MATCH試合結果

2011 Jリーグ ディビジョン2

第15節 VS FC岐阜

6月4日(土曜日) 19:00 @岐阜メモリアルセンター長良川競技場

HOME  FC岐阜 湘南ベルマーレ  AWAY
FC岐阜 0 0 前半 0 1 湘南ベルマーレ
0 後半 1
4 >4 勝点 15 > 18
得点者 高山 薫  58分
選手 シュート シュート 選手
GK 21 村尾 龍矢 0 STARTING
LINEUP
0 西部 洋平 21 GK
DF 2 野田 明弘 0 0 鎌田 翔雅 2 DF
DF 4 田中 秀人 0 0 大井 健太郎 3 DF
DF 6 秋田 英義 0 0 遠藤 航 26 DF
DF 17 野垣内 俊 1 2 石神 直哉 7 DF
MF 7 菅 和範 0 0 ハン グギョン 15 MF
MF 23 橋本 卓 0 2 永木 亮太 6 MF
MF 20 三田 光 2 1 アジエル 10 MF
MF 11 染矢 一樹 1 1 坂本 紘司 8 MF
FW 14 嶋田 正吾 2 2 巻 佑樹 11 FW
FW 27 押谷 祐樹 2 1 高山 薫 23 FW
GK 22 重成 俊弥 SUB 阿部 伸行 27 GK
DF 19 冨成 慎司 山口 貴弘 4 DF
DF 24 村上 一樹 1 菊池 大介 14 MF
MF 15 永芳 卓磨 岩尾 憲 19 MF
FW 16 西川 優大 2 田原 豊 9 FW
FW 18 佐藤 洸一 0 1 佐々木 竜太 17 FW
FW 34 ブルーノ 0 ルーカス 30 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
10 シュート 11 90分+2 21 西部 洋平  遅延行為
11 ゴールキック 15
4 コーナーキック 3
13 直接フリーキック 15
3 間接フリーキック 1
3 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
58分
23 高山 薫
中央 23 → 10 → 23 右足S
選手交代
70分
14 嶋田 正吾 → 18 佐藤 洸一
76分
7 菅 和範 → 16 西川 優大
82分
11 染矢 一樹 → 34 ブルーノ
69分
8 坂本 紘司 → 14 菊池 大介
81分
10 アジエル → 17 佐々木 竜太
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
5,004人 晴、弱風 25.1℃ 59% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
榎原 徹夫 今村 亮一 森本 洋司 川崎 秋仁 清水 修平 児野 孝之

湘南 反町監督 試合後コメント

総評

非常に苦しいゲームでしたが勝点3をとれたことを非常に嬉しく思います。今日は本当に全員がハードに戦った成果があの1点に象徴されていると思い ます。岐阜さんはいま下のほうにいますが非常に機動力のあるサッカーをするので我々にとっては非常に難しい相手だったことは間違いないのですが、 相手のよさを出させずにゲームを終わらすことができた。よく選手は集中してストロングなところをうまく消して戦ったのではないかと思います。最後は西部がしっかりゴールマウスを守る仕事もしましたし、徐々にチームとして、チームのよさを出しながら戦うことができてきていると思います。
ナイターゲームが続きますので、うまくコントロールをしていきたい。今日のゲームは芝生が我々は経験したことのないような芝質で、人工芝の上でやっているような、フサフサした感じだったので、最初は少し馴染まなかったのですが後半は気にせずできたかなと思います。

質疑応答

今日は岐阜は大型の選手ではなく小型の選手の2トップで来たが想定内だったか?

正直、誰が出てくるか分かりませんでした。嶋田と押谷はスペースランナーでもあるので、それは我々にとって対処しづらい相手でもありました。
ただそれより大事なのは途中から3人大きい選手が入ってくるので、セットプレーを警戒していました。今日は僕よりも前にうちのコーチが出ていましたけど、そこはセットプレーを二転三転替えしなければいけないので、ベンチワークは大変でしたね。最初から背の高い選手で来たほうが、対処しやすかっ たとは思います。あとはブルーノですね。まったくどういう選手か分からない。それはちょっと気になるところでしたけど、試合を見ながらスピードも あって仕掛けてくる選手だなと感じました。

前節よりサイドバックが高い位置をキープしていたが狙い通りなのか?

特に両サイドを高くというのはないんですけど、染矢も嶋田も前への推進力はあるんですけど、前への30mいくスピードと後ろに30m戻るスピードというのは全然違うんですね。だからサイドで数的優位をつくるという話をしていました。いまサッカーの世界では、みんな攻撃は好きなわけです。攻撃に30m出ていくスピードと後ろに30m戻るスピードは同じでなければいけない。
現代サッカーは非常に厳しい。我々は、例えば今日の鎌田であれば、染矢を抜いて出て行って、染矢を抜いて戻ってこいと。かわいそうな話ですけどね。で もそれをやらなければチームは勝つことができないという話をしていますし、それを実践したという形です。それは1点を先取したから、もちろん時間 帯との相談もありますけど、やっぱり2点目をとりにいく姿勢をもつという話はずっとしていますから、点をとってからもそういう形を作れていたと思 います。ただそれでうまくいかなくてフィニッシュで終わらないと、相手の残っている染矢のところが逆に起点になってしまう。それもあるけれども、 その時の対応の話もしていますし実際にそういうシチュエーションのトレーニングをしてきたので、そこはうまく最終ラインも含めてできたのかなと思います。

高山薫選手コメント

よかったです。草津戦の時に、自分一人でドリブルでいく場面が多くてアジエルにボールを出すように言われていました。今日はボールをもった時、自分で仕掛けようかと思ったけどそのことを思い出してアジに出した。その後飛び出したらまた自分に出してくれゴールに繋がった。前回の反省を生かして、連携がうまくいったと思います。日頃の練習の成果も出せたと思う。今日は本当にアジのお陰だし、みんなでとれたゴールだと思う。
試合の入りは悪くなかった。立ち上がりにミスをすると引きずってうまく気持ちを切り替えられない時があるけど今日は最初の何分かボールを触っていい感触があった。

遠藤航選手コメント

相手のFWが裏に抜けてくることが多いと聞いていたけれど、裏への対応などしっかりケアできたと思う。最後は少し危ないシーンもありましたが、押し込まれてもマークにしっかりつけていたと思う。欲を言えば追加点をとれればよかったのですが、1点を守りきることができたことはよかった。いつもと変わらずにリスクマネジメントをして集中を切らさず戦えたことはよかった。
次の試合がまたすごく大事になると思うので、今日の大きな勝ちをしっかり繋げていきたいと持っています。

鎌田翔雅選手コメント

今朝、曺さんと映像を見ながら自分の課題や幸平さん(臼井選手)がどうプレーしているかなどを確認しました。そのこともあって試合中は迷いなく、 やるべきことがはっきりできたと思います。
特に意識したのは、DFの部分での球際の強さや人に対して強くいくということ。待つのではなく自分のリズムで体を張ったプレーをしようと思っていました。
攻撃に関しては、形は何度かできたけど、最後の精度を高めていかなければいけない。僕自身は今日はシュートが打てなかったので1試合1本くらいは打っていきたいし、結果を大事にしてやっていきたいと思っています。

岐阜 木村監督 試合後コメント

総評

前半についてはほぼ予定どおり。いい立ち上がりをして、点がとれれば一番いいと思っていました。とれなかったですが、失点ゼロで後半に繋げたのは、まずまずだと。
後半は一言で言うと、相手のシュートが入って、我々のシュートは入らなかった。ただこれがサッカーであり、我々の力だととらえ ている。選手は最後まで集中してゴールを目指してくれたと思う。このゲームを次の試合に繋げていきたいと思います。

質疑応答

2トップを代えた意図は?

ウチのチームの流れを大事にしました。もちろん湘南の分析はしていました。それを合わせ技でもって今日のスタメンを選びました。

菅選手が初スタメンだったが評価は?

これまでは菅選手はコンディションがなかなか上がらず、ケガ、病気といろいろありました。最近ようやく菅選手らしいプレーが出ていたので、彼のチームに対する熱い思い、プレーの特徴であるハードワークを生かしたいと思い起用しました。決定的な仕事というのは今日はしていないかもしれない ですが、運動量や球際の粘りという点ではすごく頑張ってくれたと思います。

ブルーノ選手が初出場だったが評価は?

登録をやっと無事に終えて、今日から試合に出られることになりました。
彼の縦へのスピード、パワーを残り10分で、得点という形に結びつけたかった。まだ言葉の問題もありますし、もう少し雰囲気に慣れさせてからのほうがよかったが、今日の展開だったので彼のスピードに懸けてみました。まだ 本来の持ち味は充分出ていなかったと思いますのでこれからに期待したいと思います。