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2009Jリーグ ディビジョン2 第48節 試合結果

2009Jリーグ ディビジョン2 第48節
2009年11月8日(日)12:33キックオフ 平塚競技場

2
湘南ベルマーレ
湘南ベルマーレ
1 前半 1
1 後半 1
2
東京ヴェルディ
東京ヴェルディ
90 >> 91 勝点 69 >> 70
26分 7 寺川 能人
89分 11 阿部 吉朗
得点者 42分 13 井上 平
61分 10 レアンドロ

出場選手

シュート数 選手名 背番号 ポジション 背番号 選手名 シュート数
0 野澤 洋輔 32 GK GK 1 土肥 洋一 0
1 臼井 幸平 5 DF DF 2 福田 健介 0
3 ジャーン 3 DF DF 17 土屋 征夫 1
0 村松 大輔 19 DF DF 14 富澤 清太郎 2
0 島村 毅 30 DF DF 23 藤田 優人 0
0 田村 雄三 2 MF MF 8 柴崎 晃誠 1
2 寺川 能人 7 MF MF 22 服部 年宏 0
0 坂本 紘司 8 MF MF 16 飯尾 一慶 0
0 アジエル 10 FW MF 18 永里 源気 3
4 田原 豊 34 FW FW 10 レアンドロ 6
0 中村 祐也 22 FW FW 13 井上 平 3
植村 慶 16 GK GK 21 高木 義成
山口 貴弘 4 DF DF 3 廣井 友信 1
1 永田 亮太 21 MF MF 28 弦巻 健人
1 リンコン 9 FW FW 25 平本 一樹 0
1 阿部 吉朗 11 FW FW 27 林 陵平 0
65分
2 田村 雄三 ラフプレー
13 シュート 17
13 GK 10
5 CK 6
19 直接FK 9
3 間接FK 5
2 (オフサイド) 5
0 PK 0
23分
22 服部 年宏 ラフプレー
30分
16 飯尾 一慶 異議
30分
10 レアンドロ 異議

得点経過

26分
7 寺川 能人
中央 10 ~ → 22 → 左 7 ~ 左足S
89分
11 阿部 吉朗
右 19 ~ ↑ 中央 3 ヘディング 11 ヘディングS
42分
13 井上 平
右 8 ~ → 18 ~ ↑ 中央13 左足S
61分
10 レアンドロ
右 18 ~ 相手DF クリア こぼれ球 中央 10 右足S

[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

選手交代

63分
22 中村 祐也 → 9 リンコン
76分
8 坂本 紘司 → 21 永田 亮太
85分
2 田村 雄三 → 11 阿部 吉朗
15分
23 藤田 優人 → 3 廣井 友信
72分
16 飯尾 一慶 → 25 平本 一樹
80分
10 レアンドロ → 27 林 陵平

開催データ

[入場者数] 11,653人 [天候] 晴、弱風 [気温] 20.2℃ [湿度] 59% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分

[マッチコミッショナー] 福村 吉正 [主審] 奥谷 彰男 [副審] 小椋 剛 [副審] 田中 利幸 [第4の審判員] 地主 尚和 [記録員] 福井 哲也

湘南 反町監督 試合後コメント

総評

ウルトラマンは3分しかもたないんですけども、我々は5秒で何とか執念をみせたという感じでしたね。
最後は5年前のFC東京の練習グラウンドみたいに、ジャーンから阿部、キーパーが土肥というスローモーションのような感じでしたが、この勝ち点1がこれからどう響くかというのは、あと3試合が終わってみてから、年末にでも考えたいと思います。

ヴェルディの選手は、これに河野とか大黒とか、何人か怪我でこられなかった選手がいるんですけれども、それぞれがボールのポゼッションする力がある、個人でまず。
このゲームはボールのポゼッションは6:4でよい、うちは4、向こうは6。最後の時間帯でもっとボールを回されていたら、追いつくことも出来なくてヘロヘロになって試合が終わったんじゃないかと思うくらい、彼らは引きつけて出す。両センターバックもハーフウェラインを果敢に越えていきますよね。それも想定内で対策の話もしましたが、なかなかうまくいかなかったところも正直あります。

前半の最初、ビッグチャンスがたくさんあったのは前節と同じだったんですけども、そこで決め切れず、それも前節と同じで。そうした中、ひとつ点を取れたのはよかったですね。
追いつかれてしまったのは、ただ僕は追いつかれたほうが、今日のゲームに関すると締めて出来るんじゃないかと思ったんですけど、それを裏返されちゃったのはちょっと、厳しかったですね。
最後に執念を見せたと思います。スローインの時に向こうが前からプレッシャーをかけてくればこんな風にはならなかったんですけも、なぜかみんな引いてくれたので、島村ももう上げて、総攻撃が奏功したところはありましたね。

皆さんが期待する最高のシナリオになってきたと思いますので、アウェイの試合、みなさんも早く取材の申請をして、そうしないと入れませんよ(笑)。もう席がいっぱいみたいですね。
2週間、いい準備をして頑張っていきたいと思います。

質疑応答

-中村選手に代えて阿部選手ではなく、リンコン選手を入れた意図は?

リンコンが調子を上げてきたのがまずひとつです。それと前にふたり置くことによってもうひとつの起点をつくりたかったということです。あともうひとつは高さです。リードしているとどうしてもゴールを守るディフェンスになる、すると外が空いてくる。外からのボールで溜息が5、6回あったと思うが、いいボールが入れば高さはひとつの武器になるので、それを準備していた。いきなり出したわけではなく、札幌との試合でもやっています。2週間空いたことがいろんなオプションを試すいいチャンスでもあったし、ある程度手応えがあったのでやったということです。次の試合は最初からやりたいと思います。

阿部選手コメント

ジャーンからいいボールが入ってきました。折り返してくれたらゴールを決められると思って、予備の動作を始めていました。信じて走ってよかった。気持ちが繋がったゴールだったと思います。
僕も土肥さん(東京VのGK)とはずっと一緒にやってきたので、土肥さんはうまいし変にこねたらとられると思い、気持ちを入れてストレートに打ちました。
(この勝点1は大きかったと思いますが?)負けたくないという気持ちだけでした。
ここまでずっと、みんなでやってきて最後に(J1に)いけないことほど悔しいことはないので、絶対に勝点をとってやる、絶対に結果がついてくるはずだと思っていました。

田原選手コメント

勝つチャンスもあったし、正直なところを言えば勝ちたかったです。自分としても決定機があったので責任を感じています。この悔しさは次の試合で晴らしたい。次節はいちばんのヤマ場。何が何でも勝点3を取りに行く。DF陣を楽にさせるためにもFWとして結果を出したい。
(土壇場で同点に追いついたが)ロスタイムに入っても1点を取れば逆転までいけるんじゃないかと思っていた。追いついた後は、よしもう1点いこうと思ったけど、すぐに笛が鳴っちゃいました。

寺川選手コメント

(先制ゴールについて)いいボールが来て、フリーだったので、落ち着いて打ちました。自分でも間を置けた。最後はベンチを含め、会社を含め、お客さんを含めて、誰も諦めていなかったと思う。僕らは毎回、目の前の試合を闘うだけ。相手云々よりも自分たちがやるべきことをやれているかが一番大事です。

ジャーン選手コメント

前半、すごくいい入りだったし、たくさんチャンスのあった中でテラさん(寺川選手)が素晴らしいゴールを決めてくれた。前半の終了間際に点をとられてしまい、後半の立ち上がりはヴェルディが非常にいいサッカーをして畳みかけてきた中で逆転を許してしまった。そんな中、最後にああやって点がとれたことは、何か大きな力が働いたのだと思う。
(ナイスアシストでしたが?)自分自身も何度もチャンスがあったにも関わらずゴールを決められなかったので、最後の最後でああいう形でチームに貢献できてよかった。大きな勝点1になると思います。
(次節に向けて)人生を左右するくらいの試合になることは間違いない。もてる力の全てを出して、気持ちを込めて戦います。勝利あるのみです。

島村選手コメント

大きい選手がが多く、相手にファウルが多かったこともあってリズムを掴みづらかった。相手のリズムになってしまった時間帯、なんとか失点せずに耐え抜きたかった。
僕自身は最初に1対1で抜かれてしまってからリズムを崩してしまった。次は抜かれないように、抜かれないように…と思い気負ってしまったこともあってうまく修正できなかった。
大輔(村松)とも話をして守備の部分で、次までにしっかり修正したいと思います。
最後に1点返せたことで次に繋がった。あの1点が3位にしてくれたので大事にしたい。

東京V 松田監督 試合後コメント

総評

1点を争うゲームになるということは予測していたので、最後までこういう展開になったことは想定内でした。湘南の特徴としてカウンター。また縦に速い攻撃があるので、まずは守備をしっかり固めようと。ずるずる下がらずに高い位置で奪えればというイメージを持ちつつゲームに入りました。最初は少し湘南の勢いに押され、ディフェンスラインを下げる場面もありましたが、一貫して全員の守備の連係は機能していた。それで徐々に自分たちのペースにできたとは感じます。攻撃面では相手のバイタルエリアを効果的に使うというテーマの元、ゲームを進めた中でレアンドロや両サイドハーフの選手がうまく活用できたことがゲームのリズムをつくれたポイントではないかと感じました。最後に失点して引き分けになりましたが、総合的には選手たちは頑張ったと思いますし、勝ち切ることができなかったベンチワークや我々に反省しなければいけないところもあると思っています.

質疑応答

なし