馬入日記

【馬入日記:3月25日】岐阜戦でプロ初ゴール!三竿選手インタビュー

前節のアウェイ岐阜戦でプロ初ゴールを決めた三竿選手。
チームにとって3点目となるゴールは、藤田選手のクロスにゴール前まで走り込んでいきダイレクトで決めた素晴らしいゴールでした。

「以前の僕だったらあそこまではいってなかったと思う。逆サイドだったので、いったとしてもペナルティエリアの手前くらいだったと思う。でも曹さんに練習から、逆サイドの選手がどんどん入っていけと言われていたし練習でもやっていました。どんな状況でも、3点目4点目をとりにいこうという意識がみんなにあったし。僕自身もゴールに向かう意識は強くなったと思います」と三竿選手。

一生に一度の、記念すべきプロ初ゴールです。

「相手のキーパーが川口さんで、小さい頃からすごく好きな選手でした。覚えてるのは、幼稚園生の時に戦隊物の人形をキーパーに見立てて、アルミホイルでボールを作って遊んでたんですけど、それが川口さんでした(笑)。だからそういう憧れだった選手から点がとれたっていうのは嬉しいです」と。

ただ、初ゴール、しかも勝利を果たした試合でしたが、試合後の三竿選手は悔しそうな表情でした。

「まだここまでの4試合で自分がチームに貢献できたというものがなくて、勝ったのは嬉しいですけど100%喜びきれないというか。最後のダンスも、嬉しいけど悔しさもあるという感じで。岐阜戦は自分が点を決めて、しっかり締めて終わってれば今までより喜べるかなと思ったんですけど、失点してしまって後味が悪くなってしまった」と。

誰もが話していることですが、前後半の終了間際の失点はやはり悔しいものでした。

「前半の最後も、前半を2-0で終われるだろうっていう雰囲気があったし、試合終了間際もこのまま勝てるだろうという雰囲気は少なからずあったと思う」

岐阜戦の全体については。
「この4試合の中で、僕の中では一番強かったというか、一番タフなゲームだったなと思います。相手の切り替えもはやくて、前からどんどんきて、特に前半は落ち着く感じがなかった。相手の時間帯も多かったと思います。そういう中でも、少ないチャンスで得点がとれたので、そこはよかったと思います」

チーム全体の守備については手応えも感じています。
「後ろだけじゃなくて、前線のウェリントンからタケくん(武富選手)、周平くん(大槻選手)もみんなハードワークしてくれるので、相手にプレッシャーがかかって、相手がいい状態でボールを持たせていないことが多い。自分たちもパスコースが限定されて狙いにいけるというのもあります。チーム全体の意識がすごく高いなと思います」

ハードワークが求められますが、三竿選手もサイドを激しく上下動しています。

「大学の時からハードワークしなければ試合に出られないというチームだったので、そういうハードワークの部分は大学で成長できたところだと思います。自分が今までやってきたことがプロでも通用するところでもあると思います。でも、本当にまだまだだし、自分はチームの中ではまだまだ足りないと思ってるので、もっとやっていかなければと思っています」

次節は再びアウェイゲーム。松本山雅との1位・2位対決です。

「テレビを見ていても、スタジアムの雰囲気がよさそうでそういう中でやれるのは楽しみです。相手のコーチに自分がユースの時に2年間お世話になった方がいるので、自分が成長した姿を見せたいと思います。この間の反省も踏まえて、完璧まではいかなくても、99%くらいしっかりシャットアウトして、尚且つ自分がしっかり貢献したと思えるように戦いたいと思います」

熱戦必至の松本戦、ぜひアルウィンでご声援を!
そして、次のホームゲームは4月5日(土)の岡山戦です!