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2009 新体制発表会見

09press_conference_01 ■代表取締役 眞壁潔 挨拶
湘南ベルマーレ眞壁です、よろしくお願いします。
本日は大変お忙しい中、この平塚までお越しいただき、まことにありがとうございます。本来であれば新体制発表というのはスタートの時期に合わせて行ないますが、今季は反町新監督のもと沖縄でスタートし29日に戻って参りました。そういう訳で他のチームより少し遅れた体制発表だということをご理解いただきたいと思います。

反町監督に昨年オファーをいたしまして、ベルマーレに戻ってきてもらいました。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、反町監督はフリューゲルスでプレーをした後、ベルマーレに移籍をしまして4年間、中盤で「暴れん坊」と呼ばれたベルマーレを支えました。1997年に引退し、その後の経歴は皆様ご存知のとおりです。
ベルマーレの…と言いますか、私の大きな記憶としてですが、95年のアジア・ウィナーズカップの決勝が三ツ沢で行われました。非常に寒い日でした。イラクのアル・タラバというチームに中田英寿が決勝点を挙げて勝っておりますが、その中田に最後のパスを出したのが反町だったと記憶しております。

ベルマーレにとってみるとここ3年間J1に戻るために、チーム、フロントが一丸となってやってきました。残念ながらちょっとずつ結果は出ながら最後のステップを登りきっていないという事で、もう一度そのステップの踏み場を確認するために、また、駆け上がって1年で戻らないためにももう1度チームをしっかり検証してより強いチームにしていこうということで、反町監督を招聘しました。
したがって今までやってきたサッカーを更に、より湘南ベルマーレらしくするために来ていただいたということです。

ただ、反町監督はマジシャンではありません。「何かを買うと何かが必ずついてくる」という世界ではありません。その辺は皆さんご存知だと思いますが、ご理解いただきたいと思います。その中で選手も若返りを図っております。これも当然希望で言えば、すぐにチームに溶け込んで結果を出してJ1昇格というのが、我々としても最も喜ばしい結果ですが、このJ2というリーグはそう簡単なところではございません。色々な波があるだろうし、それをこの3年間でどう乗り越えるかをやってきましたので、今回来る波をまた上手く越えていけるのではないかと思っています。

反町監督が就任してから、ベルマーレに対しての表現の中に「万年J2の」という表現が出てまいりました。
記者会見でも反町監督が「そういう表現は止めてほしい」という話をしたと思うのですが、私的には大変嬉しい話で、それまでは万年J2と書かれてしまうと可哀相すぎるというのがたぶんベースにあったと思います。ここでようやく可能性があるから堂々と万年J2と書いていただいているのだと思います。そんなわけで、今シーズンこの新しい仲間たちと湘南ベルマーレはまた闘いを続けていきます。1年間引き続きのご支援、よろしくお願い致します。

09press_conference_02【2009年スローガン】
「勇志湘南」と書いてあります。「志す」という言葉はここ3年継続して使っています。一昨年が「蹴志」、そして昨年が「志闘」です。
やはり我々はクラブとして、また選手スタッフもそうですが、決めた目標というよりもっと大きい志を持ってこのサッカー界で闘いをしています。この志を常にやはり胸の中心に置いておこうという意味で、ずっとこの「志」という漢字を入れています。

今年は「勇志」。これは反町監督と合意に至って話している中で、やはり前に前に行くサッカーをしたいと。「前に行くサッカー」とは、技術体力も大切ですが一番大切なのは気持ちが強くならなければ前にはいけないということだと思います。
勇ましく前に行こう、やられてもやられても前に行けるのかという意味で、監督と話をしながらなるほどと、それであれば今年は勇ましく志そうということで決めました。勇ましく闘い、そして志を遂げるんだという思いで書いています。
そして最後に『湘南』を付けたのは、それは監督や選手たちだけでないと。営業、フロントも含めて常に同じ気持ちで前へ進むということも込めています。たとえばスポンサー営業へ行って1社に断られても2社3社5社10社と次々にやはり歩を進めていかなければいけない、そういう思いを込めています。

また、私どもは総合型スポーツクラブとして、昨年は北京五輪にビーチバレーチームが出場していますが、どうもこの日本のスポーツ界は、五輪が終わると実業団チームの休部・廃部などがあります。その中で言うと、少しバックギアに入るのが五輪の次の年なのです。しかし、経済が逆風で厳しい中、そういったマイナー競技をやっている選手たちにも前に前に進んでいってもらいたい。そういうことを含めて、これは湘南全体の思いであるということで『湘南』を付けさせていただきました。
「HeartとHard」もまた同じように残しています。我々のやっているサッカー、我々のやっている全ての活動に関して常にHeartとHardということは変わらないという意味となります。

【強化部 部長 大倉智】
おはようございます。今年も強化の責任者をやらせていただきます、大倉です。よろしくお願いします。
今年で湘南ベルマーレになりまして10年目のシーズンになります。
今年は3位以内が昇格できるという事で、過去10年の1位2位3位の勝ち点をざっと拾ってみますと、最大勝ち点―いわゆる試合数×勝ち点3―に対して我々がどのぐらいの勝ち点を取ってきたのかという事を見ていきますと、過去3年の勝ち点の平均が最大勝ち点の44%から45%ぐらいしか取れていない。3位以内のチームの勝ち点を見てみますと約55%から56%なんですね。確かに昨年は割と昇格争いに加わってきたという評価をいただいているのですが、これはベルマーレの歴史としてまだまだ足りないと。すなわち約10%ぐらい足りないというのが現実です。

今季を迎えるにあたって監督を替えました。
一つはその10%を埋めるべく術を知っている人間。そしてそこに向かって行ける監督を我々は考えなければいけないと思って、反町氏にお願いをいたしました。
反町監督は、先ほど社長も言いましたがマジシャンではありませんが、その10%を埋めるべく全てのことを知っている監督だと思っています。ただ勝負事ですので、相手もいますからどの結果になるにせよ我々はそこを埋める努力をしなければならないと思っています。
また、一つはサッカーを世界基準で捉えるということですね。世界から見たサッカー、そしてJリーグ、そして湘南ベルマーレという所を常に視野に置きながら指導していただけるという所に本当に魅力を感じております。ご自身もヨーロッパに出て経験を積んだり、謙虚な姿勢、向上する姿勢は必ず選手に伝わると確信しております。
また、今回合宿で10日間、初めてのスタッフ・選手と過ごしたわけですけれど、監督は「選手にハードワークやスピード感を要求するのであれば、スタッフがそれ以上にハードワーク・スピード感を持って動かなければいけない」という事を常に言っています。そういったことを含めて、スタッフも新たなメンバーが揃いましたので、一致団結して1年間、昇格争いに加わる、そしてJ1の切符を手に入れるという目標に向かってやっていきたいと思いますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いします。

09press_conference_03【反町康治監督】
おはようございます。就任会見の時に多く喋りましたので、今回は短めに話したいと思います。
新体制の発表ということで、本来ですと、今回スタッフは全員集まっていますけど、選手も全員集まってはじめて新体制かなと思っております。
つまり、去年までこのチームにいたからと言って、去年のことを振り返るのではなく、今年、ゼロに戻って、原点に戻ってやってもらいたいと思っています。そういう意味ではここに今日全員は集まれませんでしたけれども、全員揃って新体制という考え方が強く持っています。

私もそうでして、今、眞壁社長から話がありましたように、平塚の地に戻ってきて原点回帰という気持ちが非常に強いです。それと同時にやはり、皆さんの力を借りて良い成果、を出したいなという風に強く思っています。

合宿を終えましたけれども、大きな怪我人も無く、非常に良い形でここまで来ております。
選手それぞれ皆すごく吸収力がありますし、向上心もありますし、毎日目がギラギラしている状況なので、これはやはりシーズンの終わりまでしっかりとやりきるという事を大事にしてやっていきたいなという風に思っております。
ひとつ、私の就任会見よりも、今日のほうが少し皆さんの集まりが悪いのが残念ですけども、出来れば就任会見よりもこの時にたくさん集まってくれるようなチームになれれば良いかなという風に思っております。

–それでは強化部長の大倉より、新加入選手とスタッフをご紹介させていただきます。

–新潟から加入しました寺川能人。ミッドフィルダーです。

【寺川能人】
おはようございます。寺川です。若返りを図ろうとしているチームの中、呼ばれた意味をしっかり理解して取り組みたいと思っています。個人的には、前のチームにかなり長くいたので、新しいチームではすごく新しい空気で、臨めていると思います。最後は監督を胴上げ出来るように頑張りたいと思います。今年一年よろしくお願いします。

–セレッソ大阪から加入いたしました、ディフェンスの阪田章裕。

【阪田章裕】
おはようございます。今年は51試合もあるので、試合に出て、湘南ベルマーレと一緒に、自分も成長できるように頑張りたいです。それとセレッソと試合ができるので、楽しみです!

–韓国の建国大学から加入しました、丁正賢です。

【丁正賢】
韓国から加入した丁正賢です。今年J1に上がれるように頑張っていきたく、そしてチームの力になれるように頑張りたいと思っております。

–それでは菊池大介。昨年も試合に出てますけども、まだ、今、平塚学園の今度高校3年生になります。菊池は今年からプロ契約になりましたので今日も参加しています。

【菊池大介】
去年は14試合に出させてもらって、その中で昇格争いをすることが出来て、自分自身、本当に自信になりました。ただ、それ以上に大きく、自分の課題や最後で上がれなかった悔しさとか、そういうものがすごく強く残っているので、今年はその経験を活かして、最後に絶対皆で笑っていられるように、自分自身努力していきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

–村松大輔です。JFLのHonda FCからの加入になります。

【村松大輔】
こんにちは、村松大輔です。自分はまだプロのスピードとかには全然通用しないので、一日一日の練習を大切にして早く試合に出れるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

–山本孝平。法政大学からの加入になります。

山本です。よろしくお願いします。まだプロ一年目ですけれども、遠慮せずに結果を求めていきたいと思います。また、選手として人間としても成長できるようにしたいと思います。よろしくお願いします。

–滝川敬祐。日大からの加入になります。

【滝川敬祐】
滝川敬祐です。よろしくお願いします。大卒でのプロ一年目なので、一日一日を積極的にプレーして、なるべく試合に早く出られるように、頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

–猪狩佑貴。昨年は佐川印刷SCのほうに期限付き移籍をしておりまして、今年から復帰します。

【猪狩佑貴】
おはようございます。猪狩佑貴です。昨年は、午前中にサッカーをして、午後仕事をするという生活をしていました。色々な経験をさせてもらい、サッカー的にも人間的にも成長できたと思っていますので、それをしっかりピッチの上で表現したいと思います。よろしくお願いします。

–福田健人。常総アイデンティのユースからの加入です。ディフェンダーの選手です。

【福田 健人】
福田健人です、よろしくお願いします。自分の特長であるスピード、1対1、ヘディングなどをピッチの上で表現できるように、日頃の練習から一生懸命取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

–前田陽平。清水エスパルスユースからの加入になります。中盤の選手です

【前田陽平】
おはようございます。清水ユースから来た前田陽平です。去年までずっとオレンジ色のユニフォームを着ていたんですけど、早くこのベルマーレの青と緑のユニフォームを着てプレーしたいという気持ちが強いです。プロのレベルにはまだ全然自分のレベルでは足りないと思うので、一日一日しっかり練習して、J1昇格に少しでも貢献できるよう、頑張りたいです。
–新潟から加入しましたゴールキーパーの野澤洋輔。

【野澤 洋輔】
野澤です。反町監督が湘南の監督に決まり、またこうして一緒にお呼びがかかりできること、本当に嬉しく思います。チームが始動して2週間になりますけども、本当に初心に返ったつもりで、毎日がフレッシュな気持ちで臨めています。あの、テラ(寺川)とは、新潟の入団も一緒で、それから9年経って、またこういう場に一緒に立てるという事で、本当に僕もテラと同じ気持ちで、最後に反町監督を胴上げ出来るように精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

–続きまして、スタッフを紹介させていただきます。アシスタントコーチのチョウ キジェ。

【チョウ キジェアシスタントコーチ】
おはようございます。野澤選手が素晴らしいコメントを言った後で、プレッシャーがかかるんで、短く終わらせようと思います。去年までユースを見てたんですけど、今年からトップのほうのコーチという事で、反町監督と一緒に、本当に湘南らしいサッカーが出来るように、そういうサポートをしていきたいと思います。それで、私も実はS級を受けたのですけども、その中でも見える物だけじゃなくて、要はチームにとっては見えないものも凄く大事だと、見えない力が大事なんだという事を教わり、やっぱり反町監督を支えると同時に、選手の気持ちをしっかり理解して、本当に一丸となって戦えるようなチームのサポートをしていきたいと思います。頑張りますので、よろしくお願いします。

–コーチの加藤望。昨年現役を引退し、指導者としての第一歩をベルマーレで迎えます。

【加藤望コーチ】
おはようございます。コーチとして一年目、選手の為、チームの為、監督の為、自分の出来る事を一生懸命やっていきたいと思います。よろしくお願いします。

–テクニカルコーチ、甲本 偉嗣。

【甲本偉嗣テクニカルコーチ】
おはようございます。京都サンガF.C.から来ました、甲本偉嗣です。J1昇格の為に、数パーセントでもチームに貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

–GKコーチ、齋藤 誠一。

【齋藤 誠一GKコーチ】
おはようございます。今年からキーパーコーチになりました齋藤 誠一です。よろしくお願いします。選手とは年齢も近いので、より良いコミュニケーションを取りながら、湘南のキーパーは戦うキーパーだなと言われるようなキーパーを育てられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

–フィジカルコーチの、カルロス・スリアーノ。

【カルロスフィジカルコーチ】
おはようございます。フィジカルコーチ、カルロスです。よろしくお願いします。
自分にとってベルマーレで4年目なんですけども、まだまだ自分の中で足りない部分があると思っています。今年は本当に出来る限りの事をやって、スタッフ、選手、チームの為、J1昇格の為に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

–引き続きスタッフですが、ポルトガル語の通訳を今年もやります、西村律郎です。
最後にメディカルスタッフ、サポートスタッフですが、今年から少し陣容を変えまして、まず理学療法士の小川 岳史。メディカルのリーダーをやります小嶋 久義、そして中尾 友亮。そして今シーズンより主務、一番大事な仕事になりますが、主務をやります米谷崇。
以上、選手がフィールドが28人、ゴールキーパーが4人の合計32名。そしてスタッフという所で、やっていきたいと思います。よろしくお願いします。

【質疑応答】

Q.質問
監督に質問と要望なんですが、先ほど10%アップという話が出ましたので、湘南の一番の最大の欠点は、反則・警告・退場が多すぎるという点ではないかと思います。
反則ポイントが一番少なかった仙台は、退場は0でしたし、それで3位になりました。昇格した山形と広島は3位と4位、トップの3強は全部反則ポイントは少ないんですね。終盤間際の無用な警告・反則でもって与えたフリーキックで命取りになったという試合も何試合かありました。最後の熊本と山形戦が特にそうだったと思います。この微妙な分かれ目を行い今シーズンに臨んでもらいたいと思いますが、いかがでしょうか?

A.反町監督
ありがとうございます。是非ともミーティングの時に来ていただいて、今の話をしていただきたいなという風に思っている次第でございます。50試合もありますと、そうした警告とか退場とかで大きく戦力が変わってしまうという事は十二分に考えられる事であって、ここにいる選手スタッフ、沖縄でミーティングした時には、そういう話をしております。まぁ、新体制の発表という事で、そういう所も新しく変えていかなきゃいけないという所は十分感じております。まさに仰るとおりでフェアプレーの精神に則ってやるのと同時に、たとえばそういうカードが多いというのは、戦術的にも対応の悪さ、基本がなっていない、ファールに逃げてしまう、そういう所から来ると思いますので、その本当に1メートルの誤差、もしかしたら30センチの誤差、そういう所を直していくしかないかな、と。選手には常々そういう話はしています。期待してもらって良いと思います。
警告が少なければ3位になるんでしたら、そんなに美味しい話はないと思うので、よく胸に叩き込んでやりたいな、という風に思っております。

Q.質問
選手から見たときには(監督は)神様にも相当する存在であったほうが良いという話も聞いたりするのですが、反町監督は選手の皆さんに対して、どういう間合いで今シーズン臨まれるのかという所をお聞かせ願えればと思います。

A.【反町監督】
監督という職業は人を扱う中でも非常に難しい職業であり、接するのも非常に難しいと思うんですけれども、基本的にやはり全体をしっかり見れること、そして外国人も含めて機会均等、平等な目で見るという事は、選手を扱う上で最低限大事なことだなと思っております。
今季、サッカー雑誌では大体湘南の順位というのは中庸ですよね。そこをやはり脱皮する為にしなきゃいけないなという事は、十分感じていますので、そうしたところ、選手のマネージメント、またはチームとしてのスタッフのマネージメント、そうしたものを全体的に考えてレベルアップしていくことが大事だなと主います。
人間というのは、なかなか変えるのは非常に難しいものです。今日言って明日変えたら、逆を言ってそれは人間が信じられないくらいで、皆、自分なりの考えとか、ライフスタイルとか持っていると思うんですけれども、やはり、そういう所からちょっとづつでも、チームの協調性なり向上心なり、そういう所から擽ってやっていかなければいけないかなという風に思っています。で、来年やはり少しでも成長した姿をここで見せれるように、したいなという風には強く感じております。以上です。

Q.質問
沖縄で10日間合宿をしたということ事ですが、沖縄で実際何を中心的におやりになったのか、その成果がどうだったのか、これからどのような形で開幕まで行こうと思っているのかを教えてください。

A.【反町監督】
ソフトボールとラグビーをやっていました(笑)。
初日から当然ですけども、体作りを中心にやってきました。まさに陸上部のようで、ボールを見ないときもある位、かなりやってきたと思います。こうしたフィジカルトレーニングというのは、フィジカルの範囲だけでは終わらずに、精神面のトレーニングでもあると。それと同時にやはり協調性を大事にするトレーニングもある。つまりお互いに声を掛け合うだとか、コミュニケーションの部分ですとか、そうした部分も沢山ありますので、シーズン始めにそうした、寝食ともにしてね、やるという事は非常にチームにとっても大きな意義があったかなと思っています。で、パート1が終わったとしたら、もう平塚、この馬入に帰ってきてからはパート2だと思いますんで、フィンランドとの試合もありますし、実戦を通しながら徐々にチームの色というものを、付けていければいいかなという風には考えております。以上です。

Q質問
反町監督にお伺いします。まず、新加入の選手がこれだけ、約三分の一の選手が変わった状況で、この選手をまとめあげていくといったら変ですけれども、キャプテンをどの選手に任せるだとか、決まっていたら、一つ教えていただきたい事と、それと今、監督が仰いました明日のフィンランド戦でありますけれども、そのフィンランド戦をどういう目的で戦いたいと考えているのか、よろしくお願いします。

A.【反町監督】
キャプテンについては、すっかり忘れてましたっていうぐらい、特に意識はしておりません。これからまぁ、スタッフと話したり、強化部長と話したりをしたりして、考えていきたいな、という風に思っています。
フィンランド戦は先ほどちょっと触れましたけれども、パート2に入ったばっかりなので、完璧な試合をするつもりは毛頭ありません。ただ、テーマを与えて、そういう事を頭を使いながらやれれば良いかなと。で、まだ、ゲーム体力も90分持つとは思いませんので、明日は一人45分、半分という事を目安にやっていこうというつもりではいます。以上です。

Q.質問
これから選手に常に求めていきたい、意識・姿勢と言ったものはどういうものでしょうか。

A.【反町監督】
選手にはたくさんの話をしているんですけれども、やはり躍動するという、自分達からモーションを起こすという事、それと強い感情、エモーション、これを持ってもらわなければ困るという風には言っています。