MATCH試合結果

2023明治安田生命J1リーグ第9節 vs 名古屋グランパス

4月23日(日) 15:03キックオフ @豊田スタジアム

HOME 名古屋グランパス 湘南ベルマーレ AWAY
名古屋 2 1 前半 0 2 湘南
1 後半 2
17 > 18 勝点 10 > 11
41分 森下 龍矢
50分 中谷 進之介
得点者
56分 山田 直輝
80分 町野 修斗
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ランゲラック 0 STARTING
LINEUP
0 ソン ボムグン 1 GK
DF 13 藤井 陽也 1 0 舘 幸希 4 DF
DF 4 中谷 進之介 1 0 大岩 一貴 22 DF
DF 2 野上 結貴 1 0 杉岡 大暉 2 DF
MF 17 森下 龍矢 1 0 石原 広教 3 MF
MF 6 米本 拓司 0 1 阿部 浩之 7 MF
MF 15 稲垣 祥 1 0 奥野 耕平 15 MF
MF 34 内田 宅哉 0 0 平岡 大陽 13 MF
MF 10 マテウス カストロ 1 0 中野 嘉大 44 MF
FW 18 永井 謙佑 3 4 町野 修斗 18 FW
FW 77 キャスパー ユンカー 3 1 タリク 11 FW
GK 16 武田 洋平 SUB 馬渡 洋樹 21 GK
DF 3 丸山 祐市 0 岡本 拓也 6 DF
MF 24 河面 旺成 0 畑 大雅 26 DF
MF 5 長澤 和輝 0 1 山田 直輝 10 MF
MF 33 甲田 英將 1 永木 亮太 20 MF
FW 9 酒井 宣福 0 0 鈴木 章斗 29 FW
FW 21 ターレス
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆78分 4 中谷 進之介
◆81分 34 内田 宅哉
◆90分 5 長澤 和輝
◆試合終了後 77 キャスパー ユンカー
12 シュート 8
◆14分 3 石原 広教
◆39分 13 平岡 大陽
◆90+2分 20 永木 亮太
8 ゴールキック 7
5 コーナーキック 6
19 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 5
1 オフサイド 5
0 PK 1
得点経過
◆41分
17 森下 龍矢
中央 77 左足S 相手GK こぼれ球 混戦 こぼれ球 17 右足S
◆50分
4 中谷 進之介
右 10 ↑ 中央 15 ヘディング 4 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆56分
10 山田 直輝
中央 相手GK クリア 15 ヘディング 10 ~ 左足S
◆80分
18 町野 修斗
PK 18 右足S
選手交代
◆82分
18 永井 謙佑 → 9 酒井 宣福
◆89分
6 米本 拓司 → 5 長澤 和輝
◆39分
11 タリク → 10 山田 直輝
◆46分
44 中野 嘉大 → 26 畑 大雅
◆66分
3 石原 広教 → 6 岡本 拓也
15 奥野 耕平 → 20 永木 亮太
◆84分
7 阿部 浩之 → 29 鈴木 章斗
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
17,243人 晴、無風 20.1°C 20% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
永田 亨 岡部 拓人 浜本 祐介 塩津 祐介
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
数原 武志 清水 勇人 森川 浩次 渡辺 輝久

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

強固なディフェンスを持つチームに対して得点を取れるかというのは一つの大きなポイントでしたが、先に2失点してしまったところはすごく難しくしてしまったのかなと。
ただ後半は全員がボールに向かう意識のなかプレーをしてくれましたし、よく追いついたんじゃないかなと思っています。
正直もう1点こじ開けたかったですけども、0-2から追いついて次に繋げないといけない試合になりました。

山口監督 質疑応答

小野瀬選手がアップで急遽メンバーチェンジになり、先制もされる形だったが後半采配のところではどんなことを考えたのか?

ケガは本当に痛いですし、康介(小野瀬選手)自身も残念に感じていると思いますけど、ゴールキーパーを含めて6人の交代メンバーのなかで5人を代えられるので特にネガティブな気持ちはなかったです。
割り切って、ただスタートに急に入った選手がどうなるのかなというのは心配はありましたし、実際タリクもそういう影響を受けたのかなと正直申し訳なかったなというのはあります。
自分自身はベンチワークについては状況にもよりますし、5人代えられるのは逆にいろいろな考えをもたらしてくれたなとは思います。

今日もハイラインで相手のスリートップに足の速い選手がいてリスクもある中、自分たちのサッカーを貫けたという手応えは?

まだ物足りないところはありますし、実際に2点取られているところもあるので。もちろん相手のストロングを気にするのは僕の仕事ですし、だからと言って自分たちのやり方を180度変えるかと言ったらそのつもりもないです。
なぜ変えないのかというところの納得感というのは僕が与えるべきものだと思っているので、そこにはもちろんリスクも伴いますし状況もありますし、体力的なところもあります。
ゲームコントロールを含めてそれをやるというスタンスはどんなチームでも変わりません。
選手はよくやってくれていると思いますが、もっともっと大胆に、リスクを負わずに成功はないと思っているので、そのリスクをどれくらいで捉えるのかというところに今チャレンジしているところです。後半は本当によくやってくれたと思います。
前半は少しビビっているようにも感じましたし、攻撃のところでも相手が取りに来てくれない分、何をしていいのか分からないというのが明確ではなかったと思います。
それは僕の問題として次にやっていかないといけないことかなと思います。

相手が中を固めてきたなかでサイドを使っていたが、最後のゴール前でなかなか突破できなかった。苦しめられた部分とうまくいった手応えは?

もちろん相手はゴールを守っているわけなので、前半に関しては外ばかりで、ただそれが何のためかというところは少し薄かったのかなと思います。
横パスの揺さぶりのなかでいつ縦にスイッチを入れるのかというのは、前半の終わりくらいから少し良くなって、ハーフタイムにも伝えてよりゴールに向かえたのかなと感じました。
やはりボールを握ってどう崩していくのかというのは簡単ではないですし、早く攻められるところと攻められないところの状況判断というのはもちろん難しいところではある。
もちろん課題もありますけど選手はよく相手を見ながらボールを動かそうとしていましたし、そのなかで一番大事なゴールへ向かうというところが大きな課題として残ったのかなと。
それは闇雲に突っ込むということではなくて、その横パス一つもそうですしバックパス一つもそうです。
何のためにそれをやるのかというところは相手がいることなので、もっともっと自分自身が振り返って共有できればと思っています。

長谷川健太監督 総括

3点目を取れていれば、確実に勝っていた試合だと思います。そこを取り切れなかったというのが、今日こういう結果に終わってしまった大きなポイントでした。
こういう展開で、過去に負けたこともあるので、本来ならば勝ち切らないといけない試合だったとは思いますが、ポジティブに考えれば、首位の神戸と勝点差を『1』縮めることができたと捉えられなくもないと思うので、いろんな意味で納得できるような試合ではなかったと思いますが、もう終わったことなので切り替えて、次の試合に向けてしっかりと準備をしていかないといけないと思っています。

長谷川健太監督 質疑応答

勝てば首位だったが選手にはどんな声をかけていたのか?

ルヴァンカップが終わってから、ホームではここ2試合勝てていなかったので、今日はしっかりと得点を取って勝とうと送り出しました。良い形から、そしてセットプレーから追加点を取ることができたので、本当にとどめの3点目が必要だと思います。ただ、そういうことが言えるような展開に持ち込めるようになってきたというのは、チームとしての成長だと思います。
今日の試合だけを見ると、足りない部分はありますが、しっかりと良いところとまだまだのところを整理したいと思っています。

選手コメント

MF10山田 直輝
山田 直輝

(急きょの交代での出場だったが?)
自分が良いところでボールを受けて相手の脅威になるプレーを意識しようと思って試合に入りました。

(得点の場面はどういう判断だったのか?)
町野がシュートを打つかターンするかというところだったんですけど、僕の声を聞いてギリギリで触らないで流れてきたところで、ゴールは見えていたんですけど、相手が2人滑ってくるのが見えたので、冷静にそこはかわすことができました。
かわした後は感覚でゴールに強くというのを意識して蹴りこんで、気持ちで押し込んだという形でした。

(ここ何試合か山田選手自身も結果が出せていると思うが?)
自分自身の結果が出ることはいいことだとは思うんですけど、チームが勝つためにやっていることなので、そういう面でいうと自分のミスもあって試合に勝てなかったので、すごく悔しい試合になりました。

MF7阿部 浩之
阿部 浩之

特に前半は、もう少し自分たちがやれることがあったと思いますし、相手の良さを出させてしまった。そういうところは反省すべきところで次に繋げないといけないなと思いましたし、次から同じようなことをしないようにしたいなと思います。

(背後でボールを受けられるのが難しそうに見えたが?)
僕ら側からすると出せるかなと思いますけど、後ろは後ろで相手はあまり来ていなかったので、多分判断的にミスはしたくないという思いでそうなったと思います。
それがどこまでお互いにすり合わせられるかというのがありますし、そこをもう少し前に入れないと結局は得点には繋がらない。
止める判断いうのは、それはそれでいいと思いますけど、チャンスと思ったらもっと出すように自分も要求していきたいですし、後ろにももっとチャレンジしてほしいなと思います。

(町野選手との二人の関係性は?)
2人でスペースをうまく作って使っていました。今日は僕が引っ張る役割になっていて、相手が町野についていけば僕が空きますし、そういうところは2人で関係をうまく作れていたと思います。チームとしてここで受けて展開できるというのが一番なので、特に2人でうまくやれたかなと思います。

(2点差を追いつけたというのはチームとしてはどうか?)
もちろんプラスはプラスですけど、最近特に引き分けの試合が多いですし、そこで上位に行くためにはさらに1点というか、もう一歩二歩上積みしていかないと上位にはいけないと思う。そういうところで引き分けの試合を勝ち切るという試合をしなければいけない。負け試合を引き分けに持ってこれるようになったと思うので、それは去年からの積み上げですし今年さらに良くなった点だと思いますけど、勝点3を取るにはもう一歩、失点を減らすのかもう1点取るのかというところでチームの力をつけていかないといけないかなと思います。

(来週は首位の神戸との対戦だが?)
首位ということはあまり気にせず、どことやっても良い試合できるようになってきていると思いますし、そんな気にせず自分たちの力を出すというか、今日のように前半もったいない試合をしないように、アグレッシブにやってそのなかで課題も見えてくると思うので、まだ前半戦で9試合を終えただけなので、今は自分たちの力を信じてアグレッシブにやるべきだと思います。

MF15奥野 耕平
奥野 耕平

(最初の予想と比べて、実際にピッチに立ってみて相手のフォワードの出方に違いはあったか?)
ゴールだけを目指しているようなスリートップだったので、もう少し繋ぐのかなと思っていたのでそこは違いはあって、少しバタバタした感じはありました。でもうまくやれていたかなと思います。

(そのなかで前半失点したが課題は?)
カウンターがあると分かっていたなかで、ボールの失い方がまずよくなかったと思いますし、ダッシュで戻りましたけどスギくん(杉岡選手)が球際で戦っているなかで僕含めて3人くらい足が止まってしまっていたので、そういうところは改善しないといけないと思います。

(スタメンで試合に出て掴んだ手応えはあるか?)
後半何回かミスがありましたけど、それ以外はポジティブな要素が多かったと思います。
ただ、もう少しポジショニングで前に入っていかないといけないところはあるかなとは思います。
大岩選手がもう少し前でプレーできるようなポジションであれば、自分はもう少し一個前でプレーするというそういうのが大事かなと思います。

MF13平岡 大陽
平岡 大陽

(試合を振り返って)
結果として勝てなかったことは悔いが残りますけど、2点先行されたなかで追いつけたのでそこだけは評価できるのかなと思います。

(前半自分たちがボールを持ちながらもシュートまでいけなかったのは?))
監督にも言われましたけど、考えすぎてしまって僕自身の良さが無くなってしまっていたので、前半途中から改善するようにしたら流れが少しづつ良くなっていったので、自分自身の良さを忘れないというのは、いつも意識しないといけないことだなと思いました。

(相手のプレッシャーがなく時間があったから考えすぎてしまったのか?)
時間があったからもそうですし、最近いろいろ考えてできるようになったというポジティブな面もあるんですけど、その反面考えすぎて自分の良さを忘れてしまうというのが今日前半20分くらいまでの現象として起こったと思います。
こういうことは前にもあったし自分の良さをまずは出さないといけないなという大前提のところをもう一度再確認というか、学ばせてもらった試合かなと思います。

(前半の途中で修正できたことは大きいと思うが?)
そこは一つ大きかったと思います。ファールか何かで試合が止まったときに智さん(山口監督)に自分の良さを忘れていないかということを言われて、確かにそうだなと思ってその瞬間から良くなったので、本当に意識の問題だと思います。

(負けてはいないが勝ち切れていない状況については?)
僕自身、今日に関しては90分出させてもらいましたけど、ゴールへの怖さという意味ではまったくなかったです。
自分の良さが今日は消えていたし、前半20分くらいから少しずつ良くなりましたけど、最後のゴールのところが決められていないですし、繋がっていない。
そういう意味ではまだまだ足りないなというのを思わされた試合になりました。もっとやらないといけないなと思います。