ニュース

KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」第1弾 実施報告

5月3日(火)から5日(木)において、KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」の第1弾として、いわき市豊間サッカースポーツ少年団の皆さんを湘南にご招待しました。

◇主催
 特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ、株式会社湘南ベルマーレ

◇協力
 市村自然塾 関東、株式会社スリーエフ、足柄森林公園 丸太の森キャンプ場、ZUCC FUTSAL BASE 大井、株式会社足柄グリーンサービス、湯花楽 秦野店、有限会社 秀幸 肉のユーダイ、湯快爽快ちがさき、江ノ島電鉄株式会社事業部不動産課、江ノ電商事株式会社、株式会社湘南ウイル、成瀬産業株式会社、株式会社山川機械製作所、木村 重晴、医療法人財団 倉田会、神仙堂調剤薬局、株式会社小島組、デジタルプロセス株式会社、KIDS GUARD SHONAN ボランティア、三田村 健一、湘南ベルマーレフットサルクラブ、湘南ベルマーレサポーター
(敬称略、順不同)

◇日時
 5月3日~5日

◇参加者
 福島県いわき市豊間サッカースポーツ少年団 45名

 乳幼児(1才~4才):4名
 小学生(1年~5年):15名(男子10名、女子5名)
 中学生(1年~2年):8名(男子8名)
 大人:18名(男性7名、女性11名)

◇活動場所(湘南地域各地)
 ・足柄上郡 松田町 市村自然塾関東(宿泊2泊 28名)
 ・南足柄市 丸太の森キャンプ場(宿泊2泊 17名、野外活動プログラム等)
 ・南足柄市 温浴施設 おんりーゆー(入浴)
 ・小田原市 上府中公園(サッカースクール)
 ・大井町 ZUCC FUTSAL BASE 大井(フットサル教室)
 ・平塚市馬入ふれあい公園サッカー場(ベルマーレトップ選手練習見学、写真撮影)
 ・秦野市 湯花楽(食事・入浴)
 ・茅ヶ崎市 湯快爽快(食事・入浴)

【1日目】
07:30 福島県いわき市発

15:30 神奈川県小田原市上府中公園着 

大渋滞のため、およそ8時間のバスの旅となりました。
到着した子どもたちは湘南ベルマーレサッカースクールに合流し、ベルマーレサッカースクールの子どもたちと一緒にサッカーを楽しみました。旅の疲れを感じさせないほど元気でした!

 

終了後にバスで宿舎に移動。まずは南足柄市の足柄森林公園丸太の森キャンプ場へ!

もうひとつのグループは松田町寄にある市村自然塾へ。この施設は子どもたちの農業体験施設です。自然塾に到着し、早速夕食を食べました。お父さんたちは少しお疲れモード?子どもたちは友達との時間を楽しく過ごしているようでした。

 

さて、キャンプ場組の子どもたちはまず南足柄の温泉施設、おんりーゆーでお風呂に入りました。お父さんお母さんはカレー作りへ。お風呂から出て早速夕食です。お釜で炊いたご飯に大きな鍋で作ったカレー。何杯食べてもなかなか減りません。そのうち釜戸で「なんでも焼き大会」が始まりました。たまねぎ、ジャガイモついには焼きおにぎりも。

 

この日は夜中11時近くまで子どもたちが大きな声で遊ぶ声が聞こえました。そのうちサッカーも始まった!山の中は騒いでも大丈夫!また明日も朝早いのに…。

【2日目】
07:00 起床 

キャンプ場では朝早くから子どもたちの大きな声が…。またまた朝からサッカーをやっています。
朝食はサンドウィッチと牛乳でしたが、中には4人前を食べた子もいて、まさに成長期といったところです。

 

09:30 ベルマーレオリエンテーリング大会

自然塾のみんなもキャンプ場に集まってベルマーレオリエンテーリング大会が開催されました。丸太の森の中をチェックポイントに標された文字を探して各グループが競うプログラムです。賞品はベルマーレグッズ!!家族ごとのチームでスタート!!約1時間、森の中の探検に出発です。

 

12:00 バーベキュー大会

この日のお昼はバーベキュー大会。子どもたちで力を合わせて火を起こそうとしたものの、初めての火起こしはなかなか難しくて、お父さんたちの手助けもあってバーベキューは無事スタート。

 

2m近いソーセージに大興奮したりしながら、みんなで楽しくおいしいお肉をいただきました。女の子たちも仲良く楽しんでいました

 

そして午前中に行ったオリエンテーリング大会の表彰式!ベルマーレグッズなどがプレゼントされ、なんと最下位のチームに丸太の森特別賞が当たるラッキーな一幕も!

 

14:30 ZUCC FUTSAL BASE 大井

キャンプ場から場所を移し、大井町にあるZUCCフットサルベース大井へ。ここでいわきの子どもたちを待ち構えていたのは?なんと湘南ベルマーレフットサルチームの選手たち。フットサル選手によるフットサルクリニックの始まりです。子どもたちだけでなくお父さん、お母さんも一緒にプレー。大興奮のフットサルクリニックでした。

 

選手と一緒にプレーした子どもたちは終始笑顔。ナイスプレーも多く飛び出しました。お父さんからは珍プレーも。とにかく盛り上がった2時間でした。

 

18:00 湯花楽 秦野店

フットサルクリニック終了後、キャンプ場組は温浴施設 湯花楽秦野店へ移動。大きなお風呂、雪の降るサウナに大喜びでした。夕食をみんなで楽しみ、ゆっくりリラックスした時間を過ごしました。

自然塾組は夕食後なんとゲーム大会が始まりました。そのゲームとは…「紙バトラー」。子どもたちの描いたモンスターをスキャニング。それぞれのモンスターが画面で戦うゲームプログラム。リコーさんの技術に脱帽です。部屋中モンスターだらけでした。

 

【3日目】
07:00 起床

さすがに3日目の朝はみんな眠そうでしたが、朝食をゆっくり食べて宿泊したバンガローを片付け、キャンプ場を後にしました。みんなキャンプ場の支配人ワケさんとの別れを惜しんでいました。

 

自然塾組も朝ごはんを食べて移動。でも、子どもたちはまだまだ遊び足りない様子でした。

10:00 平塚市馬入ふれあい公園サッカー場

平塚市馬入ふれあい公園サッカー場へ到着。湘南ベルマーレのトップチームとの交流をしました。子どもたちはサッカーコートの広さと芝生のきれいさに驚いていました。ついには居ても立ってもいられずグランドに飛び出しました。
みんなで記念写真を撮影し、練習を見学。お父さん、お母さんも大喜びでした。

 
 

11:30 野天湯元 湯快爽快 ちがさき

最後のプログラム場所である茅ヶ崎市に移動。ここでは温浴施設の湯快爽快ちがさき様に入浴&昼食を御手配をいただきました。
旅の疲れをゆっくりとお風呂に入って癒し、そしてお昼を楽しんでもらいました。食事をしながら子どもたちに感想を聞くと「また来たい!」「今度はFリーグやJリーグを見たい」と言ってくれました。

 

13:15 福島県いわき市へ出発

ついにお別れです。皆様から「本当に来て良かった」「これからもよろしくお願いします」と言っていただきました。
子どもたちには自分の夢に向かって頑張ってほしいと思います。

 
 

【3日間を終えて】

「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを」の第1弾、いわき市豊間サッカースポーツ少年団の受け入れが無事終了しました。

ご協力いただいた個人の方々、企業および団体の皆様に厚く御礼申し上げます。

この度、湘南にお越しいただいた福島県いわき市豊間の皆様は、ほとんどの家庭が津波の影響を大きく受け、家を失った方々がほとんどでした。未だに避難所で生活をしている方も多く、そんな中、こちらに来ることを本当に楽しみにして来て下さったとお聞きしました。

子どもたちの笑顔やお父さん、お母さんの喜ぶ顔がたくさん見ることができて本当に有意義な企画となりました。子どもたちからは「次は海に行きたい。夏はビーチに行くからね」と言われ、お父さんからは「湘南は良いところですね。皆様に本当に良くしていただきました。長いおつきあいがしたいですね」と言っていただきました。

今回の企画は、地元の企業、団体、個人の皆様のご協力なくしては実現しないものでした。子どもたちの受け入れを快く承諾していただき、そしてこの企画を共に楽しんでいただいたことが、いわきの子どもたちのあの笑顔につながったと信じております。

今後も力を合わせてこの湘南地域を盛り上げていくためにも、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。