馬入日記

【馬入日記:4月26日】自覚

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「絶対にこの雰囲気、温度を変えてはいけないと思っていました」

G大阪に対し20年ぶりに白星を挙げた昨日の試合、松田天馬選手は71分からピッチに立ちました。語った言葉の通り、すでにピッチに入っていた選手と違わぬ温度でプレーを続け、試合をきっちり締めくくる。「守備ではボランチやサイドバックの選手を助けること、前から相手を追いかけること、攻撃ではボールを前へ運ぶことが役割だと考えていた」1点をリードした展開で残す時間は約20分。自身の果たすべきを遂行することに心血を注ぎました。

チーム始動からはや3ヶ月。リーグ戦第10節まで全試合出場を続けているフィールドプレーヤーは山根視来選手、杉岡大暉選手、そして松田天馬選手の3選手のみ。昨季特別指定でのプレー経験があるとはいえ、ルーキーイヤーながらすでに務める役割の大きさを物語っています。

「練習から意見を交わすことがチームで行われている中で、話を聞くだけじゃなく自分からも発信しなければと思っています。そういう自覚は最初の頃から自分の中でも変わってきたと思う。責任も増えてきていると思いますし、チームをまとめるまではいかなくても、積極的に周囲とコミュニケーションを取ることはやっていこうと思っています」

精神面は最初の頃とは全然違いますと、目に見えない部分の成長に自ら手応えを感じる日々。ルヴァンカップも含め多くの選手がピッチで躍動する中、松田選手はじめそれぞれの頼もしさも日に日に増しています。