやらせなかった中で、こういうところで勝ち切れないのが少し良くないというか、今のチームの現状だと思います。

(鈴木淳之介選手について)
淳之介はめちゃくちゃ上手いですし、試合に出ればああいうプレーをするというのはなんとなく想像できたので、良さがすごく出ていたと思います。
自分で行けるし、物怖じせずどんどん前に運べる力やセンスもあるので、すごく頼もしかったです。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(主導権を握りながらも1-2という試合をどう振り返るか?)
内容がいい試合というのはこれまでもたくさんありました。結果が全ての世界なので、いいサッカーをしても負けは負けです。

(失点のシーンについては?)
1失点目のところも、ボムグン(ソン選手)だけのミスだとは僕は思えない。試合が始まって受けるのを怖がっている選手たちがいた感じた。そうなると後ろは、そういう選手にパスを出す時に選びにくい。まだそのレベルなんだなということは正直思います。主体性を持ってサッカーができる選手がもっと増えていかないと、ああいったもったいない失点になってしまうと思います。
ひとつ上のレベルで話をしないといけないと思います。僕も含めてですけど、みんながそういうプレーを反省しなければいけないし、その反省をすぐ次に活かさないと意味がないと思っています。

(ガンバはどういう印象だったか?)
最後のところは堅いしいいチームだなと思いますけど、 俺らが負ける要素があったかと言ったら絶対になかったと思う。絶対勝てた試合だったと思う。だから本当に情けない。腹立たしいという気持ちでいっぱいです。

(湘南はやりたいサッカーがしっかりあり、それをやろうとする選手たちの姿が見えるがなかなか結果に出ない。一方で内容的に我慢しながら戦った試合で勝利するなどがあるが?)
新潟戦など、内容はよくなかったけど勝てた。でもその中でこのままじゃダメだよって反省を踏まえてジュビロ戦を迎えて、内容はある程度良かったけど結局最後のとこで踏ん張れないということが起きてしまった。今日のガンバは正直圧倒していたと思うけど、相手は悪い試合の中でもしたたかに戦って、ピッチ内でも「我慢だ」とよく声が出ていた。そういう状況を理解して伝える選手というのは本当に多かった。本当に割り切れてるし踏ん張れている。さっき「湘南いいチームだね」と言われましたけど結局勝ったのは相手だった。
間違っててもいいんです。もっとピッチの中で伝えていかないといけない。それがまだまだ全然足りないと思います。

FW19福田 翔生
福田 翔生

本当に、勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
甘さが出て負けてしまった試合なので、すごく悔しいです。

(チャンスも作れていた中で、あとは何が必要か?)
あと1個、クロスが合うか合わないかのところだと思うので、やり続けるしかないです。これまでみんなが本当にいいボールを上げてくれて、自分が点を決められている。これからもクロスに合わせて入り続けますし、本当に1つ合えばというところなので、やり続けるしかないと思っています。

(前半からボールを持てたのは想定通りか?)
そうですね。想定通りでしたし、けれどボールを持つことだけが目的ではないので。ボールを握っていた中での失点というのがあったので、もったいないと思いました。でも、攻めるのはゴールなので。

(最近、得点も増えてきているが?)
個人的にはできることも増えていっていますし、もっともっとやらないといけないと思っています。今日は決められなかったので、めちゃくちゃ悔しいです。
そうやっていい流れの試合で勝たないといけないですし、やり続けるしかないです。