MATCH試合結果

2023明治安田生命J1リーグ第32節 vs 名古屋グランパス

11月11日(土)14:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ 名古屋グランパス AWAY
XXX 2 2 前半 0 1 湘南
0 後半 1
28 > 31 勝点 51 > 51
16分 大橋 祐紀
23分 大橋 祐紀
得点者
63分 久保 藤次郎
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ソン ボムグン 0 STARTING
LINEUP
1 ランゲラック 1 GK
DF 6 岡本 拓也 0 4 藤井 陽也 13 DF
DF 22 大岩 一貴 0 0 中谷 進之介 4 DF
DF 47 キム ミンテ 2 0 野上 結貴 2 DF
DF 8 大野 和成 0 3 森下 龍矢 17 MF
DF 2 杉岡 大暉 0 0 米本 拓司 6 MF
MF 29 鈴木 章斗 2 2 稲垣 祥 15 MF
MF 5 田中 聡 1 3 久保 藤次郎 20 MF
MF 13 平岡 大陽 0 1 和泉 竜司 7 FW
MF 7 阿部 浩之 1 1 永井 謙佑 18 FW
FW 17 大橋 祐紀 4 2 キャスパー ユンカー 77 FW
GK 21 馬渡 洋樹 SUB 三井 大輝 23 GK
DF 3 石原 広教 0 丸山 祐市 3 DF
DF 16 山本 脩斗 2 森島 司 14 MF
MF 15 奥野 耕平 2 0 吉田 温紀 31 MF
MF 19 福田 翔生 0 内田 宅哉 34 MF
MF 30 鈴木 淳之介 0 0 中島 大嘉 27 FW
FW 37 石井 久継 0 貴田 遼河 42 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆90+6分 3 石原 広教
12 シュート 19
8 ゴールキック 14
8 コーナーキック 6
8 直接フリーキック 18
1 間接フリーキック 2
1 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆15分
17 大橋 祐紀
右 7 ~ 中央 ↑ 13 → 17 右足S
◆23分
17 大橋 祐紀
中央 7 → 17 ~ 右足S 相手GK こぼれ球 17 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆63分
20 久保 藤次郎
中央 7 → 20 → 14 → 20 左足S
選手交代
◆72分
29 鈴木 章斗 → 15 奥野 耕平
7 阿部 浩之 → 19 福田 翔生
◆79分
13 平岡 大陽 → 30 鈴木 淳之介
◆90+1分
17 大橋 祐紀 → 3 石原 広教
◆46分
18 永井 謙佑 → 14 森島 司
◆75分
15 稲垣 祥 → 42 貴田 遼河
◆87分
7 和泉 竜司 → 27 中島 大嘉
◆90+3分
6 米本 拓司 → 31 吉田 温紀
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,227人 曇、弱風 15.9℃ 35% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
藤本 貢壽 西村 雄一 五十嵐 泰之 穴井 千雅
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
梅田 智起 御厨 貴文 先立 圭吾 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

90分を通して押される時間が長かったですけど我慢をしながらしっかりやるべきことをやってくれた結果が勝点3に繋がったゲームになったのかなと思います。
前半からいい形で鋭いカウンター、うちの狙いのところは出せたと思いますしそれで2点取れたことはすごくよかったポイントだと思います。
ただもう1点のところ、仕留め切れないところは最後苦しくした原因のひとつだと思いますし、そこは追及しながらやっていきたいと思います。

それでも、1点返されても崩れずしんどかったと思いますけど、我慢しながら全員が執着心をもってやってくれたのかなと思います。
名古屋さんの攻めの時間が多かったと思いますが、守備で綻びを出さないように戦った、そういうゲームだったと思います。

山口監督 質疑応答

前半2点取ったあと3つくらい決定的な形になりそうでならなかったがなぜか?

そこはもちろん個人の問題もありますし、もっともっとお互いが要求し合うことが必要。ミスを攻めるつもりはないですけど、ミスをしたところから学習していかなければいけない。
2-0だからじゃなくてもう1点取りにいく、シュートで終わる、ちょっとした落ち着き、タイミング、そういうところになると思います。
シュートを打つことは悪くないですけど、自分が決めたい決めたいというところと、周りをどれだけ見れるかという割合だと思いますし、決定機のラストパスの質だったり、どっち足で出すかとかどっち足に出すかとかそこまで意識できていたらと思います。
身についていたらいいですけど、まだ身についていない中であれば意識としてやらなければいけない。そこはまだまだ課題としてあると思います。

最後石原選手を前のほうに入れたがどこをケアしようと?

放り込んでくるチームですし相手もシンプルに前に高い選手を入れてきて、それのセカンドに人をかけたかったのと、ヒロ(石原)と翔生(福田)は追えるので、高さのところは少し気にしましたけどメッセージとして守るんだというところはありました。
ヒロも気合が入っていましたし、まぁ最後は少し余計でしたけど(笑)
そのあたりはよかったんじゃないでしょうか。

大橋選手が今日も2得点だが評価は?

点を取るのは素晴らしいことです。ただ1点目は大陽(平岡選手)がよくあそこに走りこんでボールを出したなというひとつ成長が見られたというのもあります。2点目に関しても最近の好調さが表れるように自分のところにセカンドが転がってきた。1対1をヘディングで決めるってあまりないと思いますが、そういうものも日頃の行いでいいところに転がってきてるんじゃないかと思います。
あと2試合、本当に取れるところまで取ってほしいですし、それ以外のところでも献身的にやってくれるところが非常に助かっているところです。得点も取りながら献身的なこともできるというのはチームにとっては大きいと思っています。

大橋選手が一番成長した点は?

やはり周りが見れるようになってきたことで、周りを使えるようになった。その割合が増えたと思います。点を取りたいということにフォーカスをすることは大事なんですけど、そのフォーカスの割合が変化してきたのかなと感じています。
もちろんゴール前に入っていくとか個人の質のところはシュート練習もたくさんしていますし上がっています。自信と、決めているという成功体験もあると思います。
ただその周りを見ながら、使いながらというところはあるんじゃないかと思っています。

選手コメント

FW17大橋 祐紀
大橋 祐紀

(個人の調子も良いと思うが?)
ここ最近で調子が良いというわけではなく、特に何かを変えたわけでもないです。結果を出せているのは良いかなと思います。

(後半にミドルシュートがあったが3点目を狙いにいったのか?)
狙いにいってないですけど、失点してチームとして3点目を取ることができれば試合を有利に進めることができると思ったので、そこは守りにいくだけはなく、3点目を取りにいこうという姿勢は出せたと思います。

(昨シーズンまでの4年間で7得点、今シーズンここまで13得点と大きく伸びているのは、監督は周りが見えているのが要因ではないかと言っていたが?)

1点目は大陽(平岡)の得点だと思いますし、そういった得点の積み重ねだと思います。チームメイトに感謝したいと思います。

(2点目のループシュートを狙って止められたときは焦ったのか?それともこぼれて来いと思ったのか?)
一瞬のことなのでどう思っていたかはわからないですけど、入れとは思いました。

(町野選手が移籍で抜けて、自分自身やらないといけないと自覚が芽生えたのか?)
チームに貢献したいとはずっと思っていましたし、次の試合大事な試合なのでそこに向かっていきたいと思います。
勝点3を取れるように頑張りたいと思います。

MF5田中 聡
田中 聡

(前半と後半で違う内容になった印象があるが?)
チームとして前から行けているときは前でボールを取ってショートカウンターの形で攻めることができたんですけど、後ろに引いてしまって相手が中盤でやりたい放題になってしまう時間帯が結構あったので、そこで修正できなかったのはよくなかったです。

(後半押し込まれた時間帯に押し返すことができなかったのはどこに難しさがあったのか?)
やはり2点取っていて守りに入ったわけではないですけど、自分たちの勇気が足りなかったと思います。
ボールを奪いに行くというよりゴールを守るという感じでしたし、それがマイナスな方向に向いてしまってああいう失点が生まれたと思います。ただ、1点で抑えることができてよかったです。

(アンカーの脇を使われていたが周りの選手のサポートが借りながら、そこをどうケアをしようとしたのか?)
自分が出て空けてしまった場面もあったので、インサイドハーフと連携しながらやらないといけなかったと思います。
自分が全部カバーするつもりでやらないといけないですけど、相手も上手ですしそこを突いてくるときにボールサイドではないインサイドハーフが少し絞ってツーボランチのような形でやれたらもっと守りやすかったのかとは思います。
そこで自分が指示をすることができなかったですし、試合中にそこまで頭が回らなかったので対応力がまだまだ足りないなと思いました。

(ただアンカーの選手としては出てボールを奪いにいかないといけない場面もあると思うが?)
自分が出て簡単に中を使われてセンターバックが出たりとか、自分が飛び込んでしまう場面が何回かあったのでそこは映像を見て振り返って確認したいと思います。

GK1ソン ボムグン
ソン ボムグン

コンディション的にはまだ100%ではなかったです。今日の試合を通してコンディションが上がっていっている気もしますし、自信もついてきているかなと思います。
いろいろなことを学べるそんな試合だったと思います。

(試合後感極まっている感じもあったが?)
試合が終わってから泣くほうではないんですけど、今まで治療やリハビリをしてきたことが思い浮かんで、選手としては試合に出ていいパフォーマンスをするというのは当然のことですが、思い出すこともあって自然と涙が出たという感じでした。

(勝点3をどう捉えているか?)
前の試合もそうですし今日の試合も、いいチームだったと思います。自分たちがしようとするプレーが出せたことがよかったと思います。

(次の大一番に向けては?)
今日と同じく横浜FCとの試合も必ず勝利を掴まないといけない試合ですし、監督、コーチの言葉を信じて、自分たちのことを信じたら自然といいプレーが出てくると思います。

FW29鈴木 章斗
鈴木 章斗

良いプレーもありましたし良かったと思います。あとは守備のタイミングはもう少し修正したいと思います。

(カウンターの時に足からボールが離れてしまったが、コンディションなのか?技術的な問題か?)
疲れている中でもああいうプレーを減らさないといけない。ああいったプレーが出てしまってまた課題が見つかったのでそこは修正をしていきたいと思います。

(今日みたいな役割で阿部選手と入れ替わって前に出て行くというのはサイドボランチ出たからこそだと思うが?)
自分としてはフォワードの方がやりやすさというのはあるので、入れ替わってくれるほうが自分としてはありがたいですけど、そこは状況を見ながら判断をしてできたと思います。

MF7阿部 浩之
阿部 浩之

(1点目の連携はチームとして狙い通りか?)
いや、あの形を練習したことはないんですけど(笑)、大陽(平岡)がいいところに走ってたしその前の章斗(鈴木)とかおーちゃん(大橋)がひきつけてくれたからこそ空いたと思います。それを見逃さずにしっかり見れてよかったと思います。
相手を見てやれたということは練習の成果だと思います。相手を見ながらしっかり攻撃ができたことは次に繋がると思いますし、そういう攻撃をこれからの試合でもやっていけたらと思います。

(今季は相手を見てというのがテーマとしてあると思うが今日出せた要因は?)
かみ合わせが良かったのか、でもずっと練習してたことなので、みんなの頭の中にはずっとあったけどそれがうまく表現できたという感じだと思います。もっと精度を上げていくことは必要だと思いますけど、名古屋相手にいい得点だったなと思います。

(代わる時に奥野選手に長く話していたが?奥野選手がシュートまでいくシーンも多かったが?)
うちが引き気味だったので、まだ引くには時間が早いということを伝えただけです。シュートまでいけたのは奥野の能力です。僕は何もアドバイスしてないです(笑)

MF13平岡 大陽
平岡 大陽

(素晴らしいアシストだったが?)
あそこに大橋くんがいなかったら得点が入っていなかったので、章斗(鈴木)や本当にみんなで、チームでとったゴールだったと思います。
ちょっとトラップが大きくなったんですけど、間接視野で大橋くんが目に入ってきたので、ゴールよりもそっちに出すほうが確率が上がるかなと思って出しました。
大橋くんはすごく信頼できる選手ですしパス出したら決めてくれると思ったので、あそこにいてくれたことに感謝したいと思います。

(クロスを受ける前のランニングについて)
前にいた鈴木選手が背後へのランニングで追い越すことでスペースが空いたので、そのスペースに阿部くんなら見てくれると思って信じて走りました。あのアクションを起こしてスペースを狙うというのは普段から監督が指導されていることなので、それをしっかり表現して、最後のトラップも落ち着いてできたこともよかったと思います。

(クロスは名古屋相手に意識してトレーニングしたのか?)
特に名古屋だからということはなかったんですけど、普段からサイドをとってクロスに対して逆サイドも入っていくというところは監督からも指示されていることなので、それを変わらずやった結果かなと思います。

(次節横浜FCとの対戦だが?)
本当に大事な試合ですけどここ最近いい流れがきていると思うので、特に相手を意識しすぎることなく目の前の1試合に勝つという気持ちでいい準備することで、勝つ確率が上がると思いますので、変わらずいい準備をして臨みたいと思います。

(次勝てば残留を決められるが?)
そういう意味合いのこもった試合になりますけど、数ある試合のひとつとして、必ず勝ちに向かっていくということを意識して臨みたいと思います。

(今のサッカーができていれば勝てるとう自信がチームとしてあるか?)
はい。ここ何試合か前半から勢いを出して自分たちがやりたいことができていると思うので、これを継続してやっていきたいと思います。