【馬入日記：10月27日】Jユースカップ3回戦 湘南らしさを見せるも惜敗。

「Jユースカップ2015 Jリーグユース選手権大会」を戦う湘南ベルマーレユース（高校生）が10月25日に御殿場にて3回戦 神戸U-18と対戦しました。

ここまで1回戦で鳥取U-18を4-2で、2回戦で栃木SCユースを2-1で破ってきたベルマーレユース。
23回目を迎える今回から、出場全クラブ参加のノックアウト方式によるトーナメント制に変更となり、次へ進むためには当然勝利しかありません。

試合前、選手・スタッフ全員で円陣を組んだ時の掛け声は「謙虚に、ひたむきに！」という言葉でした。
その言葉のとおり、ピッチに立つ選手たちからは全力でボールを追う姿勢が見られました。

前半、ポゼッション率は圧倒的に神戸でしたが、惜しみなく走り球際に厳しく、1度で取れなければ2度、3度追うといった部分はまさにトップチームに見られるようなひたむきさでした。

押し込まれても粘りを見せていましたが、79分に失点を許します。その後、ベルマーレユースも積極的な攻撃で神戸ゴールを脅かしますが、残念ながらゴールを奪うには至らず、終了のホイッスル。
0-1で敗れ、Jユースカップは3回戦敗退となりました。

時崎監督は試合後、こんなふうに試合を振り返りました。

「相手に立ち向かっていくことや球際であれだけボールを奪うこと、体を張ることはベルマーレの選手だからこそこだわりを持ってやっているプレーだと思うのでそういった部分ではベルマーレの選手として誇らしく思います。ただ、局面のところでは、もうひとつふたつみんながこだわりを持ってクオリティを上げていかないと攻撃を楽しむということはできないのかなと思う。サッカーは守備も攻撃も切り替えもあるなかでのスポーツだと思うので、守備を頑張るだけでなく、攻撃も楽しく、切り替えのところを激しく、そういうチームにしていくために、今日の試合はすごく大きなきっかけをもらえたんじゃないかなと思います」

そして、記者の皆さんから“湘南スタイル”がユースにも浸透してきているのでは？と言われると…
「ベルマーレには、曺さんがしっかり築いたサッカーがありますし、そのサッカーを体現するための血をユースの選手たちにも流れるようにしてあげなければいけないと僕は思っているので、そういった部分では今日の試合はすごく誇り高く思います」と話していました。

ユースチームへの熱いご声援、ありがとうございました。
Jユースの戦いは終わりましたが、今年のチームで県リーグの残り3試合を戦います。
ぜひ引き続きのご声援を！
そして、「暴れん坊基金」をはじめ、日頃よりアカデミーの活動への温かいご支援、誠にありがとうございます。

※「縦に紡ぎし湘南の」では選手コメントも紹介されています
http://www.targma.jp/shonan/2015/10/26/post1631/