MATCH試合結果

第16節 vs 川崎フロンターレ

5月26日(水) 19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 川崎フロンターレ  AWAY
湘南ベルマーレ 1 0 前半 0 1 川崎フロンターレ
1 後半 1
15 > 16 勝点 48 > 49
56分 山田 直輝
得点者
82分 レアンドロ ダミアン
選手 シュート シュート 選手
GK 1 谷 晃生 0 STARTING
LINEUP
0 チョン ソンリョン 1 GK
DF 4 舘 幸希 0 0 山根 視来 13 DF
DF 3 石原 広教 0 0 谷口 彰悟 5 DF
DF 8 大野 和成 0 0 車屋 紳太郎 7 DF
MF 26 畑 大雅 0 0 旗手 怜央 47 DF
MF 27 池田 昌生 1 0 ジョアン シミッチ 6 MF
MF 32 田中 聡 0 0 田中 碧 25 MF
MF 10 山田 直輝 2 0 脇坂 泰斗 8 MF
MF 42 高橋 諒 1 2 遠野 大弥 19 FW
FW 33 町野 修斗 1 1 長谷川 竜也 16 FW
FW 9 ウェリントン 3 2 小林 悠 11 FW
GK 23 富居 大樹 SUB 丹野 研太 27 GK
DF 6 岡本 拓也 0 1 ジェジエウ 4 DF
DF 22 大岩 一貴 塚川 孝輝 3 MF
MF 5 古林 将太 0 1 橘田 健人 22 MF
MF 25 中村 駿 0 0 三笘 薫 18 MF
MF 28 平岡 大陽 2 家長 昭博 41 MF
FW 13 石原 直樹 0 2 レアンドロ ダミアン 9 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆61分 田中 聡
8 シュート 11
 
9 ゴールキック 5
2 コーナーキック 3
12 直接フリーキック 7
2 間接フリーキック 2
2 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆56分
10 山田 直輝
中央 9 → 27 → 42 右足S 相手GK 10 ヘディングS
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆82分
9 レアンドロ ダミアン
右 13 → 47 → 中央 13 → 9 右足S
 
 
 
選手交代
◆64分
26 畑 大雅 → 6 岡本 拓也
32 田中 聡 → 25 中村 駿
33 町野 修斗 → 13 石原 直樹
◆86分
42 高橋 諒 → 5 古林 将太
◆57分
19 遠野 大弥 → 41 家長 昭博
8 脇坂 泰斗 → 22 橘田 健人
16 長谷川 竜也 → 18 三笘 薫
◆64分
6 ジョアン シミッチ → 9 レアンドロ ダミアン
◆77分
11 小林 悠 → 4 ジェジエウ
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
4,947人 曇、弱風 22.0℃ 54% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
河本 弘 家本 政明 岡野 宇広 西尾 英朗
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
川俣 秀 中村 太 平間 亮 岩崎 洋

監督コメント

浮嶋監督 総括
浮嶋監督

水曜日のナイターゲームの中、本当に満員のサポーターに埋めてもらい熱い声援をいただいて本当にありがとうございました。
ゲームのほうは我々のプレスが川崎相手にどれくらいいけるのかということを、真価を問われるゲームだったと思います。前半から自分たちのやってきていることをしっかり出していいゲームをしたと思います。後半、途中どうしてもリードしたあと引き気味になって少しラインが下がって何回かピンチがあった中、1失点してしまったのですが、そのあとも攻める姿勢をもってやってくれたと思います。
本当に勝ちたかったですが、今日のところは引き分けで連敗を止めたというところでいうと選手たちがよくやったと思います。

浮嶋監督 質疑応答

-湘南の右サイドの攻防がポイントになると思うが畑選手を先発起用し途中から岡本選手を入れたがその意図は?

畑は非常に調子が上がってきていましたし、連戦ということもあったので今日はそのプランでいこうということで選択しました。
非常にアグレッシブに仕掛けのプレーが多かったと思います。畑は体力が尽きるまでよくやったと思います。
岡本はフロンターレの左サイドを止めるだけの経験がある選手ですし、練習試合も含めて岡本は彼らの左サイド、特に三笘選手のところはどう守るかということはしっかり理解しているので、そういう部分では彼に自由にやらせなかったというところで言うと、よくやってくれたと思います。

-後半の立ち上がりからペースアップしているように見えたがプラン通りか?

そうですね、前半の一番最後はだいぶ引かされてしまっていたので、あれを後半やったら先に失点すると思ったので、もう一度前半の頭くらいしっかりいくということを話して出しました。

-先制後に守りに入るような印象も受けたが?

まだ30分以上あったのでいつも話をしているんですけど決して引くわけではなくて2点目を取りにいくつもりで変わらずに、残りの5分くらいまではいくぞという話はしていました。どうしても少しずつでもボールにプレスにいくことが甘くなると技術が発揮されてしまうので、そういう部分があの時間帯の課題としてあったかなと思います。

鬼木達監督 総括

選手はしっかりとスタートから意気込んでやってくれました。最初、難しい時間を過ごしたが、徐々にマイボールの時間を増やせた。もう少し大胆に攻撃をしたかった。後半の入りのところ、自分のところでしっかりマネジメントしないといけなかった。もう1回、相手は勢いを出す可能性があった。そこを消さなければならなかった。

鬼木達監督 質疑応答

-前半から前線がボールに絡めずになかなか運べなかったが?

相手がウイングバックを含めて積極的に出てきた。それをひっくり返したいところと、もっと間で、近いところで受けられれば変わったかなと。焦れずに、センターバックとアンカーのところで動かせれば良かったがそこまでなかなかいかなかった。そういったところ、じれずに、というのがテーマと、あれだけ前から来ていたので、もっと前を見たかった。

-「後半に入るところでのマネジメント」というのは?

前半の終わりで、かなり相手の体力を奪ったので、雰囲気が出てしまった。ハーフタイムを挟めば、当然、相手はパワーを持って来る。自分たちで行こう、相手は来るからという話をしたが、そこで後手に回った。もう1つは、交代を含めてその可能性があった。ハーフタイムで(選手を)代えるなら代えるというのも手としてあった。早めに選んで交代したが、その一瞬で点を入れられた。そういうところですね。

選手コメント

FW27池田 昌生
池田 昌生

(今日の試合を振り返って)
僕個人的な話しをすると、リーグ戦スタメン2試合目で鹿島戦から成長した姿を今日のピッチで表現したいと試合前から強く思っていました。勝ちたかったですけど、うまく自分を表現できた90分だったかなと思います。

(首位・川崎フロンターレに対してどんなことを意識して臨んだのか)
僕たちは何も失うものはないですし、アグレッシブに戦うところ、相手より気持ちで上回るというところは意識していました。
そのなかで先制点が取れて、失点の部分に関しては相手のスーパーな個人技で決められましたけど、そのあとに追加点を取るところだったり、その前のレアンドロ ダミアン選手に入る前の守備のところというのは、まだ課題かなと思います。

(先制点に繋がるシュートや惜しいシュートシーンなど積極的に打っていたが)
やっぱりピッチで表現するっていうのは常に意識していることで、自分はJ3から加入してまだまだ自分でやらなければいけないところがあると思うし、それはピッチでしか表現できないところなので、今日は特に気合が入っていました。
下のカテゴリーでプレーしている選手に自分がJ1のピッチでフロンターレ相手に出来るっていうところを見せたいという気持ちがありました。
試合を通して価値のある勝点1だったし、次に繋げなければいけない勝点1だったと思います。

(次節は順位が近い徳島戦で大事な一戦になると思うが)
今日の勝点1を次の徳島戦に繋げないといけないと思うので、そのためには勝点3だけを意識してチーム全体でまたやっていきたいなと思います。

MF10山田 直輝
山田 直輝

勝点3を狙っていった試合だったので勝点3をとれればベストでしたけど、自分たちの戦いをして勝点1をとれたということはよかったと思います。

(ゴールシーンを振り返って)
自分がつくりのところで参加して、逆サイドにボールがいったところからゴール前に入っていけたことがあの得点に繋がったと思います。
諒(高橋選手)がシュートを打ったあとこぼれ球にしっかり反応できたことがよかったと思います。

(後半の立ち上がりから盛り返したが?)
相手はチャンピオンのチームですし悪い時間帯はあるということはみんなで話していました。その時間をしっかり耐えて、後半また前からいくよという話をして、実際に前からいけたことが後半のいい時間に繋がったのかなと思います。

(次につながるものは?)
リーグ2連敗していて、自分たちらしくない試合をして負けることがあった。今日は自分たちがやらなければいけないことを見つめ直して試合に臨んで、やるべきことができたと思うので、今日の試合をベースにして戦っていけるようにしなければと思います。
相手はチャンピオンで今も負けなしできている中、それでも僕たちは勝点3を取りに行くということを話して試合に入りました。結果的に引き分けになりましたけど、この引き分けを次の試合やその先に活かすものにしなければいけないと思うので、次の試合が本当に大事だなと思っています。

DF4舘 幸希
舘 幸希

川崎相手に試合前からリスペクトしすぎずにいこうといことや自分たちの土俵でサッカーをしようという話をしていました。前半からアグレッシブに戦えていたと思います。
最後は攻撃力のある選手が代わって入ってきて、そこで失点してしまったところは残念ですが、戦えるというところは証明できたと思います。

下がりすぎずにマンツーマンぎみにいくことは話していて、局面のところ、目の前の敵にやられないということは大事だと思ってやっていました。球際で負けずにボールを奪ってから早く攻めるというところは形としてできていたと思います。
何度かチャンスを作れたし、相手のボールまわしに対して見ずに、引くことなくアタックできたことがよかったと思います。

(個人としては?)
攻撃力があって能力の高い選手がたくさんいて、というところでいうと、やられるシーンもありましたけど、自分のよさは出せたと思います。
ただ失点のところは目の前でやられてしまったり、最後ミスが多くなってしまったところもあった。手応えとしてはありましたが、もっと突き詰めなければいけないなということは感じています。

今日の勝点1は次に繋げなければいけないですし、ここから順位の近いチームと戦うことが多いので、今日の試合を活かしてしっかりものにできればと思っています。

MF42高橋 諒
高橋 諒

粘り強い展開にもっていければ自分たちのリズムでサッカーができるということはミーティングから言われていましたが、それが1試合を通してできた試合だったと思います。

(守備面での成果は?)
立ち上がりからどんどん前から相手をハメていくということがやれて、みんなが連動していいプレッシャーをかけて、相手も慌てている部分がありました。ボールを自分たちが意図して奪えていた展開が多かったと思いますし、守備は1試合通してよかったと思います。

(先制点のシーンは?)
こぼれてきて中に運んで、また返ってきたのでシュートを打ったんですけど、そのこぼれを直輝くん(山田選手)が決めてくれました。
前半いいペースで試合できていたので、後半いい入りができた中、先制点を取れたことはプラン通りでした。先に得点がとれたことはよかったと思います。
ただ、本当は勝ちたかったし勝てるゲームだったと思うので、勝点3を逃した試合ともいえると思います。
今日いいゲームができたから次もできるという保証はありませんし、やっぱり今日のゲームで学んだことをしっかり次の徳島戦に活かして、次は勝点3をとって帰ってきたいと思います。

DF26畑 大雅
畑 大雅

(復帰後、先発は初めてだったが手応えは)
キャンプで怪我をして、5月頭くらいからチームの練習に合流できるようになって、何度かルヴァンカップやリーグ戦で出た時間はあったんですけど、45分以上プレーするのは今年に入ってから一回もありませんでした。
ゲーム感というのはなかなか戻っていなかったので、まだまだこれからかなと思います。

(三笘選手とのマッチアップもあったと思うがやってみて感じたことは?)
今日は後半からでしたけど、試合前から三笘選手と対戦できることはすごく楽しみにしていました。
今まで体験したことがないような選手で本当にタッチも柔らかいし、切りかえしも深くてボールをどこで触っているのか分からないくらいすごかったんですけど、対戦するのをすごく楽しみにしていたので、今日は1回だけでしたけど対戦できてすごく良かったかなと思います。

(畑選手自身のコンディションは)
8割くらいは戻ってきていると思います。さきほど言った通り45分以上プレーしたり長い時間プレーしたことが今年に入ってからまだなくて、過密日程で練習試合も組めない状況なので、どうしても紅白戦の短い時間か、Jリーグの10分、15分という短い時間でしかできない状況でした。
スタートから出て、試合感というのは試合の入りも含めて悪かった部分も多くありましたが、今回長い時間出られたので、それを活かして次の徳島とリーグ戦は続くので、しっかりチームに関わって勝利に貢献できればと思います。

(昨年は主に左サイドだったが、今年は右サイドが多いが)
キャンプの時は左をやっていて、今年も左だと思っていたんですけど、実際復帰してみて右で使われることが多かったです。
元々右で湘南ベルマーレに入っているので、若干左に慣れた部分もありますけど、そこも段々と取り戻しつつあります。

(次に活かせそうなことは?)
第一は、60分ですけど長い時間出てプレーできたということが収穫です。
そのなかでも通用する部分としない部分がはっきり分かれて、細かいミスも多かったですし、最後は動けてなくてラインコントロールだったり、守備の部分でついていくというところができていなかった。次節に向けて修正できるようにしっかりやっていきたいなと思います。

(スプリントが目立っていたが、ポジティブな点はどこかあるか)
拓也くん(岡本選手)がベンチにいて、長い時間出るわけではないと思っていましたし、川崎も左に長谷川選手がいて、途中で三笘選手が代わって入ってくるというのも予想はできたので、とりあえず短い時間でインパクトを残すことと、チームのためにしっかりと走る部分が僕のストロングなので、それが少しは出せたのかなと思います。