馬入日記

【馬入日記:6月1日】決勝T進出へ重要な一戦!秋元選手インタビュー

150602-1先週末、リーグ戦第14節がホームで行われサンフレッチェ広島と対戦。0-0のまま終了のホイッスルが鳴りましたが、試合自体は90分間白熱の展開!
互いのよさが攻守にあふれ、ゴールへ向かい続けるアグレッシブな戦いにスタジアムは大いに盛り上がりました。

ゴールを奪えなかったことは残念でしたが、しっかりと無失点に抑えました。
その無失点の立役者、秋元選手に話を聞きました。

「無失点で終わることは嬉しいですし、それはチームみんなの力だと思っています。去年からそうですけど、前線から守備をしてくれて助けられているところも多いのでそういったところは本当に感謝しています」

リーグ戦では4試合連続の完封。ここ5試合でわずか1失点という状況です。全員での守備はもちろんのこと、やはり秋元選手のビッグセーブが光っています。
広島戦でも何度か相手の決定機がありました。後半立ち上がりのドウグラス選手との1対1をセーブした場面は特に見事でした。

「後半も入りは大事だと思っていましたし、集中というのは常に途切れないよう意識しています。僕が愛媛でドウグラス選手が徳島の時に対戦していたんですけどかなり苦戦した相手。ダービーでアウェイで0-3で敗れたり、悔しい思いをしました。ヘディングも強いし左足も強い。クセというかボールの持ち方、シュートのイメージも持っていたので、瞬時の判断でした」

ビッグセーブについて、と聞いても「みんなの力だから」と普段なかなか答えてくれない秋元選手ですが、何度か聞くと…

「大事なのは自分のパフォーマンスがチームにどう影響を与えるかだと思うし、勝点に繋がるセーブになることが重要。後ろからチームに勢いをつけられるようなプレーになればと思っています」と話してくれました。

また、広島に対する思いも。

「マリノス時代に広島と対戦したことがあったんですけど、その時は全然ダメで、チームが2点も入れてくれたのに3点取られて負けてしまった。そのゲームを思い出すことも多くて、自分の中でそれを断ち切りたいと思っていました。その時とは違うんだと言い聞かせて試合に入りました。落ち着いてプレーできたと思います。広島は、少しのミスも見逃さないというイメージがあったので、簡単なシュートでもしっかりキャッチしなければいけないと、神経を研ぎ澄ませていました」

今季の試合から学ぶことも多くありました。

「今季、複数失点が続いた試合から学んだというのはあると思います。そういうマイナスの面をいい経験としてプラスに持ってくることができたのはみんなの力だと思うし、このチームのよさだと思います」と秋元選手。

さて、今週はナビスコカップ予選リーグの最終節です。
19年ぶりの決勝トーナメント進出に向けて、勝点3奪取が必至の重要な一戦です。
しかも相手は、リーグ戦で惜敗を喫したFC東京。

「一度リーグ戦で戦った時は、失点するまでみんなでしっかり抑えられていたんですけど、1本のクロス、一発でやられてしまったので悔しさが強いです。東京は後ろの選手もしっかりしていますし、前も後ろもタレントが豊富なチームという印象です。決勝トーナメント進出がかかっているので、しっかり勝って決めたいです」

今回、決勝トーナメント進出の条件は若干複雑ではありますが、ベルマーレが勝利し、新潟が引き分け以下の場合は無条件で進出が決定します。

細かな条件については以下のJリーグ.jpの「足立梨花が予選リーグ第7節のみどころを紹介!」の動画をご覧ください!
http://www.jleague.jp/video/detail/892