馬入日記

【馬入日記:2月28日】開幕戦を終えて。下田北斗選手インタビュー

160227sb_461 copy昨日、ついに幕を開けた2016J1リーグ。
結果は惜しくも1-2の敗戦となりましたが、チームとしてはキャンプから積み上げてきた成果が少しずつ見られ、次に期待を持たせる内容となりました。
そして今季新たに加入した下田北斗選手が早速湘南デビュー。
平塚出身の選手として期待の大きい下田選手ですが、昨日の試合はいかにして臨んだのでしょうか。

「久々の公式戦、かつ開幕戦ということもあってか、正直自分のゲームへの入り方はあまり良くありませんでした。途中からポジションがボランチからシャドーに上がり、そこからはだいぶ落ち着いてプレーできましたが、それまではどこかフラフラというか、落ち着かない感じでしたね。試合に出られるチャンスというのは毎回あるものではないし、ここはしっかりやっていかないと、と感じています」

出場の機会を得たのが1点のビハインド、後半開始からとういタイミングでした。

「前半はそこまで悪い内容ではなかったですが、決めるべきところで決められなかった、と言うのが結果的には響いたかなと思います。そこはチームとしても課題ですし、継続して取り組まなければならない部分。一方で自分が入った後半も、得点が欲しい状況ながらも2失点目をしないリスクマネジメントをしなければならない。2失点目をする前に自分達が得点できていれば流れは絶対にこちらに来ていたと思うので、そういう部分もやっていかなければならないと感じました」

昨日の試合はボランチ、シャドーと2つのポジションでプレーし、汎用性も示しました。

「対戦相手や試合中の状況でどちらのポジションがやりやすい、というのは変わってきますが、昨日の試合ではシャドーの方が自分のプレーを落ち着いて出せたと思います。ただプロサッカー選手として、与えられたポジションできっちり結果を出すことが仕事ですし、個人的にもどちらかにこだわりが強い、というものは特にありませんね」

次節は開幕戦で昨季王者を下した川崎フロンターレとの対戦です。

「川崎は開幕戦を勝利していますし、タレントも豊富。ただ自分達は自分達のスタイルを貫くだけですし、そこが湘南の良さだと思います。今週出た課題をまた練習で突き詰めて、プロとしてこだわってやっていかなければなりません。結果と内容、どちらも求めて戦っていこうと思います」

試合から一夜明け、冷静に試合を語った下田選手。
ちなみに湘南デビューとなった試合後ではありましたが「おそらく気を遣ってくれたんだと思います」と友人からの連絡は少数だったとのこと。
たくさんの祝福メッセージが届くよう、次節の川崎戦にはチームにも下田選手にも改めて期待大です!