馬入日記

【馬入日記:7月14日】助け合い

IMG_3836先週末の大分戦、そして水曜日に行われた天皇杯磐田戦、この2試合で唯一共にフル出場したのは山根視来選手。とりわけリーグ戦ではフィールドプレーヤーのなかでアンドレバイア選手、岡本拓也選手に次いで3番目の出場時間の長さを示し、ピッチで戦う姿を見せてくれています。

昨季なかなか出場機会を掴めなかった山根選手にとって、天皇杯で対戦した磐田の試合はJ1を肌で感じる貴重な機会となりました。いわく「シュートが枠に飛んでくる」と、相手のゴール前での精度の違いを実感し、それが自分達の課題を浮き彫りにしたと言います。

「一瞬の隙を突いてくるところや、バイタルエリアでフリーにさせたら決めてくるというのはやっぱり改めて感じました。J2だったらこのくらい寄せれば入らない、という考えでやっていたものを、ここから残り半分のシーズンに入って行くにあたって、もっと行かなければいけないんだという意識を持つことができたのは良かったと思います。なかなか複数得点ができずに1-0という試合も多くなっている中で、そういう試合でもう一歩寄せることで相手の得点の確率は下げていけると思います」

加えてさかのぼる大分戦では、別の課題が見えたと山根選手。それはこれから一層暑さが試合内容に影響してくるなか、そこを乗り切るためにも必要なことです。

「コンパクトに保つこと、もっとこまめにラインを上げることはやっていかなければいけないと思います。大分戦も正直もう少し上げられると感じました。ここ何試合かそういう感じがあるんですが、もう少しキビキビできると思うし、クリアした後の3歩、4歩で上げていきたい。前線の選手はプレスに行ってくれている中で、後ろの選手が続かないとそれが無駄走りになってしまうし、夏で疲れが出てくるところではありますけど、前線の選手達は自分達以上に走っているから助けてあげないと、という気持ちです。それに相手にスペースを与えてしまうと自分達が何倍も走らなければいけなくなる。これからの季節、省エネのサッカーをしてくる相手は増えてくるかもしれませんけど、自分達がそれに付き合ってしまったら試合自体がつまらなくなってしまうし、自分達はここで改めて相手に合わすのではなく、相手より走るということが必要だと思ってやっていきたい」

守備における個人戦術とチーム戦術。それぞれ性質は違えど、仲間どうしでより高みに引き上げていく作業は変わりません。

「試合中もお互いに話しているし、個人のプレーに関しても声を掛け合いながらやっていかないといけない。自分は後ろのポジションだからより声を出していけるし、自分のプレーでも見せていくことが大事だと思います。誰かが意識すべきプレーを忘れていれば他の選手が言ってあげる。チームとしてそれも助け合いだと思いますし、そうやってレベルアップしていきたいです」

自身も攻撃に守備にと、まだまだプレーに満足はできていない様子。夏の戦いに突入し、より一層タフな日々が始まるなか、さらなる向上を期して仲間とともに助け合いの時間を送ります。