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【クラブパートナー紹介】スペシャルデー直前!「株式会社ウインスポーツ(PENALTY)」ご紹介

6月17日(日)のファジアーノ岡山戦は「ペナルティ スペシャルデー」として開催されます!
今シーズンよりユニフォームサプライヤーとして株式会社ウインスポーツ様にご支援いただいています。
当日は対戦相手である岡山もPENALTYのサプライを受けているので“PENALTYダービー”とも言われています。
今回はスペシャルデーを直前に控え、株式会社ウインスポーツの代表取締役 渡辺裕義さんにお話を伺いました。

–-今シーズンからPENALTYブランドを身につけさせていただき、選手・スタッフ一同大変喜んでおります。まずはウインスポーツさんのご紹介をお願いします。

ウインスポーツは専務の野崎と私の二人で1977年に立ち上げた会社です。当初、「コスモウイン」というブランドを作りまして、主に若年層をターゲットにキャラクターの商品を作っていました。
その後、1988年にブラジルのサッカーブランド「PENALTY」の取扱いを始めました。PENALTYは1970年にブラジルで誕生したブランドで、長くフットサルのブラジル代表のサプライヤーであったことから特にフットサル界で広く認知されていました。その後サンパウロFCなどの名門チームのサプライヤーとなり世界的に広まりました。
当初、輸入することからスタートしたのですが、ブラジルで作られた製品は日本人の厳しい目にはどうしても合わなかったため、インポートからライセンス生産に切り替え、自分たちで生産することにしました。

–日本人の目はやはり厳しいですか。

そうですね、ただ逆にそれが日本で作るもののクオリティを上げることに繋がっていると思います。
PENALTYは世界に広まっていますが、このライセンス生産は日本だけなんです。
今では、逆輸入という形で日本で作ったものがブラジルで使われることもあります。どんなものを作ったのか、製品はすべてブラジルへ送っているのですが、こちらで作ったフットサルシューズを元にしてブラジルでも同じものを作るということもあるのです。

–PENALTYブランドがより浸透したと感じられたのはやはりトヨタカップでしょうか?

そうですね。1992年、93年にサンパウロFCがトヨタカップで2年連続優勝しました。我々の宣伝を効果的にバックアップしてくれる大きなチャンスでした。
実はその時、トヨタカップが行われたのは冬の寒い時期でしたが、真夏のブラジルからやってきたチームは日本に来たら思ったよりも寒く冬用のウエアが十分ではない、と。そこで、こちらで慌ててウエアの提供などもしたんです。ジャージやベンチコートなどに急きょサンパウロやグレミオのエンブレムをつけて用意しました。
当時のサンパウロFCには、カフーやレオナルドなどブラジル代表選手が在籍していて、雲の上の人かと思ったら、彼らはとてもフレンドリーだったのが印象的です。
優勝した翌日には、選手たちが会社に来てくれたんです。まだ小さな会社だったので、喫茶店に連れていって、優勝の記事が載っている日本の新聞を全部見せたり、その後東京観光に連れて行ったりしましたね(笑)

–Jリーグのクラブのご支援は、一昨年から岡山さんを、そして今年からベルマーレをということでいまは2チームにサプライされると共にVファーレン長崎、なでしこのASエルフェン狭山FCのサプライもされています。

地道ながらもコツコツとやってきて、こうしてベルマーレさんにたどり着くことができたわけですから、とても嬉しく思います。我々にとっての誇りです。
やはりJリーグクラブのサプライをさせてもらわないことには、周知されていてもユーザー方々の受ける印象は違うと思います。それは、売れるかどうかの話よりも、Jリーグのクラブのサプライをしているということはそれだけの品物を作っているということという安心感にも繋がると思います。

–ユニフォームのデザインをはじめ、素晴らしいデザインのウエアばかりで、選手はもちろんサポーターの皆さんも感激しています。

ユニフォームのデザインに関しては、ベルマーレさんからいろいろと情報、そして想いを聞かせていただいて初めて出来上がったものです。我々の感覚だけではできませんので、今までのベルマーレさんの歴史や大切にされていることを入れようと。
デザインは皆、寝ないでやってるみたいで(笑)。ライトグリーンの色ひとつとっても、苦労していました。好きじゃなきゃできないでしょうし、気持ちが入っているなと思います。歴史あるクラブのウエアを担当させていただけるということもなかなかありません。我々も嬉しいし、やりがいがあります。

–スタッフの方はどなたとお会いしても“サッカー愛”を感じると言いますか、改めて“フットボールカンパニー”だと感じます。渡辺社長ももともとサッカーをやっていらしたんですか?

大学までサッカーをやって、卒業してすぐ静岡の実業団でもプレーしていたんです。引退後はサッカー専門のメーカーに入って、その後独立をしました。仕事をするならサッカーの仕事がしたいと、“サッカー一筋”と言えばカッコイイですが、サッカーしかやってこなかったんですけどね(笑)
ただ、サッカーに対する想いや知識だけでなく、やはり仕事に対する意欲がなければどんな商売でも成功しないと思うんです。社員にも、一体となってやっていくんだと思って仕事ができる人を求めますし、そういう人を育てていきたいと思っています。

–17日のスペシャルデーでは、そんな社員の皆さんも総動員で駆けつけて下さるとか。

我々にとっては初めてのスペシャルデーとなりますが、本当に楽しみですね。試合は18:30キックオフですが、試合の前から、イベントもたくさん用意されていますしペナルティのお二人が盛り上げてくれることでしょう。
サポーターの皆さんは、ベルマーレを愛しているという部分では誰にも負けない人たちだと思います。我々もそのサポーターの皆さんの意気込みに負けないように。めいっぱい応援していただき、ぜひ湘南を盛り上げましょう。

–最後にベルマーレに期待することをお聞かせ下さい。

やはりJ1で戦ってほしいですね。それがさらなる地域の活性化にもつながると思います。地域がさらに元気になってその輪が広がっていくことを願っています。

※6月17日(日)岡山戦 ペナルティスペシャルデーでは七夕記念ユニフォームの展示およびスペシャルデーを記念したコラボレーション商品「PENALTY グラフィックTシャツ」やPENALTYグッズを販売いたします。ぜひ、スタジアムへ足をお運びください。

6月17日(日)岡山戦 ペナルティスペシャルデー詳細はこちら!
http://www.bellmare.co.jp/55621