
2015ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第7節 vs FC東京
6月3日(水) 19:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
| HOME 湘南ベルマーレ | FC東京 AWAY |
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0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ![]() |
| 0 | 後半 | 0 | ||||
| 8 > 9 | 勝点 | 11 > 12 | ||||
| 得点者 | ||||||
| 選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
| GK | 25 | イ ホスン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 権田 修一 | 1 | GK |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DF | 3 | 遠藤 航 | 1 | 0 | 徳永 悠平 | 2 | DF | |
| DF | 20 | 坪井 慶介 | 0 | 0 | 森重 真人 | 3 | DF | |
| DF | 17 | 三竿 雄斗 | 1 | 0 | 丸山 祐市 | 5 | DF | |
| MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 太田 宏介 | 6 | DF | |
| MF | 2 | 菊地 俊介 | 1 | 1 | 高橋 秀人 | 4 | MF | |
| MF | 26 | 可児 壮隆 | 0 | 0 | 野澤 英之 | 34 | MF | |
| MF | 10 | 菊池 大介 | 1 | 3 | 松田 陸 | 50 | MF | |
| FW | 7 | 大竹 洋平 | 0 | 0 | 東 慶吾 | 38 | MF | |
| FW | 8 | 山田 直輝 | 1 | 2 | 武藤 嘉紀 | 14 | FW | |
| FW | 22 | 岡田 翔平 | 1 | 1 | 林 容平 | 23 | FW | |
| GK | 1 | 秋元 陽太 | – | SUB | – | 榎本 達也 | 13 | GK |
| DF | 30 | 島村 毅 | – | – | 吉本 一謙 | 29 | DF | |
| MF | 15 | キム ジョンピル | – | 1 | 三田 啓貴 | 8 | MF | |
| MF | 48 | 武田 英二郎 | 0 | – | 幸野 志有人 | 28 | MF | |
| FW | 18 | アリソン | – | 0 | 橋本 拳人 | 37 | MF | |
| FW | 19 | 大槻 周平 | 0 | 0 | ラサッド | 15 | FW | |
| FW | 23 | 高山 薫 | 0 | – | 中島 翔哉 | 39 | FW | |
| 警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
| 6 | シュート | 8 | ◆83分 丸山 祐市■
◆84分 森重 真人■ |
|
| 9 | ゴールキック | 9 | ||
| 4 | コーナーキック | 6 | ||
| 13 | 直接フリーキック | 10 | ||
| 1 | 間接フリーキック | 3 | ||
| 1 | オフサイド | 3 | ||
| 0 | PK | 0 | ||
| 得点経過 | ||
|
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
|---|---|---|
| 入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6,582人 | 曇、中風 | 23.1°C | 77% | 全面良芝、水含み | 90分 |
| コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
| 新藤 一晴 | 村上 伸次 | 聳城 巧 | 穴井 千雅 | 櫻井 大輔 | 岩崎 洋 |



監督コメント
●曺監督 総括
お疲れ様でした。
雨模様でちょっと天気が心配だったんですけども、平日にも関わらずたくさんのサポーターに来てもらいました。ナビスコカップという大会で我々にも決勝トーナメント進出の可能性があり、東京さんは引き分けで決勝トーナメントが決まったと思うんですけども、我々は結果的には点数をたくさん取らなければ決勝トーナメントには行けない状況だったとは思いますが、勝点3が取れなかったことっが非常に残念です。
監督としてこういう言い方をするのが合ってるかどうか分からないですけれども、今日の試合で起こったことは、やはり我々の力なので、それは下を向くことでもないですし、逆に天狗になって満足する試合でも、間違いなくなかったと思います。
東京さん相手に、2年前とかこの前の試合とかも含めてなんですけど、どの選手が出てもボールを蹴らずに、相手の懐の中に入っていこうという、そういう所の意識とか気概っていうのは、前半の立ち上がりから非常に見えていたと思います。ただ、やっぱり人が前にいたらシュートを打たないでパスに逃げちゃうとか、ドリブルで入っていかないみたいなプレーが、別に選手がそれを放棄してるというわけじゃなくて、ああいう、チャレンジとカバーのスペースがあまりない、要は人がいるから打ちきれないと思って打たないのか、思い切って股下も含めて打とうっていうところで終われないのは、僕の指導者としての彼らへの提示の不足だと思っています。
その辺は点を取れないから単純にシュート練習を多くすれば取れるかというと、そういう問題でもないと思うので、全体の意識付けも含めてやっていかなければいけない。
点を取られてないっていうポジティブな要素は、前線からのディフェンスがしっかりしているからというところも言えますし、逆に点を取るためにはキーパー含めて全体が点を取るっていうことに貢献していかなければいけない。
我々が勝点3を取っていき学ばなければ、リーグ戦、天皇杯で上の順位に進出していくのは難しいと思っています。
ただ、本当に下を向かないで、すぐ4日後に川崎さんとアウェイで試合がありますので、メンタルも含めていいコンディションを作って、強い相手ですけれども、何とか勝点3を取って帰ってきたいと思います。
●曺監督 質疑応答
–ナビスコカップ予選は1敗しただけだったが?
2010年は一度も勝てなくて、2013年は2回勝って…という感じでしたが、今回は全体の我々の戦力が11人+サブの7人、+バックアップのメンバーという感じで、11人だけじゃなくてベンチにいる7人、入れなかった選手がそこでまた競争して…という感じで、我々のスタイルに馴染もう、体現しようという中で、大会を通じて出せたことはチームにとっての財産だと思います。
ただこれをリーグ戦で、誰が出ても同じ、もしくは個性を最大限チームのために寄与する姿勢が見られたところはこれからが大事なので、この経験は今後に活かしたいと思います。
–川崎戦では永木選手が出場できないが?
せっかく古巣とやるのに残念ですね。キャプテンが不在ということで、今日は航(遠藤)にキャプテンをやらせましたけど、亮太がいてもいなくても、やろうとすることは変わらないし、俊介(菊地)も今日90分できたので明るい材料はありますので、競争させてというか、ピッチに誰が立ちたいのかというそういう匂いとかエネルギーのある選手をしっかり見極めて、川崎に挑みたいと思います。
–後半、武田選手を左サイドに、菊池選手をボランチに入れたがその狙いは?
左からのクロスが三竿だけになってしまうとワンパターンになってしまうので、2つ起点をつくるということと、大介(菊池)は足が止まっていなかったので、真ん中においてセカンドボールを拾ってそのままドリブルでいけばチャンスになるかなと思った。うまくいったかどうかは微妙ですね。
–リーグ戦の対戦も踏まえ、どういうアクションがあってどのあたりがまだ不足しているか?
東京さんのスタイルはまだ対戦があるのであまり詳しくは言えないですけど、はっきりしたストロングポイント、特に守備から攻撃にいく時にどういう風に点を取るかということはチーム全体で共有されていると思います。あの網を崩していくのはひとつふたつアイデアがあってそのアイデアを相手が押さえようとした時にまたアイデアを出していく。そういうところにひるまないというか、逞しさは間違いなくあると思います。
サッカーってオープンになれば点が入りやすいと思われますけど、オープンになっても最後のペナルティエリアでそう守るかというのが、点を取る取らないで一番大きい。我々も頭を使って今日守れたし、彼らもクレバーな感じで、どのプレーを選択するかというのは、例えばヨーロッパでやっているチームに比べて、まだまだ我々のチームには足りないと思います。
それはネガティブな話ではなくて、そういう経験ができてさぁ次どうするかという中で、自分たちのチームに落としていくのは、実際の体験としてできるので、課題でもあり、進歩するための階段をのぼらなければいけないよ、ということを選手に言ってあげたいと思います。
–リーグ戦は7位に上がってきたが?
何位なのかということより、目の前の試合にしっかり勝つという準備をするしかないので。今日ケガ人も出ませんでしたし、週末が終われば2週間ほど試合が空くので調整もしやすいと思いますので、今度の試合はしっかりエネルギーを出していきたい。3つ勝てればいいですけど、3つと言うより次のひとつを勝つことが大事だと思って居ます。当然、川崎さんは得点を取る力は高いですし、我々が出せる力をしっかり出して抵抗したいと思います。
●マッシモ フィッカデンティ監督 総括
予想していたような試合でした。湘南の最近の試合も見ていましたし、最初から飛ばしてくることは分かっていましたので、そのなかでしっかりと対応できたと思います。前半はお互いそこまでチャンスがなかったと思いますが、後半はオープンな試合になって、お互いチャンスがあったと思います。うちにも2回ほど決定機があったと思います。ただやはり相手も何人か代わってきたと思いますけど、うちも緊急事態ということで4,5人代わったなかでしっかりと最後までやってくれたと思いますし、大事な目標である予選突破を達成することができたと思います。非常にカレンダーが厳しいなかで大変な部分はたくさんあったが、選手たちのコンディションだったり疲れからプレーが冴えなくなることもあったと思いますが、そのなかでもしっかりと一つ目の目標を達成したことは非常に大きなことだと思います。
●マッシモ フィッカデンティ監督 質疑応答
–守備は危なげなかったと思うが、監督から見てディフェンス面はどうたったか?
基本的には守備に関してはいい内容のプレーが続いていると思います。唯一少しミスがあった試合があるとすれば、浦和戦だったと思いますが、基本的にはしっかりといい守備を続けているので、今夜もそれを見ることができたと思います。
–引き分け以上で予選突破が決まる条件だったが、チームに試合前に掛けた声は?
相手はラストチャンスということで最初からガンガン来ることは選手たちに伝えていましたし、実際そのようにスタートしたと思います。その相手に対して、できることなら1点早めに取って試合を楽に進めたいという意図はありましたが、相手に1点取られたことが万が一あったとしてもうちにとってそれは逆の立場であれば難しくなっていましたし、その意味ではつねに試合のなかのバランスは紙一重だと思っていますから、今回に関してはしっかりと最後の最後までうまくいかないなかでも耐えていい結果をもたらすことができたと思っています。
選手コメント
●坪井慶介
とにかく次に進めなかったことが残念です。他の会場の試合結果も気にする状況ではあったんですけど、勝ち切れず悔しいです。
(予選は1敗だけだったが?)だからこそもうひとつ踏ん張っていれば勝てた試合も、引き分けられた試合もあったかもしれないので、そういった細かい部分をやっていかなければいけないことをリーグ戦に活かしていきたいです。
守備に関していえば、前からしっかりいい守備の場面は多く作れていたと思います。それから、ああいう堅い相手にどうこじ開けていくかということは、FWの選手がどうこうではなくて、DFの選手から11人全員がゴールを奪うという意識を高めてやっていかなければいけないと思います。
ナビスコを通して多くの選手が公式戦に出ることができたと思いますので、リーグ戦に出るためにどう努力をしていくかということ、試合の中で感じたそれぞれの課題に向き合って、チームのためにどう取り組んでいくべきかということを考えてやっていければと思います。
●古林将太
相手は攻め急ぐことなく簡単なことをして後ろでまわしたりとう感じだったので難しいところはありましたが、そこを自分たちが崩していくことができなかった。
前半クロスを上げるタイミングもあった中、自分の中では仕掛けて抜いてクロスで終わろうと思ってたんですけど、そこで上げるという選択肢もあったので、もっと判断力を上げていかなければいけないと思います。
後ろの3人を中心によく守ってくれていたと思うので、そこから攻撃に繋がる部分ももっとあったと思うんですけど、自分も一度クリアしてしまって繋げたなというところもあったので、もっとチャンスに繋げるパスを出していかなければいけないと思います。
(ナビスコを通して)勝点9というのは今までなかったと思いますし、ここまできたら上にいきたかった。振り返れば広島戦で勝てたんじゃないかと思うような試合もあるので、そういう試合をモノにしていかなければ上にいけないし、上にいっても勝てないということを感じています。
●大竹洋平
相手の守備は堅かったですが、もっとシュートにいく姿勢とか、強引にでもシュートにもっていくプレーも必要だったかなと思います。
前の3人の距離感はよく、形は作れていたと思います。本当に最後のフィニッシュだけという感じだったと思うのですが、そこが一番大事なので、もっとシュートまでもっていく場面を作らなければいけなかった。個人的にもシュートを打てていないので、そういう試合にしてはいけないと思う。相手は引いていたので、いっこ崩してからシュートを打ちたいなというイメージがあった。でもやっぱりその前にパスじゃなくてシュートというシーンも増やしたほうがよかったという反省はあります。
(相手は前半の途中から3バックに変えたが?)そんなに変わることはなかったです。東京がうまくいってないなという印象でした。こちらのほうがいい時間帯があったので、その時に点を取れるようにならなければいけない。後半はセカンドを拾えず、クリアも繋げずに立ち上がりは相手の時間になってしまった。その時間をうまくゼロで耐えられたので、そのあとの時間に得点を奪いたかった。
●岡田翔平
前半の最初、相手がよくなかった時にチャンスがあったので、そこで点が取れなかったことがもったいなかったと思います。後半は少し相手のペースになってしまい、引き込まれてしまったところがった。やはりあの最初の時間帯にしっかり点を奪うことができなかったことが悔しいです。
(起点になっていたと思うが)ただやっぱり最後のところでチャンスもあったし、それが大事な仕事だと思うので、できなかったことが本当に悔いが残ります。
(リーグ戦に向けて)最後、決めるという部分を、しっかり落ち着いて自分の仕事をしなければいけないと思っています。次のリーグ戦で同じ場面がきたら絶対に同じミスはしないように、明日の練習からしっかり取り組んでいきたいです。