馬入日記

【馬入日記:1月29日】「成長と結果を」可児選手インタビュー

150127-1新チームが始動して2週間と少し。新加入選手もすっかりチームに慣れた様子で、ピッチ内外でよくコミュニケーションを取りながらいい形でチーム作りが進んでいます。

今季、川崎フロンターレから加入した可児選手も「だいぶ慣れました。年の近い選手も多いのでみんな話しやすいです」と笑顔。

練習のほうは、見ているだけでも辛くなるような厳しい練習が続いていますが…
「きついですけどまだ若いし(笑)、体力には自信があるほうなので大丈夫です!」ということ。

川崎のアカデミーで育ち、ユースから阪南大へ。大学卒業後に戻る形で川崎でプロとなりました。改めてルーキーイヤーの昨年一年はどんな一年だったでしょうか。

「初めて体験することばかりの一年でした。試合に全然絡めないということも初めてだったし、自分はまだ全然なんだなということを身をもって体感しました。大学でも、試合には出ていたけどプロとか代表を見ていると“まだまだ上がいる”ということは常に感じてはいたんですけど、でも去年は身をもって体感したという感じでした」

試合に出られない日々。悔しさの募る一年でしたが、得ることも多くありました。

「悔しかったですし、サッカーをやっているからには試合に出ることが一番の喜びではあるんですけど、でもそういう一年を体験したというのは自分にとってすごく大きかったとポジティブに捉えています。一年間、悔しい想いをしてきたから、今後のサッカー人生でうまくいったときに、あの時があってよかったと思えるようにしたいと強く思いますし、去年があったから今年に懸ける強い気持ちというものもあります」

プロ2年目の今年、どんな一年にしたいと思っているでしょうか。

「曹さんが始動日の日に言っていた“二兎を追う”という言葉のように、成長も結果も追いかけてやっていきたいと思います。去年の一年、試合に出ていなかったにもかかわらず、こうして湘南に呼んでいただいたといことを本当に感謝しているし、今年はプロ2年目で年齢も24歳になるので、いつまでも燻っているわけにはいかない。しっかり一年を通して試合に出て結果を残していきたいと思っています」

改めて、自身の持ち味とは。

「運動量とパス、そして技術です。そこはどんなスタイルのチームであっても出していかなければいけないところだと思っています。そこにプラスして、守備や得点を取るところは長所ではないけど、伸ばしていければと思っています」

既に一度、流通経済大と練習試合も戦いました。

「正直、練習で得られた感触は練習試合では感じられなかった。みんながすごく縦に速いし、縦にどんどんつけるので、逆に自分のところでは横パスを入れてみたりタメを作ったり。曹さんからもリズムを作ったりタメを作ることをやってほしいと言われていたし自分が得意なところでもあるのでやっていたんですけど、
チームのスタイルと真逆のことなので、いい面もあるし悪い面もあるのかなと思っています。そこはやりながら、うまく一番最適なところをみつけたいなと思います」

らしさを発揮しながら、チームの中で活きるということに懸命にチャレンジしています。

「曹さんは選手との距離が近いしよく話してくれるのですごく有難いです。“お前が成長することが一番だ”と言ってくれるんですけど、やっぱり僕も二兎を追って、成長と結果を残したいと思っています」

今年に懸ける想いの強さを感じる言葉。ぜひご期待ください!
150129-2ところで!

今日の練習には、テレビ朝日のアナウンサー竹内由恵さんが取材に来て下さいました!
「やべっちFC」で山田直輝選手にインタビューを。

さらに…
「デジっち」も受け取りました!さて今年はどの選手が担当するのでしょうか?!お楽しみに。