試合記録

2012 Jリーグ ディビジョン2

第27節 VS 横浜FC

8月5日(日曜日) 18:00 @ニッパツ三ツ沢球技場

HOME  横浜FC 湘南ベルマーレ  AWAY
横浜FC 1 0 前半 0 0 湘南ベルマーレ
1 後半 0
41 > 44 勝点 49 > 49
田原 豊 71分 得点者  
選手 シュート   シュート 選手
GK 1 シュナイダー 潤之介 0 STARTING
LINEUP
0 松本 拓也 21 GK
DF 32 杉山 新 0 0 山口 貴弘 4 DF
DF 4 ペ スンジン 0 0 大野 和成 22 DF
DF 24 堀之内 聖 0 3 島村 毅 30 DF
DF 26 中野 洋司 0 1 三原 向平 20 DF
MF 5 八角 剛史 0 0 古林 将太 5 MF
MF 6 髙地 系治 4 0 遠藤 航 3 MF
MF 14 武岡 優斗 1 0 永木 亮太 6 MF
MF 13 野崎 陽介 1 0 キリノ 9 FW
FW 9 難波 宏明 2 0 馬場 賢治 17 FW
FW 34 田原 豊 1 1 古橋 達弥 18 FW
 
GK 31 関 憲太郎 - SUB - 金 永基 1 GK
DF 2 阿部 巧 0 0 鎌田 翔雅 2 DF
DF 28 森本 良 - - 坂本 紘司 8 MF
MF 8 佐藤 謙介 - - 下村 東美 14 MF
MF 40 寺田 紳一 0 0 菊池 大介 10 FW
FW 39 大久保 哲哉 0 2 岩上 祐三 15 FW
FW 11 三浦 知良 - - 大槻 周平 19 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
53分
24 堀之内 聖 ラフプレー
55分
5 八角 剛史 ラフプレー
90分+2
1 シュナイダー 潤之介 遅延行為
9 シュート 7 39分
20 三原 向平 反スポーツ的行為
41分
6 永木 亮太 反スポーツ的行為
45分
4 山口 貴弘 反スポーツ的行為
13 ゴールキック 13
2 コーナーキック 4
16 直接フリーキック 12
2 間接フリーキック 1
1 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
71分
9 田原 豊
右 CK 6 ↑ 中央 34 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
56分
9 難波 宏明 → 40 寺田 紳一
67分
26 中野 洋司 → 2 阿部 巧
75分
13 野崎 陽介 → 39 大久保 哲哉
 
HT
20 三原 向平 → 2 鎌田 翔雅
57分
17 馬場 賢治 → 10 菊池 大介
73分
9 キリノ → 15 岩上 祐三
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
7,616人 晴、中風 27.8℃ 69% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
大栗 克元 ケビン フレンド 宮島 一代 木川田 博信 細尾 基 安藤 裕子

湘南 曺監督 試合後コメント

総評

お疲れ様でした。
神奈川ダービーということで、横浜FCのサポーターの方も素晴らしい応援をされていましたが、最後まで、負けた後も声援を送り続けてくれた湘南のサポーターは本当に素晴らしいなと改めて思いました。
ゲームの内容としては、サッカーの世界ではよくあることだと思うんですけど、前半のあの時間帯に得点を決められないことで、多分やれるだろうという空気があり、後半のあの時間帯、20分から30分の間に前と後ろが離れすぎてしまって相手にカウンターのチャンスを与えてしまったということが今日の大きな敗因だったと思います。
我々は、まだまったく成長の過程だと思っているので、皆さんからみれば、もっとゲームコントロールができないのかという話かもしれませんが、僕は選手が前向きにゴールをとりに行ったとか、ボールを奪いにいった姿勢というのは評価したいと思います。ホームの試合で勝った時の感じよりも、選手の球際の強さやアグレッシブさというのは出ていたんじゃないかと、まだ映像は見ていないですけど、感じています。
ここ9試合負けなしできていましたけど、我々はいつもひとつの負けから学んでエネルギーにしていったので、これを機に、選手の層も厚くなったところで選手と一緒になって、湘南スタイルをさらに磨いて次の試合に向かいたいと思います。

質疑応答

–キリノ選手が初スタメンだったが手ごたえは?

彼のの良さは随所にでていたと思います。最後の仕事でシュートが入ったりということがあればさらによかったのですが。
札幌と温度差があるので慣れなかったところもあったんですけど、今日はヘディングの競り合いとかボールを収めるところや斜めに出ていくところとか、タクティクスを理解してやってくれたと思います。
これまでうちにいる選手とは違うタイプなので、得点につながればチームとしても彼にとっても自信につながると思います。

–時間が経過するにつれゴールに迫る機会が減った印象があったが?

縦にボールを入れながらワイドに行った時、そこで消極的なプレーが多かったり、最後のアクションが足りなかった。それが出来たら全部勝てるんでしょうけど、そこがやりきれないところが我々の力であって、横浜FCさんとは8節以来の対戦ですが、我々を抑えようというプランを組んでこられたと思うので、そこをこじあけられない我々の、自分の未熟さを感じています。

–後半は前半ほど圧倒できず攻め疲れで足が止まった印象があったのですが?

僕も含めてまだ経験が足りないのでしょうね。オリンピックの関塚さんならああいう展開をうまくバランスを保って、点を取りに行く形を作られると思うんですけど、僕もあの時、彼らが前がかりになっている選手と、後ろの距離が離れているのを言っていたんですが、修正し切れていないというのは、僕のゲームを見る目と彼らに伝える力が足りないと思っています。
おっしゃるとおりあの時間帯はよくなかったと思います。ボールの失い方も悪かったし、前と後ろのコンパクトフィールドが、前半あれだけできやのにできなかった。意識の問題で、うーん、もっと僕が大人になって、采配も含めてやらなければいけない。点を取れるという空気で不必要に(前に)出ていったり、不必要に横パスしていることが相手に隙を与えている。
4敗目ですけど、今日みたいなセットプレーでやられてという負け方は初めての負け方なので、そこは選手に落として修正していきたいと思います。

–阿部と高山の出場停止で影響は?

もちろん阿部も高山も必要な選手ですけど彼ら中心のチーム作りをしているわけではないし、松本にしても三原にしても鎌田にしても、少し僕が規制しすぎたかなという反省もありますが、一生懸命アグレッシブにやってくれたと思います。チームにとっては力になっていくんじゃないかと思っています。

–具体的にどういうイメージをもってこれから試合に臨むのか?

横浜FCさんは今日メンバーを5人代えてきましたよね。僕はそうするかなという予想は少しはありましたが、正直ビックリしました。その中で、うちの速い攻撃を押さえようとゲームプランだったと思います。モト(山口監督)のゲームプランどおりだったと思います。
その中で、(ハーフタイムの指示の)5%の勇気というのは、得点を取る、決定機を増やさないとチームに先はないと思っています。チャンスだと思ったらリスクを冒して出て行かなければいけない。縦にボールを入れなければいけないとずっと言い続けています。今日の後半10分、15分の時間は縦にボールを入れるんだけど入れた選手に対してボールを預けられる場所に人がいなかった。焦ってしまって20%の可能性でも出て行ってしまっていた。
それは気持ちとしては分かるので怒るつもりはないですけど、彼らがパーセントを自分たちでどう感じていくか。取られそうなのか、行けるのか。偉そうなことを言いますけど、その個人の判断が磨かれることが僕はJ2のレベルとか、J2の選手のレベルを上げてくと思っているので、システムとかやり方はあると思うんですけど、ボール保持者がどんな状況だから上がっていく、ボール保持者の状況がこうだから、縦に入れたいけど横に振って…ということは突き詰めていかないと、選手のレベルは上がっていかないし、前半はずっと僕たちが攻めていて相手はずっと守備をしていましたけど、そのことで選手に「攻め切れるな」と感じさせてしまったという部分は反省しています。攻めきれないこともあるということを伝えて送り出すべきだったかなと思っています。

永木亮太選手コメント

前半は自分たちのペースでできていたし守備も完璧だった。でも後半に失点した前後は相手のペースだった。あそこで全体的に足が止まったので、ああいう時間帯をもっと少なくしなければいけない。そういう時間帯が多かったから失点に繋がったのだと思う。一人ひとりのプレッシャーが遅くなってしまって、相手にフリーで持たれる時間が多くなったし、相手のバイタルエリアでまわされてシュートで終わられていた。そこを改善しなければいけない。
今日はいいところも悪いところも出た試合だったと思う。悪いところは分かっているのでしっかり修正していきたいと思います。
絶対に負けたくなかったですけど、最後まで点をとりにいく姿勢は見えたし、あとは点をとるだけだと思うので、次は必ず点をとって終われるようにしたい。

古林将太選手コメント

あげただけでなかなかチャンスに結びつかなかった。1本目の試合が始まってすぐのような精度のクロスをいかに上げ続けられるかということが課題だと思う。続けていかなければいけない。
内容は悪くなかったと思うんですけど、もっとゴールを意識したプレーというのが大事だと思います。
シュートもあまり打てていないし、そういう部分はもっと積極的に自分自身も狙っていきたい。
(次に向けて)点が入らないと勝てないので、もっとゴールを意識したプレーをしていきたい。

松本拓也選手コメント

いいシュートというのは数としては少なかった。それはもちろん前が頑張ってくれているということだと思います。
ただ、一発でやられてしまうということは甘さがあるし、自分も1本止めた後の流れのコーナーだったので、そのコーナーもしっかり防いだ上での自分のワンプレーだったと思うので、もうちょっとゲームの流れを読んだプレーをしなければいけなかった。
それは意識するだけでもだいぶ変わると思うし、そこをもっと高めていかなければいけないと思います。
アウェイでしたけど、本当にホームのような雰囲気でしたし、グラウンドチェックに行った時から名前を呼んで下さって、直前も背中から名前を呼んでもらって後押ししてもらった。皆さんの声が僕らの力になっているということを証明したかった。もちろんそれは勝利で恩返しできればよかった。
ただ、今日の試合に関して、ああしておけばよかったとかこうしておけばよかったという後悔はありません。

大野和成選手コメント

北九州戦と真逆で、内容がよくても勝てなかったという試合でした。決めるところを決めていればもう少し違った試合になったと思うのですが。
前半に限ってはみんなで連動して守備ができたし、怖さは全然なかった。裏にきてもみんなで追い込んでいる分狙いやすかった。あそこで1点2点入っていれば違ったと思う。
後半、コーナーから失点したんですけど、失点する少し前から流れが悪くて、あそこでもう少し集中力を切らさずにやれればよかった。
決して悪くなかったと思うので、また次に向けて、1週間しっかりいい準備して臨みたいと思います。

三原向平選手コメント

試合自体は楽しめたのですが、攻撃面でまだまだ課題が多いと感じています。仕掛けるべきところで仕掛けられていないし、曹さんから「縦へ勇気をもって仕掛けろ」と言われていたんですけど、どこか逃げてクロスを上げたりする場面もあった。
(チャンスをつくる機会が多かったようだが?)それは亮太くん(永木)やコバショウ(古林)、航(遠藤)がこっちを見てくれていたので。ただそうやって1対1で仕掛ける場面を作ってもらっていたのに、そのチャンスを活かせなかった。
守備に関しては、自分のマッチアップする相手に先手をとられないように、ということは意識していました。
今回、いろいろと課題が見えたので、学んだことを次に活かしたいと思います。

横浜FC 山口監督 試合後コメント

立ち上がり、緊張とまではいかないと思うのですが、入り方が悪くてそこで押し込まれたのをしばらく引きずってしまったかなと思いまう。ただ、そこで前半0で抑えられたのが非常に大きかった。後半は落ち着いてやってくれた部分もある。非常にありきたりですが、こういう試合はセットプレーが大きいので、セットプレーはなかなか今まで点が取れなかったのですが、増田コーチの下、しっかりとしたトレーニングをやってきたのが良いところで実を結んだというところです。

質疑応答

–寺田選手を入れて4-3-2-1にして、そこが主導権を取り返す大きなポイントだったと思うが、4-3-2-1の出来と、寺田選手の評価を。

寺田選手は非常に落ち着いて入ってくれましたし、技術が高いのでそのあたりで中盤で落ち着きをもたらしてくれたと思います。その前から少し流れが来かかっていたので、思い切って寺田選手を入れるのと同時に、武岡選手をひとつ前に置きたかったというのが理由です。あの形はトレーニングでやってみたら、良いフィーリングだったのでやってみました。もっともっといろいろ突き詰めればよくなると思います。

–今日先発で、中野選手を使って阿部選手に代えたが中野選手を先発起用した理由と、阿部選手への交代の理由は?

中野選手、難波選手もそうですが、選手全員に伝えたのは、この8月は全総力を掛けて全員で戦っていくぞということで、その中で調子の良い選手を思いきって使ったと。中野選手もトレーニングから良い状態でしたので。ボールの配球が上手いのもありましたので、そこを期待しました。おそらくキリノ選手が同じサイドに張り気味になって、中野選手も久しぶりの試合というのもあって疲れが見えたので、阿部選手をスピードもありますので使いました。

–湘南とやって1勝1敗という結果については?

今回湘南さんとやるにあたって、前回の対戦をビデオで見て、逆にそのときは非常に甘い部分があったなと感じていた。そこから横浜FCの選手も非常に成長した部分があって、自信を持ってひるまずに行こうという感じで行きました。

–これから上位との対決が続き、1つ勝つごとに上位に行ける状況だが?

自分たちの力でチャンスを広げられるのは大きいかなと。ただ、一戦必勝でずっとやっていますので。ただ、選手はオフ明けのトレーニングから競争が始まるという恐怖心があるのかなと思います。

–ハーフタイムのコメントを見ると我慢比べということだったがJ2を戦う上で内容と勝負のバランス、守備と攻撃のバランスをどのように取っていきたいと思うか?

我慢という意味は、自分たちの時間は作れないけれども、そこは我慢しようということで、自分たちのやりたいことはやれということです。
立ち上がりの入りが悪かったので、後ろに怖さがあったのかなと。それで、ビルドアップがいつもより低かったので、なかなか前に運べずにいました。そこを我慢した部分もあったかなと。選手はうまくいかないなという顔をしてロッカーに入ってきたので。まず1つそこで、我慢しろと。それはなかなか上手くいかないけど我慢して、後半になったら風上にもなるし、相手もディフェンスをしっかりしてきたと思いますので、自分たちの流れに持ってこれるからと。そこで、流れに持ってこようとして、寺田選手を入れたのもあります。

–狙い通りの勝利という感じか?

いや、もっともっとプレッシャーを外してしっかりとボールを動かしたかったんですけど、さすがに湘南さんもチームとしてのプレッシャーの掛け方がうまかった部分もあるし、自分たちのミスであったり、落ち着きがなかったのもあるかもしれないけど、それがキリキリとした戦いだと思いますし、そういうキリキリとした戦いを選手が1-0でうまく乗り切ったのは選手にとって大きいのかなと思います。


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