ニュース

2009Jリーグ ディビジョン2 第30節 試合結果

2009Jリーグ ディビジョン2 第30節
2009年7月26日(日)19:03キックオフ 平塚競技場

1
湘南ベルマーレ
湘南ベルマーレ
0 前半 1
1 後半 1
2
徳島ヴォルティス
徳島ヴォルティス
60 >> 60 勝点 43 >> 46
56分 34 田原 豊 得点者 44分 18 羽地 登志晃
84分 7 徳重 隆明

出場選手

シュート数 選手名 背番号 ポジション 背番号 選手名 シュート数
0 野澤 洋輔 32 GK GK 21 上野 秀章 0
1 鈴木 将太 13 DF DF 4 三田 光 0
0 村松 大輔 19 DF DF 5 登尾 顕徳 1
0 阪田 章裕 14 DF DF 2 三木 隆司 0
0 山口 貴弘 4 DF DF 20 ペ スンジン 0
0 田村 雄三 2 MF DF 3 藤田 泰成 1
3 寺川 能人 7 MF MF 15 青山 隼 2
1 坂本 紘司 8 MF MF 8 倉貫 一毅 0
2 アジエル 10 FW MF 13 柿谷 曜一朗 1
3 田原 豊 34 FW FW 14 石田 祐樹 1
1 阿部 吉朗 11 FW FW 18 羽地 登志晃 1
植村 慶 16 GK GK 1 高桑 大二朗
永田 亮太 21 MF DF 23 筑城 和人
0 鈴木 修人 40 MF MF 6 米田 兼一郎 0
0 中村 祐也 22 FW FW 7 徳重 隆明 1
0 島村 毅 30 FW FW 10 ファビオ 0
 
11 シュート 8
7 GK 12
5 CK 7
25 直接FK 13
1 間接FK 5
1 (オフサイド) 5
0 PK 0
 

得点経過

56分
34 田原 豊
中央 7 ~ → 10 ~ → 34 ~ 右足S
44分
18 羽地 登志晃
右 13 ~ ↑ 中央 18 ヘディングS
84分
7 徳重 隆明
左 3 ↑ 中央 相手DF クリア 6 → 7 右足S

[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

選手交代

69分
7 寺川 能人 → 40 鈴木 修人
86分
8 坂本 紘司 → 22 中村 祐也
88分
13 鈴木 将太 → 30 島村 毅
65分
14 石田 祐樹 → 7 徳重 隆明
69分
18 羽地 登志晃 → 10 ファビオ
80分
8 倉貫 一毅 → 6 米田 兼一郎

開催データ

[入場者数] 6,503人 [天候] 晴、中風 [気温] 26.6℃ [湿度] 73% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分

[マッチコミッショナー] 大栗 克元 [主審] 岡田 正義 [副審] 手塚 洋 [副審] 西尾 英朗 [第4の審判員] 河原 行雄 [記録員] 福井 哲也

湘南 反町監督 試合後コメント

総評

変な話ですが、3つ連続で負けて、まだ勝点でトップにいるのが不思議なくらいですね。ということは、上位とか4強とかみんなが騒いでいたチームが同様に苦労しているんだなということですね。1番苦労しているのは私たちかもしれませんが。

徳島はゲームをクローズする、セットプレーで点を取る、そうした特徴があるのですが、そのプランに付き合ってしまったかなと思います。

質疑応答

-試合後に選手と一緒にサポーターのところに行っていたが?

チームを率いている人間として、お金を払って応援に来ていただいている方々に申し訳ないという気持ちです。選手だけ頭を下げに行くのはよくないと思いました。全ての責任は私にあるわけであって、それをもうちょっと自分でも整理したいと思って行きました。

-初の3連敗となったが、最大の要因はどこにあると思うか?

ハーフタイムに選手に言ったんですが、たかがサッカーじゃないかと、ビクビクしてやるなと。攻撃しているのに後ろ髪を引かれているみたいなところがちょっとありますね。例えば諦めが早いとか、すぐに物事がマイナスな、ネガティブな方に傾いてしまう。そうした部分がちょっとありますね。今もピッチでそういう話をしました。

次は1週間取れるので、7月は勝負の月だと言いましたが、勝負の月でも何でもなかったので、8月を勝負の月としてもう1ヶ月やるぞということにしてやっていきたいですね。練習もプレーの創作意欲が湧くようなトレーニングをしていくしかないでしょう。笑って走れるような練習ですね。

-初出場の鈴木修人選手については?

本当はもうちょっと時間をかけないといけないのですが、そんなことを言ってるうちに盆も終わってしまう。ずっと練習試合などをやってリズムは悪くなかったので、実戦の中でやっていこうというところはあった。でも、正直まだ鹿島のリズムが抜けきれていなかったのかもしれないですね。ただ、徐々によくなってきているので、あとはゲームフィーリングを多く養うしかないでしょうね。

-徳島が湘南対策でシステムを変更してきたが?

むこうは3バックと言ってますが、うちが田原しか残ってない時でも完全に3人置いていましたし、ボールホルダーに行くというよりも5バックにして、あなた方にスペースはないですよという感じだった。これは徳島の十八番で、それでも打ち破っていかないといけないということですよね。そうしてみれば、むこうのクローズしたゲームのプランに付き合ってしまったかなと。そう考えると、クローズしてくるチームに対しては最初の得点が非常に大事になってきますよね。前半最初から溜息で終わったシーンがありましたが、そこもちょっとしたポイントかもしれないですけど。まぁ、世の中そんなにうまくいかないですから。そうした決定機を何度もつくりあげていくということでしょうね。

-前からのプレスやパスの展開の速さなど、今まで見た中でいちばん違うサッカーをやっていたと思うが、その変化の理由は?

福岡戦、仙台戦、今日のゲームとパフォーマンスは全然悪くないんです、正直。こんなことを吐露してもしょうがないですが。仙台戦の前半はパーフェクトですから。サッカーとは不思議なスポーツで、そういう時にかぎって勝てない。パフォーマンスが悪い時に勝ったり。だからサッカーは難しいのですが。

我々は決して腰が引けない、相手の懐に入っていくサッカーを志向しているので、その部分は出てきていると思います。ただ、難しいのはそれで結果が出ないからといって自信を失くしてしまい、腰が引けて相手の懐に入っていけなくなってしまうと、悪循環になるが、そうはしたくない。
というのは向こうも我々を研究してやってきている。それを上回るような迫力やゲームプラン、より攻撃的な、積極的なスタイルをつくっていかないと、勝ち切れる試合はなくなってくるでしょうね。これは続けていこうと思っています。8月だろうが9月だろうが10月だろうが、努力してやっていくつもりです。

-湘南に来て最も苦しい状況にあると思うが、新潟や五輪代表の経験を生かして現状をどう変えていこうと考えているか?

クラブチームは、明日もあさっても選手の顔を見て話をしたりトレーニングしたり、フェイストゥフェイスで話をしなければいけない。それが逆にクラブチームのいいところなのですが。自分たちの結果を真摯に受け止めてどう生かしていくかでしょうね。もうそれしかないので、例えば選手にも言いましたが、誰も助けてくれないと。自分たちで這い上がっていくしかない。それはもう自問しているわけであって、誰も助けてくれない。自分で何とかしなければいけない。ということを強く念じて、決してブレずに、やっていることは間違ってないという自信のもとにマネジメントしていくしかない。特効薬はないですから。フェイストウフェイスでしっかりと現状を見極めたうえでやるということですね。今までどちらかというと順風満帆に行ったのかもしれないですよね。今は逆風満帆なので。その時に初めて監督の資質が問われると思うので、こうした状況を打開できるように頑張っていきます。応援してください。

-ネネとアドリア―ノはそろそろ使いどころかと思うが?

ガウボンやサーレスなどは日本で以前やっていたので、日本のサッカーを熟知したうえでチームに入ったという感じですが、その点ネネとアドリアーノはまだちょっと時間がかかるかなと。ただ、日本のサッカーに適応する能力、切り替えの速さなどはもともと持っているので、なるべく早く融合させるように頑張らなければいけない。明日も横浜FCと練習試合がありますが、そういうゲームを通じた中で攻撃や守備の狙いをどんどんやっていきます。

野澤選手コメント

監督も言っていたけど、誰も助けてくれないと。自分たちがやっていくしかない。自分たちが変えていくしかない。
ここからが本当の戦い。昇格したい、勝ちたいという気持ちの強いチームが勝ち残っていく。
ここからが本当のサバイバルだと思う。チーム一丸となって、サポーターと一緒に乗り越えていきたい。
落ち込んでいるヒマなんてない。反省と下を向くのは違うから、反省しながらも次に向けてみんなでやっていきたい。

鈴木修人選手コメント

自分のトラップミスから失点してしまったので…。本当に悔しい気持ちです。中盤でも1回ミスをしたし、FKのチャンスもあった。
たくさん課題がみつかった試合でした。
動き方という部分で、外から見ているのと中でやるのは全然違う。経験不足だなと感じました。
今日がデビューだったんですけど、嬉しさよりも悔しさのほうが本当に強いです。
でもここからが始まりだと思っています。
チームが昇格するために、僕も呼んでもらったし、監督が今日試合で使ってくれた。
勝って監督を楽にしたいと思っています。

田村選手コメント

3連敗ですが下を向いているヒマなどない。自分も1点目の失点に絡んでいるし、反省していますが、下を向かずにやっていきたい。
今は試練の時。とにかく次、連敗を止められるように一生懸命やるだけです。
決して手を抜いているわけではない。ボールへの執着心がなかったとはやっている自分たちとしてはそうは思わないけど、でも負けたということは隙があったということかもしれません。
自分たちのスタイルは変わらないし、1年通じてうちの戦いをして、上がりたいと思う。
チャレンジャーであることを再確認して、みんなでやりたい。

鈴木将太選手コメント

勝点3だけを目指していたから、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
自分自身としては、もう少し積極的にいければよかった。
相手がロングボールで押し込んできたので、難しい部分もありました。
2失点したということは、守備でどこかに課題があるということだと思うし、改善していきたい。
練習試合でも試合はやっていたけど、公式戦では足へのダメージが違う。
とにかく練習するのみだと思っています。

坂本選手コメント

(徳島について)やりづらいという感覚はなかった。ただ、今まで戦ったチームより最後までマークに付いてきた。前半はフリーになれたが、後半は特に頑張って付いてきた印象がある。
中の人数が多く、真ん中を締めてきた。でもまったくチャンスがなかったわけではないし、いつもと変わらずディフェンスをこじ開ける姿勢でみんな闘っていた。こういうゲームで勝点を取ってきたから今の位置がある。シーズンも半分を過ぎ、毎試合勝点3を取らなければいけないという気持ちはあるが、焦りを感じたり消極的なプレーになったりする必要はまったくない。
いろんなゲームがあります。メンタル的にブレずに、強気でやっていきたい。ここからです。

徳島 美濃部監督 試合後コメント

総評

嬉しい勝利だと思っています。感謝しなければいけない人が多くいて、まずサポーターが来てくれたこと。それから我々は2連敗した後、引き分けてリズムがあまりよくなかった。その時に2位の湘南と当たったわけですけれども、そこで引くことなく、ベタ引きしてなんとか守備を固めてやるというイメージをせずにこういう時こそチャレンジしたいと。だから3-4-3で勝負した。短い時間でしたが選手に説明して、絶対勝てるプランのはずだということを信じてほしいと、是非やろうということでやった。相手は3トップだから難しいシステムではありましたが、しっかりと対応してくれて最後まで粘り強く戦って勝点3を取ることができた。それをやってくれた選手に感謝しています。

質疑応答

-徳重選手とファビオ選手の投入の狙いは?

動きの中で誰と誰を代えるかは見ながらやっていたのですが、徳重は最近疲れ気味だったのでスタートから出なかったものの、彼のスピードや点を取る能力は勝負どころで効いてくると思っていたし、相手もホームだから1-1でも前がかりになってきている部分があった。逆にそこを徳重のスピードで裏を突きたいというイメージはありました。

ファビオに関しても、羽地が疲れたということもありますが、ファビオはスピードがあって最後の競り合いでしぶとく前に運んでいけるところがある。相手が前がかりになった時にスピード系の選手は有効だと思ったので、相手の出方などを色々考えながら使いました。

-前回の対戦では湘南に1点も取らせなかったが、湘南はやりやすい相手なのか?

非常に難しい相手だと思っています。昨年の湘南と今年はだいぶ変わりましたし、やり方も違いますが、難しい相手でもうちの力で、うちのメンバーで勝てる作戦を考えてそれを選手がうまくやってくれたから勝利に結びついたと思っています。

-前半は湘南に一方的に支配されたが、それもゲームプラン通りだったか?

一方的に支配されたというのは見方によって違うと思うし、うちにチャンスがなかったわけではない。このシステムにしたのは攻撃的な狙いで、サイドの藤田と三田をいかに起点にするかがポイントだった。前半は藤田の方がしっかりできて、三田の方は少しできなかった。だから一方的にやられたイメージは僕の中ではないし、1点も取ったのでいい戦いができているのではないかと思っていました。

-30試合消化して、残り21試合の戦いについては?

長いですね。まだ21試合もありますね。試合数が多くなるとゲームの間隔が短くなって、コンディションのことが重点になりすぎて、戦術的なことやクロス、シュートのクオリティを高めたいなどいろんなことがあると思うのですが、なかなか練習に時間を使うことができないのがきつい。基本的な考え方に関しては今までどおり、我々には失うものはないので毎試合チャレンジしていって、ゲームをひとつでも多くして勝ちに結び付けたい。残り21試合頑張ってやりたい。

-前半は湘南の前からのプレスに苦労し、後半はつながるようになって印象が変わったが、何かやり方を変えたのか、それとも相手が変わったのか?

相手のプレッシャーが思ったより高い位置から来た。加えて立ち上がりに後手を踏むようなファーストプレーでシュートまで持っていかれた。たぶんあれで選手の心理の中に少し怖いという意識が働いたのではないかと。紅白戦でやった時はうまくボールを運べたし、サイドの起点もよくできていた。

ただ、実際のゲームになると、相手が5mぐらいしか来てないのに2mに感じてる選手もたくさんいると思う。その意味ではもう少し個人のゆとりも必要だし、ポゼッションがもっとできたら前半からいいゲームができるのではないかと思います。後半は怖がらないようにやろうということと、相手も中盤は3人しかいないので運動量も増えてくる。坂本や寺川が交代したように、相手の中盤の運動量は落ちたのではないかと。だから、ボールを少し動かせるようになったのではないかと思います。