MATCH試合結果

2022明治安田生命J1リーグ第16節 vs セレッソ大阪

5月29日(日) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ セレッソ大阪  AWAY
湘南ベルマーレ 0 0 前半 1 2 セレッソ大阪
0 後半 1
13 > 13 勝点 23 > 26
 
得点者
18分 アダム タガート
90+4分 加藤 陸次樹
選手 シュート シュート 選手
GK 1 谷 晃生 0 STARTING
LINEUP
0 キム ジンヒョン 21 GK
DF 22 大岩 一貴 1 0 松田 陸 2 DF
DF 4 舘 幸希 0 1 山中 亮輔 6 DF
DF 2 杉岡 大暉 0 0 マテイ ヨニッチ 22 DF
MF 26 畑 大雅 0 0 鳥海 晃司 24 DF
MF 27 池田 昌生 0 0 原川 力 4 MF
MF 15 米本 拓司 0 0 毎熊 晟矢 16 MF
MF 11 タリク 1 1 奥埜 博亮 25 MF
MF 3 石原 広教 2 1 ジェアン パトリッキ 26 MF
FW 17 大橋 祐紀 1 2 アダム タガート 9 FW
FW 18 町野 修斗 5 1 清武 弘嗣 10 FW
GK 31 立川 小太郎 SUB 清水 圭介 31 GK
DF 24 福島 隼斗 0 舩木 翔 29 DF
MF 10 山田 直輝 0 0 為田 大貴 19 MF
MF 14 茨田 陽生 0 岡澤 昂星 28 MF
MF 42 高橋 諒 0 0 中原 輝 41 MF
FW 9 ウェリントン 1 0 ブルーノ メンデス 11 FW
FW 13 瀬川 祐輔 4 1 加藤 陸次樹 20 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
 
15 シュート 7
 
4 ゴールキック 15
10 コーナーキック 1
8 直接フリーキック 7
1 間接フリーキック 3
1 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
 
 
 
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆18分
9 アダム タガート
右 16 → 10 → 16 ↑ 中央 9 ヘディングS
◆90+4分
20 加藤 陸次樹
右 41 ~ 相手GK クリア 中央 20 左足S
選手交代
◆59分
11 タリク → 10 山田 直輝
17 大橋 祐紀 → 13 瀬川 祐輔
◆71分
27 池田 昌生 → 14 茨田 陽生
18 町野 修斗 → 9 ウェリントン
◆82分
3 石原 広教 → 42 高橋 諒
◆46分
26 ジェアン パトリッキ → 19 為田 大貴
◆65分
9 アダム タガート → 11 ブルーノ メンデス
◆82分
16 毎熊 晟矢 → 41 中原 輝
10 清武 弘嗣 → 20 加藤 陸次樹
◆87分
6 山中 亮輔 → 29 舩木 翔
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
8,231人 晴、中風 25.6°C 59% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
高橋 信光 小屋 幸栄 浜本 祐介 松井 健太郎
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
塚越 由貴 清水 勇人 山際 将史 岩崎 洋

ハーフタイムコメント

山口監督ハーフタイムコメント

・もっとアグレッシブにいって自分たちのよさを出すこと
 後ろは安心感を与えてやれ
・準備、覚悟が足りない
 もっとコミュニケーションをとって後半取り返そう

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

立ち上がりから少し引けた戦いになってしまい非常に残念な結果になりました。
前半途中から自分たちの出し方を思い出しましたが、得点を取られてからそういう状態ではなかなか難しいところがあったので、それは自分自身すごく反省をしています。
後半に関してもクロスの質であったり入り方であったり、得点のところの課題が出ましたし、2失点目に関しては攻めている中で与えたくない、信じられないような失点をしてしまったゲームになりました。
非常に残念な結果と立ち上がりと、必然的な負けになってしまったなと思います。

山口監督 質疑応答

試合の入りが珍しくよくなかった印象だが?

単純に選手の出す覚悟が足りなかったなと思います。入る前にも要求をしていましたが、もちろん暑さとか疲労とかあるなかで、どれだけできるかという話をしたなかでの形だったので、非常に僕自身がまだまだ足りないなと思っています。
得点の取られ方もミスでしたけど、あっさりとやられてしまったところは原因というか本当に選手の覚悟が足りなかったなと思います。

時間が限られているなかで、どのような修正をして飲水タイムの後の攻めに繋がったのか?

もう引けた戦いはしたくなかったですし、0-1のなかで得点を取られるところというよりかは自分たちから奪う、アクションを起こしていくところにフォーカスをさせて、そのためにあの時間帯で伝えましたし、みんな一人ひとり頑張っているんですけど、その繋がりが足りなかったと思います。距離感も悪かったのでそういう話は前と後ろにしました。

ルヴァンカップから合わせて4連勝といきたかったが、好調を維持するために必要なことは?

今までの結果に関してはあまり考えていないですが、今日の試合に対して自分たちが出せるか出せないかということはすごく今僕自身にあります。
試合前にも、勝っている状況だからとか勢いとかそういう話ではなくて、自分たちができることがどれだけ愚直にできるかという話をした中での立ち上がりだったので、自分自身の力のなさを感じました。

これからセレッソ大阪とまた2連戦あるが、3戦続くことの難しさはあったのか?それともまずは目の前の試合を戦うようにしたのか?

全く先のことは考えていないですし3戦あるから今日の試合どう戦うかということはないですし、実際にセレッソさんもそうだと思います。この先のことはどうかはわからないなかでそこを想定して試合を迎えることは僕自身ないです。
これからまた次天皇杯があって、ルヴァンカップなので先々のことを考えるというよりかは、本当に今日の試合でいうと今日の試合へのフォーカスのさせ方が甘かったなと自分自身思うだけです。

後半の立ち上がり相手にボールを持たれてしまう場面があったが、 そこに関してはどうか?

僕自身そんなふうには思っていませんし、持たれているという感覚があまりないですし、持たれる時間帯もあれば持つ時間帯もあったので、持たれていても慌てるなとみんなで共有しました。少し暑さもあって反応が遅かったというのは正直あると思います。
ただそれは言い訳にならないですし相手も同じ条件で、ちょっと緻密さが足りなかったなと思います。

次天皇杯があって、そのあとルヴァンカップがあるが、選手はどのように使っていくのか?

連戦のなかで天皇杯もあって、ルヴァンカップもあるので、練習はやることは変わらないですし何より今日のこの情けなさを自分自身どうにかしていかないといけない。
選手にそういう表現をさせないといけないというのがあるので次の試合に向けてもちろんコンディションがあって暑さも出てきたので、そういうところのマネジメントも大事になってくると思います。
選手というよりは僕自身がそういう考え方をもっと持っていたいなと思います。

小菊昭雄監督 総括

良い守備から先制点を取れて、理想的な立ち上がりでした。そこから相手に少し流れを持っていかれた中で、ハーフタイムでもう一度守備のところを確認しました。全体で我慢強くプレーすること、相手が前から攻守に矢印を向けてくることは予想できましたので、浦和戦と同様、耐える時間帯は耐える、前からハイプレスを掛けるときは全員で連動して奪いにいく。そこを徹底しようと。選手たちはこの連戦の中、この暑さの中、タフなゲームだったのですが、全員が思いを1つに戦った結果、追加点、勝利につながったと思っています。

小菊昭雄監督 質疑応答

後半の終盤は特に耐える時間帯が続いたが、後半のプランについては?

当然、試合の中ではわれわれの流れ、湘南の流れと波があるわけですが、この試合だけではなく、この3連戦、自分たちがキャンプでやってきた攻守の引き出しの中で、どの引き出しを全員で共有して使うのか、全員が同じデザインを共有できています。だからこその3連勝だったと思います。
今日の試合も後半、相手は前に人数をかけてくること、高さのあるウェリントンを入れてくることも想定していました。そのときにしっかりはね返すことを徹底できれば、(攻撃では)同数で広大なスペースができることも想定済みでした。浦和戦と同様、このような勝ち方ができたのは選手が自信を持って、全員で表現できている、ゲームをコントロールできているからだと思います。

今日の結果、首位との勝点差も詰まったが、中断明けのリーグ戦への抱負について。

選手たちには「上位争いをしていこう」と伝えてきたのですが、前節の浦和戦に勝って、「優勝争いに絡んでいこう」と伝えました。そのためには今日の湘南に必ず勝たないといけない中で、粘り強く戦い、選手たちの頑張りで優勝争いの権利を勝ち取れたことをうれしく思います。日々のトレーニングを精一杯やることを大切に、これからもやっていきたいと思います。

選手コメント

MF15米本 拓司
米本 拓司

もったいない試合だったと思いますし、ミスで失点するのが今シーズン多すぎると思うので、本当にそれをチームとして、ミスを許さないという雰囲気を作らなければいけないと思います。その1点が試合を決めると思うし、それで試合が壊れることが多いので、そういう雰囲気づくりをしなければいけない。
その後攻めましたけど、結局点が取れなくて負けてしまったら、内容がよくても一緒ですし、内容も大事ですけど、勝点を拾うということが今は大事だと思うので、もう一回練習からやらなければいけないと思います。

(セレッソにうまく守られたという感覚はあるか?)
チャンスはありましたし、間を使いながら攻めたり、クロスのボールで飛び込んだりというところはあった。フロンターレ戦のようにたくさん得点が入ればいいですけど、サッカーってそんな3点4点って入るスポーツではないので、1点の重みをしっかり自分たちで感じ取ってやらなければいけないと思います。

(清武選手が米本選手の脇を使ってくる中で意識したことは?)
映像を見て振り返らないと分からないところもありますが、最初ちょっとけん制しすぎて、あまりボールに行っていなくて入れられてしまった。失点して目が覚めたじゃないですけど、前からいって取れることもあったので、もう少し僕が指示を出して、けん制じゃなくてプレッシャーという感じでいかせればコントロールできたかなと思います。

FW18町野 修斗
町野 修斗

もう少し勢いを持って入りたかったし、相手がビビるくらいはいけてなかったと思います。要因としては、相手の立ち位置もありましたし、キーパーのところがハマりづらかったところがありました。でもそれでも様子を見るのではなくてもっと行ってみてもよかったと思います。

相手に崩されてピンチになることもなかったし、自分たちのミスによる2失点だったので、本当にもったいなかった。
得点もゼロでしたし、今日はポストに嫌われたところもありましたが、次は決めたい。

(町野選手自身は調子を維持している印象があるが?)
去年悔しい思いをしたということと、今年は自信を持てるようになってきたことは大きいと思います。
今日もある程度相手の脅威にはなれていたと思うんですけど決め切れなかった。また対策もされると思いますが、それを上回るくらい最高のパフォーマンスで結果を残したいです。

MF42高橋 諒
高橋 諒

ケガが治って一発目の試合でしたし、入る時にリードされていたのでとにかく攻撃的にプレーして、ゴールに関わりたいと思って試合に入りました。

(クロスやコーナーが多かったがゴールに結びつかなかったのは?)
1点ビハインドだったのでああいう展開になることは分かっていましたし、相手も僕たちが押し込んでもしっかりブロックを作ってクロスやセットプレーをうまく跳ね返されてしまっていた。そこの質はまだまだ自分たちの課題だと思います。

(今後さらにコンディションが上がっていくと思うが?)
今日は短い時間でしたけど、自分の特徴を何回か出すことができましたし、これから連戦で試合に関われる時間が増えてくると思うので、もっとコンディションを上げたり、いいパフォーマンスを出していけるかなと思います。

MF27池田 昌生
池田 昌生

試合が終わって振り返ってみるとミス絡みの失点でしたし、たらればになってしまいますが前半を0-0で折り返すことができていたらと思います。
起きてしまったことは仕方がないのでその失点を取り返すだけの力が、今の自分たちにはなかったというのが試合が終わっての率直な感想です。

(セレッソに対して思い入れもあったと思うが?)
所属はしていましたけど、ジュニア(小学生)とジュニアユース(中学)なのでユース(高校)には所属していないですし、でも6年間お世話になったクラブには変わりありません。小さい頃から見ていた選手もいますし、キムジンヒョン選手だったり清武選手もずっとジュニアのときから見ていたので、去年試合をしたときは感慨深い思いはありました。

(惜しいミドルシュートがあったが自分のプレーはどうだったか?)
もう少しアグレッシブに背後に抜け出す動きを出したかったなと思います。
自分のプレーに満足はしていないですけど、最低限のプレーはできたかなと思います。

(右サイドの連携は試合ごとに良くなっている印象だが?)
毎回試合に出る選手が変わるので、今日だったら岩ちゃん(大岩選手)で途中で舘くんに変わったんですけど、脩斗さん(山本選手)のときもあるので、それは人それぞれに特徴もありますし、その試合ごとに話す回数も増やして合わせるようにしています。今は誰と組んでも良い関係ができているなと僕自身思っています。

(連勝の勢いを勝利に繋げられなかったのは監督は立ち上がりの甘さだったり覚悟が足りなかったと言っていたが、池田選手はどこに要因があると思うか?)
慢心とか謙虚さを忘れずにやろうとみんなで話をして試合に入りましたけど、セレッソの立ち位置だったりでうまくスイッチが入らなかったり、そういったところで自分たちからアクション起こしていけなかった。守備や攻撃でも少しリアクションになったところがあって、立ち上がりの入りが緩くなってしまった部分があったのかなと思います。