馬入日記

【馬入日記:9月9日】「全員で戦ってきた」

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第1戦から中3日で戦う今日のセレッソ大阪戦。22年ぶりのベスト4進出に向け、3点のリードを持って敵地に乗り込みますが「やるべきことは変えずにやる」と、山﨑凌吾選手は気を引き締めます。

思い出されるのはプレーオフステージの第2戦、今回と同じく3点のリードを持って臨んだ仙台の戦いは、息が詰まるほどの苦しい試合となりました。2点を先行され、さらに畳み掛けるよう攻勢を強める相手に対し、69分にねじ込んだアウェイゴールが値千金に。薄氷の戦いでプライムステージ進出を決めた教訓を生かすべく、今回の試合への向き合い方を改めてチーム全員で共有しています。

「最初の入り15分が大事だと、監督も含めみんなで認識している。その時間で相手もすごく圧力をかけてくるはずだし、そこをいかに戦うか。必然的に攻めてくる相手に対しては先制点が大事になると思うし、そこを僕たちが取れればと思います」

今季ここまでルヴァンカップでは9試合を戦い、ピッチには33人が立ちました。今夏加入した山﨑選手も「全員で戦ってきたことはわかっている」と、ここに至るまでの全員の献身を身に染みて感じています。

「僕も途中から入ってきましたけど、チーム全員でここまで持ってきたルヴァンカップだと思うし、自分もしっかり湘南の一員として貢献したい。勝利のために、仲間の分までしっかり走りたいと思います」

ベスト4を懸けた戦いは、まだ半分が終わったのみ。22年ぶりに望む景色に辿り着くため、全員の力を集結させて今日の残り時間を戦います。