MATCH試合結果

2023明治安田生命J1リーグ第2節 vs 横浜FC

2月24日(金) 19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 横浜FC  AWAY
湘南 2 2 前半 1 2 横浜FC
0 後半 1
3 > 4 勝点 0 > 1
17分 町野 修斗
23分 オウンゴール
得点者
1分 小川 航基
83分 小川 航基
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ソン ボムグン 0 STARTING
LINEUP
0 永井 堅梧 1 GK
DF 4 舘 幸希 1 0 中村 拓海 3 DF
DF 22 大岩 一貴 0 0 ンドカ ボニフェイス 2 DF
DF 2 杉岡 大暉 0 0 ガブリエウ 5 DF
MF 3 石原 広教 0 0 和田 拓也 6 DF
MF 88 小野瀬 康介 2 1 ユーリ ララ 4 MF
MF 20 永木 亮太 1 2 三田 啓貴 25 MF
MF 13 平岡 大陽 3 0 近藤 友喜 33 MF
MF 26 畑 大雅 0 1 井上 潮音 20 MF
FW 17 大橋 祐紀 4 2 坂本 亘基 31 MF
FW 18 町野 修斗 7 6 小川 航基 18 FW
GK 23 富居 大樹 SUB 市川 暉記 21 GK
DF 6 岡本 拓也 0 0 岩武 克弥 22 DF
DF 8 大野 和成 吉野 恭平 27 DF
MF 7 阿部 浩之 0 1 橋本 健人 42 DF
MF 10 山田 直輝 1 0 山下 諒也 7 FW
FW 9 山下 敬大 0 4 カプリーニ 10 FW
FW 11 タリク 1 0 伊藤 翔 15 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆68分 3 石原 広教
◆73分 7 阿部 浩之
20 シュート 17
 
10 ゴールキック 11
9 コーナーキック 9
9 直接フリーキック 12
2 間接フリーキック 3
2 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
◆17分
18 町野 修斗
右 88 ~ ↑ 中央 17 ↑ 18 左足S
◆23分
オウンゴール
中央 相手DF → 右 相手DF → 相手DF OWN GOAL
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆1分
18 小川 航基
中央 18 → 20 → 33 → 18 左足S
◆83分
18 小川 航基
左 CK 10 ↑ 中央 18 ヘディングS
選手交代
◆65分
13 平岡 大陽 → 11 タリク
17 大橋 祐紀 → 7 阿部 浩之
◆82分
20 永木 亮太 → 10 山田 直輝
◆90+6分
4 舘 幸希 → 6 岡本 拓也
3 石原 広教 → 9 山下 敬大
◆45分
5 ガブリエウ → 22 岩武 克弥
◆46分
20 井上 潮音 → 10 カプリーニ
◆64分
6 和田 拓也 → 42 橋本 健人
31 坂本 亘基 → 7 山下 諒也
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
10,006人 雨、弱風 10.2℃ 81% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
玉井 朗 清水 勇人 渡辺 康太 堀越 雅弘
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
淺田 武士 山本 雄大 西山 貴生 亀井 信也

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

前半の失点で難しくなってしまったかなと思います。
前半は運もあり逆転はできたのですが、後半押し込まれたところの問題点というのは、選手というよりも僕自身の問題なのかなと思います。
非常にもったいない失点の仕方、セットプレーだったので、2失点目もそうですし悔いが残る失点だったかなと思います。
ただ前向きに捉えて次に向かうということは選手にも話しましたし、それを今シーズンやるということは決めているので、課題と向き合いながらいいところを継続しながらやれればいいなと思います。

山口監督 質疑応答

自分に責任があるというのは具体的には?

相手がシンプルに前につけてきたり背後を狙ってきたりするところの蓋をするところ、いつもはそこに対して自分たちからアクションを起こしてということをやらせられなかった、徹底できなかったというのは、もちろん僕の責任です。
結果論にはなるんですけどそういうので難しくなったのは事実なので、そういう意味でまだまだそこはやっていかなければいけないなと思います。

前半のプレスは相手を苦しめていたように見えるが後半は強度が落ちたように見えたが?

少し間延びをしてしまったのかなというのがひとつ。ハーフタイムに映像を見せて修正したんですけど準備のところでいつものポジションがとれていなかったというのは大きなポイントでした。強度が足りないというのは捉え方ですけど、準備が悪いからそう見えるのかもしれません。距離がある分届かなかったり、裏返されたりしていたので、ちょっとしたことだと思うんですけど、大胆さというのを見せられなかったというのは僕自身の問題かなと思っています。

町野選手のプレーの幅が広がっているように見えるが?

周りに活かされている部分もありますし周りを活かしている部分もたくさんあります。町野自身の取り組み方でそうなっていることもあります。関係性がよくなってシンプルに周りを使うところであったり、自分の持っている質の高さの分、相手が嫌がっていることもあります。
町野一人がというところもありますが、周りの選手といい関係性ができているなというのがあります。
もともとクオリティのある選手なので、自信もついたのもありますしゴールへの意識であったり、チームとしてやらなければいけない役割への執着心というのはもしかしたらワールドカップを経験して生まれたものかもしれない。
ただ町野一人ではなくて、そういう意識でやってくれているので、そういう意識がでてきたのかなと思います。

選手コメント

DF2杉岡 大暉
杉岡 大暉

入りの部分と後半は少し相手のペースになってしまいましたし、そこの戦い方を振り返ると本当に悔しいです。

(1失点目については?)
ボールが下がった時に受けることは分かっていましたがラインを上げたほうがいいのかという迷いもありました。セカンドボールに対しても反応が遅かった。気をつけていたことでしたけどあんなにきれいにやられるとは予想外だった。
そこは今後の教訓にしなければいけないと思っています。

(2失点目のセットプレーは対応が難しかったか?)
セットプレーでやられたことは問題ですが、押し込まれてセットプレーの回数がかなり多かった部分もありました。失点はしてなかったですけど少しどんよりとした空気感が中であったので、攻撃に転じられていなかったですし相手の勢いを受けてしまっていたので、そこは反省点です。

(2点取り返したことは?)
チャンスも多く作りましたし、ただもう1点入っていれば展開は変わったと思います。そこで決め切れる力はまだ足りないと思います。

(失点については自分たちの距離感の問題か?)
自分たちの跳ね返す場所とか跳ね返し方も問題があると思います。このゲーム自体、セカンドボールをけっこう回収されていたイメージがあって、そこから勢いをもってこられていた。そこは繋ぐのかはっきりクリアするのかは個人の問題でもあるので、そこは今後やっていかないとダメだなと思っています。

FW18町野 修斗
町野 修斗

(今日の試合を振り返って)
もっと得点を取れたと思いますし、後半はボールを蹴られることが多く、跳ね返すことができずに苦しい展開でもったいなかったです。

(前半すぐに得点を奪われたあとに、すぐに返すことができたが?)
ラッキーな形で逆転までいけましたが、それ以外に数多くのチャンスがあったので決め切らなければいけなかったです。

(自分が得点をしたことよりは、得点を重ねられなかった方が気になるか?)
2、3点いけたと思いますし、僕もそうですけどもったいなかったなと。
ただチャンスは作れているので、ポジティブに切り替えていきたいと思います。

(町野選手の得点自体は相手がよく見えていて落ち着いてシュートしていたと思うが?)
ファーストタッチがうまく決まったので、それが良かったです。

(得点以外の部分でアシストや仕掛けてチャンスメイクなど様々なプレーをしているが意識しているのか?)
ある程度の部分はボールを持ったらチャンスを作る自信はあるので、決めきるところができたら今日は完璧でした。

(代表監督の森保さんが視察に来られていたが?)
それは知らなかったです。1試合1試合の積み重ねが代表に呼ばれると思うので、この2試合でアシストと得点は続けてできているので継続してやれたらと思います。

(たくさんチャンスを作れていた中で決め切れなかったことは?)
シンプルに相手が対策をしてきていましたし、中でプレーしていても相手の後ろはシンプルにという声が出ていたので、得意のショートカウンターが少なく、後ろが跳ね返せなくて押し込まれるという部分は対策をしていかないといけないと思っています。

(町野選手から見て、小野瀬選手の加入は影響あるか?)
技術も高くてパスも出てくるのでやりやすいですし、前節も何度かチャンスを作ってくれているのでしっかり決めたいと思います。

(大橋選手との関係も今季非常に良いと思うが、どういうところが改善されたのか?)
以前からやりやすいと思っていました。走ることができますし戦ってくれるので良いコンビができているんじゃないかなと思います。
一人で行こうとしたら行けると思うんですけど、あえて使うところであったりというのは見極めながらですね。

(開幕戦からゴールの意識という部分は?)
ゴールの意識、縦への意識というのは本当に強くて、それは去年から積み上げてきたものなのでそれを今年は結果に変えていかないといけないと思います。

(得点を取ったことで乗ってくるのではないか?)
得点を取って当たり前だと思われていると思いますし、自分でもそういったプレッシャーの中でやっているので1点では満足できないです。

(2試合が終わって1勝1分で、現段階でのチームの戦い方はどう捉えているか?)
今日は勝たなければいけない試合だったと思います。負けてはいないのでそこだけはポジティブに、次に向かいたいです。

GK1ソン ボムグン
ソン ボムグン

失点をする時間帯もそうですし、集中しなければいけない時間帯というのがある中で失点をしてしまった。選手たちはそれを分かっていると思いますが、集中しなければいけない時間帯に集中し失点を防がなければ勝ちには繋がらないと思います。非常に悔しいです。

(セットプレーのときがチーム全体として課題がある感じがするが?)
セットプレーで失点するのはものすごく悔しいですし、もったいない部分でもあります。
選手と意思疎通をしっかりして練習ときにしっかりコミュニケーションを取って、声をかけてやっていければ失点はしないと思うので、そこを高めていきたいです。

(今日初めてホームでプレーしたが、何か印象はあるか?)
雨の中本当に多くのファン、サポーターの皆さんが来てくれて本当に感謝しています。
こういう雰囲気を作ってくれたので、勝利という形で恩返しをしたかったんですけど、それができず本当に悔しいです。

(ソン選手から良いフィードがあったが、攻撃の面で意識していることはあるか?)
攻撃的なチームなので前からの守備もそうですし、相手が背後に狙ってきたボールに対する対応とか、そういうところが自分にとっても攻撃の始め方になっているんじゃないかなと思います。

MF88小野瀬 康介
小野瀬 康介

(攻撃の連動性も見られるが、自身の意識は?)
そういうところは意識していますし、求められているところなので前半で決めきれたら一番良かった。
ただ取り切れなかった時の対応というのをチームでやっていかなければいけないですし、負け試合に等しい試合でしたけど勝点1取れたということをポジティブに捉えて、次勝てればこの勝点1が意味があるのかなと思います。

(町野選手、大橋選手をどう活かしながら自分も活きるというイメージでいるのか?)
二人とも大きいですし、見えるところに入ってきてくれるので常にアクションを起こしてほしいということと、二人から離れないように近づいて、二人にマークが行ったときに空いてきたりするのでそこは動きを見ながらやっています。
フォワードは町野選手や大橋選手だけではないので、阿部ちゃんだったり前の選手の近くでプレーしようとはしています。

(前の二人が開幕から合計で4点取っているが、小野瀬選手加入の効果も出ていると思うが?)
そう評価してくれるのは有難いですし、僕が貢献できているのならば嬉しいなと思います。

(今日の勝ち切れなった試合でどのようにしたら勝点3を取れたか?)
前半で決めきれなかったというところは今日の試合では大きかったのかなと思います。
後半相手も勝たないといけなかったのでパワーをもってプレーしてきていて、
前半よりもよりロングボールが増えて、間延びしてしまいセカンドボールが拾えなかったというのが一番です。
行ききるのか、行かないのかというところをもっとチームで話さないといけないのかなと思います。

(湘南に来て楽しそうにプレーしているなと感じるが?)
自由にやらせてもらっていますし、僕もあとがないので必死になってやっています。

(ガンバのときのサイドよりも今のポジションの方が合っているように見えるが?)
どうなんですかね。智さん(山口監督)の指示を聞きながらダメなところもちゃんと言ってくれるので、しっかり自分の課題に向き合いながらプラス自分の良さを出せるようにしながら準備するだけです。

(試合中に山口監督に聞きに行く場面がけっこうあると思うが、自分から行っているのか?)
外からと中でプレーしている見え方は違うので、情報を共有するためにも話しには行っています。

(得点になった起点のパスは大橋選手が見えていたのか?)
最初にマチ(町野選手)が見えて、マチに出そうかなと思ったんですけど、奥に走っているのが見えてそっちだなと思って、感覚ですけど一瞬で変えました。
見えていない時もあるんですけど、あの時は見えていました。見えたときに正確に出せたのは良かったなと思います。

(前半終了間際に平岡選手に出したラストパスはあれは見えていたのか?)
あれは感覚でニアに誰か入ってくる後ろを狙って誰か来てくれ、と。あれで誰も来ていなかったら大カウンターでしたけど、良いところに入って来てくれたので、見えてはいなかったですけどイメージ通りでした。

(それはチームとして共通認識があるのか?)
ゴール前に入って行くというところは、僕がいないときからやっていたので、来ているだろうという感覚で上げました。

(小野瀬選手中心に良い攻撃が組み立てられていると思うが、小野瀬選手が合わせているのか?周りが合わせているのか?)
それは両方だと思いますし、常にズレたときに僕がしゃべっているのでこうしてほしいというのは伝えています。
短い期間ですけどうまくチームに入れていますし、もともとできているチームだったのでそこに僕が合わせている形から入って、僕はもっとこういうのできるよというのをプレーで見せていって今の形になっているので、もっとより良くなっていくということを確信しています。

MF13平岡 大陽
平岡 大陽

(開始早々の失点については?)
蹴ってくるというのは分かっていた分、僕も最初のスタートポジションを下げるべきかなと思いましたけど、次の攻撃に繋げようと思って少し高い位置を取ってしまっていた。振り返ってみたらもう少し守備から入るという部分はファーストプレーだったしもっと堅くいってもよかったかなと思います。

(失点したあとは落ち着いて立て直したのか?)
時間が早すぎたし、ここは考えすぎずに切り替えていこうぜという声は掛け合っていたので、それはよかったと思います。

(守備の時に昨年の終盤の堅さはないように感じるが?)
原因が何なのかということは考えなければいけないと思っています。
鳥栖戦でVARに救われた先制点の部分は僕は気が抜けていたという部分もありますし、一人ひとりの意識かなと思うところもあります。
セカンドを拾えなかったのは、バックラインが相手のFWとの競り合いで手こずっていたのでその分ボールのセカンドの行方が把握しづらくて僕らも少し難しくなってしまったところはありました。

(今日の引き分けをどう活かしていきたいか?)
チームとしては2連勝がベストだし、それができず残念ですが、負けていないということは大きいと思うので、次の川崎に向けていい準備をしていくだけかなと思っています。
個人としては、開幕から2試合、まったく満足していません。自分の良さは守備からリズムを掴んでいくという形ですが、今日はピッチコンディションもありましたけど良さが出せなかったので、まず自分の良さをしっかり出して、プラスα今自分がチャレンジしているゴール前のところをやっていきたい。自分自身は危機感を持ちながらやっています。