MATCH試合結果

2022明治安田生命J1リーグ第15節 vs 川崎フロンターレ

5月25日(水) 19:03キックオフ @等々力陸上競技場

HOME  川崎フロンターレ 湘南ベルマーレ  AWAY
川崎フロンターレ 0 0 前半 0 4 湘南ベルマーレ
0 後半 4
30 > 30 勝点 10 > 13
 
得点者
50分 町野 修斗
54分 池田 昌生
60分 町野 修斗
61分 タリク
選手 シュート シュート 選手
GK 1 チョン ソンリョン 0 STARTING
LINEUP
0 谷 晃生 1 GK
DF 13 山根 視来 0 0 山本 脩斗 16 DF
DF 31 山村 和也 0 0 大岩 一貴 22 DF
DF 7 車屋 紳太郎 0 0 杉岡 大暉 2 DF
DF 15 佐々木 旭 1 1 畑 大雅 26 MF
MF 8 橘田 健人 0 1 池田 昌生 27 MF
MF 14 脇坂 泰斗 0 0 米本 拓司 15 MF
MF 19 遠野 大弥 3 2 タリク 11 MF
FW 41 家長 昭博 1 2 石原 広教 3 MF
FW 23 マルシーニョ 1 2 大橋 祐紀 17 FW
FW 9 レアンドロ ダミアン 0 4 町野 修斗 18 FW
GK 27 丹野 研太 SUB 立川 小太郎 31 GK
DF 29 高井 幸大 0 舘 幸希 4 DF
MF 6 ジョアン シミッチ 1 1 山田 直輝 10 MF
MF 16 瀬古 樹 0 1 茨田 陽生 14 MF
FW 24 宮城 天 1 高橋 諒 42 MF
FW 11 小林 悠 2 0 ウェリントン 9 FW
FW 20 知念 慶 1 1 瀬川 祐輔 13 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆90分 20 知念 慶
◆90+4分 13 山根 視来
11 シュート 15
◆65分 13 瀬川 祐輔
◆66分 10 山田 直輝
◆76分 22 大岩 一貴
11 ゴールキック 9
4 コーナーキック 7
9 直接フリーキック 5
2 間接フリーキック 3
2 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
 
 
 
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆50分
18 町野 修斗
右 CK 2 ↑ 中央 18 ヘディングS
◆54分
27 池田 昌生
左 11 ~ → 3 ↑ 中央 27 ヘディングS
◆60分
18 町野 修斗
中央 相手DF こぼれ球 17 ~ → 18 左足S
◆61分
11 タリク
中央 混戦 こぼれ球 18 → 17 ~ → 11 右足S
選手交代
◆57分
15 佐々木 旭 → 16 瀬古 樹
19 遠野 大弥 → 6 ジョアン シミッチ
◆66分
14 脇坂 泰斗 → 11 小林 悠
41 家長 昭 → 20 知念 慶
23 マルシーニョ → 24 宮城 天
◆42分
16 山本 脩斗 → 4 舘 幸希
◆61分
27 池田 昌生 → 13 瀬川 祐輔
11 タリク → 10 山田 直輝
◆74分
17 大橋 祐紀 → 9 ウェリントン
18 町野 修斗 → 14 茨田 陽生
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
14,068人 晴、弱風 22.2°C 62% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
杉澤 直樹 池内 明彦 八木 あかね 淺田 武士
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
酒井 達矢 井上 知大 川俣 秀 大高 常勝

ハーフタイムコメント

山口監督ハーフタイムコメント

・メリハリをしっかりつけること
・クロスに対してはっきりプレーする
・自信をもってやろう、このゲーム必ず勝ちにいくぞ

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

首位の相手に自分たちの出せるものを出したい試合でした。
自分たちの強みである守備のところは、川崎さんに対してどこまで通用するのかという部分と、準備してきたものが出せれば通用するであろうところと、選手と取り組んできたところが非常に形になったところが多かった試合になりました。

課題だった得点のところに関しては、セットプレーも含めみんなで意識していたところで得点が取れた、なおかつ早い攻撃で決めきることができた試合になりましたし、なにより最後まで選手がゼロにこだわってその中でもう1点狙っているところもうかがえたので非常に良かったなと思います。
やはり川崎さんに勝てる、これを自信にまた次に繋げていかないといけないなというゲームになりました。

山口監督 質疑応答

前半から良い形ができていたなかでただ得点は取れなかったが、その中で後半に向けてより強調したところは?

良い形で奪えて、速く行くところと単純なミスで失うところがあったので、その辺は落ち着くところは落ち着こうと。自信を持って動かしていこうという話しはしました。
ハーフタイムの指示というか選手の判断もあるところなので、ちょっとした前半は焦りというか相手の圧に負けていたところがあったので、そこは自信を持っていこうと言って送り出しました。

前半決定機を外した中で後半はいつもと違いゴール前で落ち着いてゴールを決めていた印象。外した要因と決め切れた違いは?

決めきれないところに関しては、あることなのでチャンスの回数を増やすこととメンタル的にその場で落ちないことと、何よりも決めきれたというところよりかは関係性がある中で、ボールを奪うところが非常に良かったなと思います。
数的優位なところでの課題が湘南にはあったんですけど、そういうところもついて繋がれたなかでのゴールだったので、単純な技術のところはすぐにどうこうならないと思いますけど、そういう繋がりのところで安心感とトライし続けるところは良くはなってきているのかなと。
外してへこむことがもちろんその瞬間はありますけど、そういうものは毎試合あるので本当にやり続けて見えたものなのかなと思っています。

川崎が早い時間に交代カードを切ってきたなかで湘南も選手交代をしたが、その中で相手に対抗して主導権を握っていたように見えたが?

前半に山本選手が怪我をして、交代枠が限られているなかでどうしていこうかなというところと、見ていた感じでは体力が落ちていく中で関係性のところで補えていた部分があるので、形を変えずにそのまま、受けるというよりかはやることを徹底したというのは僕自身もありました。
選手の中でもそういった覚悟みたいなところがあったので、それほど気にはしていなかったです。

後半立ち上がりのコーナーキックからの1点は非常にチームのムードを変えたと思うが、セットプレーについてかなり強調してトレーニングやってきたのか?

そうですね。今週短い期間でやれることが限られているなかで強調はしてきました。
実際ミーティングもしながらセットプレーに特化したところもあったので、選手がすごく理解して得点を取る取らないのところは、本当に必然のところと偶然のところがあると思いますけど、そういうのが繋がって選手の意識の中でできたゴールだと思います。
セットプレーで取れれば楽だなというのはシンプルに思いますし、選手の自信にもなったと思います。

畑選手が高い位置を取ってアグレッシブに攻めていた。前節神戸戦は左サイドで石原選手がアグレッシブな印象だったが狙いや2人の評価は?

両サイド攻守にしんどいな中、非常にタフにタスクをこなしてくれたなと思います。
とにかく攻守において自分たちがアグレッシブにいきたい、受け身にならないでいきたいという中で後ろとの関係なんですけど、高くとれとも言っていないですし、低くとれとも言っていないですが、お互いに関係性がある中で、誰がどういう状況なのかというところは取り組んでいるところですが、すごく理解しながら相手を見ながら状況を見ながら判断ができるようになったのかなと思います。
あれだけ両サイドがハードワークしてくれてタフに戦えると僕としてもすごく助かっています。あわよくば得点を取るというところも、2人ともまだJリーグで取ったことがないので、それも求めていますが、そういうところが出たのかもしれないです。

後ろとの関係性というのは杉岡選手だったり山本選手の後ろからのサポートだったりということか?

そうですね。後ろの安心感とヨネ(米本選手)の今日で言うとアンカーのポジションでの関係性ところで、高くとってどういう変化が出るのかというのを判断してくれたので、その辺に関してはすごく手応えを感じるところがたくさん出ました。

前節の神戸に勝ってから練習の雰囲気に変化があったか?

練習の雰囲気は特に何も変わっていないですね。もともと雰囲気は良くて、みんな本当に真摯に取り組んでくれているので、ただ大きな結果が出るというところでちょっとした自信とかやり続ける信念というかそういうのが出ている感じはします。
当たり前のことなんですけど、そういうのが本当に今日は出たのかなと。
選手のなかでもやっぱり取り返していかないといけないというそういう気持ちがあるので、そこは自分自身も今までの悔しい思いを取り返すそのスタンスでできているのはすごく表現できたのかなと思います。

神戸戦から攻守のメリハリがよりついたと思うが?

神戸戦だけではなく、攻守においてどの試合もいい所も悪い所もあったと思うので、神戸戦に限らず自分たちがやっているところというのは、今日は長い時間できたと思いますし、なおかつ結果に繋げられたと思います。神戸戦もそうだったのかもしれないですし、負けた試合はその時間帯が少なかったのかもしれないですし、神戸戦をきっかけにというよりかはやり続ける信念を持ってやっているところが少しづつ形になってきたのかなと思います。

鬼木達監督 総括

ホームに帰ってきた中で、0-4という結果で非常に残念に思っています。ただ、選手たちは自分がやってほしい“アグレッシブに”というのをスタートからやろうとしてくれた。そういう意味で言うと、ゲームの全体のところや試合の中でのプランを自分がもっともっとマネジメントできればと思っていて、そこの力不足かなと思います。選手一人ひとりの頑張りをもっとつなげられるようにしなければいけないと思っています。

鬼木達監督 質疑応答

先制点を許したあと、連続失点を喫したがどう感じているか?

このゲームだけでなく、いくつか連続失点というところがある。チームとして我慢していれば「2点までであれば」とかでひっくり返せるチャンスはあるでしょうけど、そこのところで連続失点してしまったことは残念に思います。ただ、今回で言うとずっとゼロで抑えてきた中で緊張の糸が切れたかなと思うので、そこはもう一度戻さなければいけない。声でもなんでも、盛り上げて、もう一度自分たちで鼓舞できるような状況を作っていきたいです。

「もっともっとマネジメントできていれば」というのはどんな部分にあったか?

例えばコンディションのところも含めてゲームプラン。それでも、ホームなので自分たちらしいプレーを見せたいというところで、前半なんかでも縦に速く攻めて、そういうところでパワーを使ってしまったのかもしれませんが、そういうもので魅せていきたいというものがあって、選手はそれに取り組んでくれました。あとはゲームの状況を自分が見極められればと思います。

選手コメント

MF27池田 昌生
池田 昌生

(ルヴァンカップでは得点を決めていたがJ1で初得点。チームを勝利に導いた気持ちは?)

率直に嬉しいですし、ただルヴァンカップでもリーグ戦でも自分が出た試合は、自分が活躍してチームを勝たせたいというのには変わりはないので、それが今日リーグ戦の初ゴールに繋がったのでそれは嬉しいです。

(得点シーンは入り込んだけど足を止めてここに来るというところにフリーを作って自分で決めるという一連だったが考えていたことは?)

本当は広教選手(石原選手)からダイレクトで要求をしていたんですけど、トラップをしたので1回止まったというか自分のスペースを確保してそこに呼び込んだという形でした。実は最初のイメージとは少し違いましたけどうまく入れることができて良かったです。

(今日インサイドハーフとしてプレーをして良い守備から良い攻撃にという形が本当によく出た試合だったが求められたことと手応えは?)

良い守備から良い攻撃というのは今自分たちの強みでもあるし、やろうとしているサッカーなので、今日首位のフロンターレとの試合でしたけど、それを臆することなく自分たちでやろうということは試合前から言っていました。
そういう形は前半から自分を含めて数多く出せたので、前半は0-0でしたけどこれを続けていけば後半必ず得点が取れるという自信もありましたし、それができたんじゃないかなと思います。

(フロンターレが相手だからいつも以上にパワーを出そうといったことがあったのか?)

そういうのはなくて、今のフロンターレは絶対王者ではないというのは試合前にチームでも話をしていましたし、自分たちも強気で自信を持って戦うんだというのは、今日チーム全員が出せた部分だと思うので、それが今日の結果に繋がって良かったです。

(去年湘南に移籍をしてきて活躍をしているが、J3でやってきた中で今の現状をどう感じているか?)

正直言うとまだまだ満足はしていないですし、自分が求めていることであったり自分が理想としている形というのはまだまだ上なので、一喜一憂することはありません。
今日の勝利、今日の自分のプレーには満足していますけど、目指している場所はまだまだ上なので切り替えてやっていくだけかなと思います。

(公式戦3連勝となったが今のチーム内の雰囲気がいつもと違う点があったり、この勢いを次に繋げていくための意気込みを)

喜ぶ時は喜んでというところはありますし、先ほどロッカールームでもはしゃいでいましたけど、また明日になれば次の試合に向けてみんが引き締めてトレーニングできると思います。それが今のチームの好調のひとつでもありますし、継続してやっていきたいなと思います。

DF2杉岡 大暉
杉岡 大暉

入るべきところでしっかり入ったという試合だったと思いますし、今までもこういう試合になり得た部分はあったと思います。得点が入って、川崎もそんなに調子が良くなかったと思いますが、でも勝ち切れたことは本当によかったです。

(先制点のセットプレーからの得点は大きかったと思う。キッカーだったが?)
得点の3割はセットプレーと言われていますし、得点に結び付くにはキッカーが8割だと思っているので、蹴らせてもらっている中で責任を感じていました。練習の中からみんなの入り方もだいぶ良くなりましたし、あそこで1点取れたことはよかったと思います。
チームにとって本当に先制点が一番の薬というか大きなものなので、守備もそれに応じて連動していけるし、イケイケの空気にもなるので、本当に先制点はこれからも大事になってくるかなと思います。

(失点ゼロも大きかったが守備については?)
最近本当に自信を持ってやれていますし、行くところ、行かないところ、構えるところ、みんなで声を掛け合ってやれていますし、その中で結果もついてきたのでよかったと思います。

(3連勝を目指すセレッソ大阪戦に向けては?)
確実に自信になった試合ですし、やってきたことが結ばれた試合だったと思うので、次も本当に大事だと思っています。一度ルヴァンで間が空いてしまうので、だからこそこの勢いで3連勝しなければいけないと思っていますし、ここで勝つことによって順位を上げていけるチャンスなので頑張っていきたいです。

DF3石原 広教
石原 広教

前半0-0で終わってお互いに同じ回数くらいのチャンスはあったけど、簡単に失点しないでしっかり耐えられたことがまずよかったと思います。
また、いつもなら1点取ったあとに引いてしまうような試合になることが多いですが、今日は真逆でどんどん前にという試合ができたので追加点が取れたと思います。
リスペクトしすぎないで試合ができたことがよかったと思います。相手が元気がないところはあったかもしれないですが、自分たちのやるべきことをみんなができたと思いますし、繋がって戦えたので本当にいい勝利だったと思います。

(それができた要因は?)
やっぱり自信だと思います。前回ああいう勝ち方をして気持ちも上がっていましたし、首位相手で気持ちが入るところもありました。
でも、今までも内容はよかったと思います。得点が取れるかどうかというところだったので、町野も調子がいいですし、周りの選手もそれに応えて得点できた。
マリノスの試合でもうちが得点を取れていれば、という内容の試合だったと思いますし、内容はいつもどおりとも言えると思います。

(ゼロで終われたのも大きかったが?)
後半はスコアもありましたし、自分たちで握る時間というのも作れていたと思います。そこの戦い方はチームとして成長していると思います。

(次に向けては?)
本当にいいチームだと思うので、やることが変わるということはないと思うので、とにかく自分たちがやっていることをやり切るということを意識して。みんないま自信を持ってやれていると思うので、それを継続してやってしっかり勝ってリーグ戦の連戦を終われればと思います。
今日、サポーターの皆さんがホームのような応援を続けてくれて、喜んでもらえて何よりでした。

FW18町野 修斗
町野 修斗

(2トップとインサイドハーフの関係性について今日意識したことはあるか?)
常にブレイクのポジションをインサイドハーフは意識していると思うので、前を向いた瞬間には必ずアクションを起こすということは今日だけではなく常に意識しています。

(ブレイクポジションについてもう少し詳しく)
相手の選手の間だったり、相手が嫌がるところでボールを受けるポジションというか、ゴールを意識したポジションです。

(前半は0-0だったがどのように捉えて後半に臨んだのか?)
チャンスもありましたし決めきるところはしっかり決めきろうというところと、守備も悪くなかったので続けていこうという話はしました。

(町野選手の2点目は良い守備からカウンターで3対1の状況を作ったがその時の一連の意識したことと、1対1を決めきったところについて)
ボールを取った瞬間にチャンスだなと思って僕とスギちゃん(杉岡選手)が前に走っていきました。おーちゃん(大橋選手)がどっちを選択するかなと思っていたんですけど、いい運び方というか僕の方を空けてくれるような持ち出しだったのでこれは来るなと思いましたし、かなりいいパスをくれたので、キーパーもしっかり見えましたし、ファーサイドにしっかり決められて本当に良かったです。

(チームとしてセットプレーからなかなか得点が取れていなかったなかで町野選手が1点目を決めた。あの時の意識は?)
神戸戦の前日にかなりセットプレーの攻撃についてミーティングと練習をやったんですけど、もっと勢いを出すこと、相手より一歩でもいいから前で触るという意識をもう一度再確認したなかで、久しぶりに取れて良かったです。

(ホームで清水と横浜に4失点で連敗したあとから公式戦3連勝だと思うが、チームとして何が良くなっているのか?)
戦うところであったり、ゴールへの執念というか身体を張った守備だったり基本的なところを大敗したあと、練習からやってきました。そういう基本的なところを意識しています。

FW17大橋 祐紀
大橋 祐紀

後半連続して得点をとれて、チームとしてもそこで楽になれたと思います。

(町野選手のゴールのアシストは素晴らしかったが?)
相手からボールを取れて数的優位を作れていたので、それをしっかり打ってくれというパスを出せたのは大きかったと思います。できる限り、対峙したDFを引き付けて出すことだけを考えました。

(スタメンで意識したことは?)
勝つことと戦うこと、そして点を取ることを意識して入りました。
今日、今年初めてくらい久しぶりに町野と2トップを組んで、去年からやっている中でお互いの良さを活かしながら、町野得点とれましたし、自分もゴールほしかったですけどアシストすることはできたのでよかったかなと思います。