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第4回KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちに夏休みを!」第2弾 実施報告

8月7日(日)から8月9日(火)において、第4回KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちに夏休みを!第2弾」として、福島ユナイテッドFCの皆さんを湘南にご招待しました。

◇主催
 特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ、株式会社湘南ベルマーレ

◇協力
 平塚競輪場、株式会社みづほ野、フットサルSPA秦野、湯花楽 秦野店、株式会社スリーエフ、新宿さぼてん(株式会社グリーンハウスフーズ)、江ノ島電鉄株式会社事業部不動産課、江ノ電商事株式会社、産業能率大学、大塚製薬株式会社、釣船 浅八丸、やまいち旅館、フットボールパーク秦野、アジアンコネクション株式会社、巻佑樹、平塚商工会議所青年部、神仙堂調剤薬局、トラスト・テック社員有志一同、TTM社員有志一同、湘南おやこ英語こども英語PonoPono、株式会社三興、旭鉱油株式会社、株式会社トラスト・テック、湘南ベルマーレサポーター(敬称略、順不同)

◇日時
 8月7日(日)~8月9日(火)

◇参加者
 福島ユナイテッドFC:38名
  スクール U-12:18名
  アカデミー U-13:17名(女子2名)
  引率:3名

【1日目:8月7日(日)】
午前中に福島を出発した子供たちは渋滞に巻き込まれることもなく無事湘南に到着しました。GWに招待した際に参加した子供たちも半数ほどいて嬉しい再会となりました。

到着後はホームゲームが行われる平塚競技場へ。ピッチにてウォーミングアップへ向かう選手とハイタッチを実施しました。試合前の選手の雰囲気を肌で感じることができました。

スタンドにて大分戦を観戦。夕食は『暴れん坊!復カツサンド』を食べて大満足!

前半は0-2と苦しいゲームとなりましたが、後半2点を返しドロー。ゴールの瞬間には立ち上がりみんなで喜びハイタッチ!

試合終了後、宿泊場所である平塚競輪場に到着。諸注意を確認後、入浴して就寝。長距離移動や試合観戦とハードスケジュールだった初日。快適な施設で子供たちはあっという間に夢の中へ。

【2日目:8月8日(月)】
この日は、みづほ野さまのご提供により、バイキング形式の朝食を頂きました。朝からおいしいご飯をお腹いっぱい食べることができました。

朝ご飯を食べた後は、競輪場から川沿いを歩き、湘南ひらつかビーチパークへ!

普段、海はもちろん、なかなか太陽の照る外へ出ることができない子供達。みんな久しぶりの海に大興奮!中には初めてビーチへ来るという子もいました。
ライフセーバーの方の話をしっかりと聞き、いざ海へ!


ビーチサッカーにも挑戦!全員、初めての体験でしたが、やはりサッカー少年!みんな必死にボールを追いかけ、思い切りサッカーを楽しんでいました。

ビーチへ行った後は河口でホットドッグを頂きました!

おいしいホットドッグを食べてエネルギーを補充した後は、小学生と中学生に分かれて行動しました。小学生は、湘南ベルマーレ茅ヶ崎フットサルクラブへ!この日は湘南ベルマーレのスクール生と、鹿島アントラーズのクリニック生による交流戦が行われていたのですが、そこに特別ゲストとして緊急参戦しました!

鹿島アントラーズ、湘南ベルマーレ、福島ユナイテッドのプライドを懸けた闘い!厚い日差しに負けず、みんな一生懸命にプレーしました。最後にはお互い仲良くなり、対戦相手であるそれぞれのチームを互いに応援し合う姿も見られました。

湘南ベルマーレサッカースクールの名物イベント「ベル1グランプリ」も開催!
福島ユナイテッドのスクール生も含めて、参加者の中で様々なスキルのナンバー1を決めました。


この日は湘南ベルマーレと福島ユナイテッドFCのトップチームの練習試合も行われました!中学生は、その前座試合として交流試合を実施しました。対戦相手は湘南ベルマーレU-15南足柄のU-13年代チームの選手が主体。ベルマーレ南足柄はU-14の選手も加わり、ホームゲームを勝ちきろうと必死。結果はホームの利とオーバーエイジ枠をフルに使ったベルマーレが勝利しましたが、福島ユナイテッドFC U-13は久しぶりの天然芝ピッチを楽しんでいました。

その後は、小学生たちも馬入ふれあい公園サッカー場に移動して、トップチームの練習試合を一緒に観戦しました。スリーエフ様のご協力により、パンと牛乳の差し入れも頂きました!

最後にはトップチームとの記念撮影!

この日の夕食はやまいち旅館で頂きました。ボリューム満点の中華料理を満足そうに食べていました。中学生は4杯もご飯をおかわりし、さらに隣の人の食べきれないおかずもぺロリとたいらげていました。デザートのスイカも残さず頂きました。

2日目も海遊び、サッカー、TOPチームの試合観戦と盛りだくさんのスケジュール。少し疲れた様子でしたがみんな笑顔でした。

【3日目:8月9日(火)】
いよいよ最終日です。
今日の朝食も2日目に続いてバイキング。2日目は和食中心でしたが今日は洋食。スープからデザートまでお腹いっぱい食べていました。

朝食後は施設の方々にご挨拶。「いろいろな体験ができて感謝しています。またぜひ湘南に遊びに来たいです。」と立派なスピーチに感動しました。

2泊お世話になった施設を後にし、秦野へ出発。小学生、中学生に分かれての行動です。

小学生はフットボールパーク秦野に移動し、湘南ベルマーレサッカースクールとフットボールパーク秦野と3チームで交流試合を行いました。かなり気温が高い中でしたがキックオフゴールを決めるなど多くのゴールを決めることができていました。ゴールが決まるとみんなで喜び、みんなでハイタッチをしていたのは福島の子ども達だけでした。

中学生はフットサルSPA秦野にてフットサル大会を実施しました。かなりの暑さの中でしたが、この旅最後のプログラムということもあり和気あいあいと楽しそうにプレーしていました。
優勝チームのMVPにはベルマーレタオルをプレゼント。


集合写真を撮影して隣接するスーパー銭湯『湯花楽』へ!
お風呂でさっぱりした後は、湯花楽で昼食を頂きました。好きなメニューから選ぶことができ一番人気は味噌ラーメンでした。

あっという間の2泊3日。大きなけが人もなく無事に終了することができました。最後の挨拶でのキャプテンの感謝の言葉がとても印象的でした。

【3日間を終えて】(ベルマーレフットボールアカデミー ディレクター 大森酉三郎)
福島ユナイテッドFCの受入れは、5月のゴールデンウィークに続いて2回目の受入れとなりましたが、今回も多くの企業、団体、個人の皆様にご協力を賜り、無事に終了することが出来ました。厚く御礼申し上げます。

小学生のスクール生は皆今回が初めての参加でしたが、中学生のアカデミー生はゴールデンウィークに続いての参加で、久しぶりの再会を果たすことが出来ました。

今回は、前回以上にサッカーをプレーできるプログラムを用意し、子どもたちも存分に体を動かし、充実した3日間を過ごすことが出来たと思っております。

Jリーグの試合もそうでしたが、特に2日目の自分たちの所属である福島ユナイテッドFCと湘南ベルマーレのトップチーム同士のトレーニングマッチを観戦する子どもたちの真剣な眼差しが印象的でした。

ご協力頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

継続した支援活動が重要であるとの考えは変わりません。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。