馬入日記

【馬入日記:11月14日】自信をもって神戸戦へ。舘幸希選手インタビュー

水曜日の横浜F・マリノス戦から中3日、明日はアウェイ・ノエスタにてヴィッセル神戸と対戦します。(14:00キックオフ)
チームのほうは柏戦での勝利から5試合負けなし(3勝2分)と上向いています。

9月23日の鹿島戦にてリーグ戦で初めてスタメン出場した舘選手、その鹿島戦以降ほとんどの試合でスタメン出場を続けています。
そしてここ2試合、横浜FC戦と横浜FM戦は共にクリーンシート。守備面での安定が結果へと直結しています。

強力な攻撃陣を擁し1試合での複数得点の多い横浜FMが無失点で試合を終えたのは第10節以来でした。
3バックの一角として堂々とプレーした舘選手に横浜FM戦について聞きました。

「マリノスは速い選手が多くて攻撃力の高いチームでしたが、そういう選手と戦ってみてやれる部分はあると感じたし、怖さはありましたけど、守れる自信はありました。試合を重ねるごとに徐々に自信がついてきたと思います」

自身が意識しているところとは…

「球離れが遅いとやられてしまうということを感じていて、柏戦や横浜FC戦ではかっさらわれて失点してしまったり、ピンチを招いてしまった。そういう一瞬の隙というところを意識しています。攻撃に関してはタイミングを逃さないということが大切だと思っています。基本に忠実にプレーすること、やるべきことをしっかりやるということは常に心掛けています。ポジショニングの部分など、やらなければいけないことは絶対にやるということを大切にしています」と。

石原広教選手、田中聡選手と共に形成される3バック、3人とも身長は大きくありません。

「スピードに関してはないわけではないですが、高さの部分では3人とも大きくない。前につけてこられ背負われたり高さのある選手でフリーにさせてしまうと時間を作られるところがあるので、ラインコントロールをしっかりして相手のFWに制限を与えるようにするということを意識しています。また、横の距離感がよくなったと思います。縦はチームとしてラインコントロールをしてできている部分はあったんですけど、この3バックが形成されて、試合を重ねるごとに横の距離感がスライドを含めてよくなってきてると思います。簡単に間を抜けられるということもなくなってきましたし、一人ひとりがカバーする意識が高くなったと思います。一人で守っているというよりは、横の繋がりでチームとして守れているという感じがします」

横浜FM戦では「相模石油presentsマン・オブ・ザ・マッチ」を獲得しました。

「最初“僕ですか?”という感じでしたけど(笑)。派手なプレーはなかったですが、やらせないということがDFの仕事ではあるのでそこを抑えられたからいただけたのかなと思います」

手応えを掴む中で、明日対戦するのはヴィッセル神戸です。明日も強力な攻撃陣との戦いとなります。

「一人ひとりの能力が非常に高く、日本代表の選手や世界トップクラスの選手がいて、攻撃陣は本当に強烈という印象があります。中でも、例えばイニエスタ選手と戦うチャンスがあるということは、僕は思ってもいなかったことですし夢のような出来事でもあります。ただ、そういうリスペクトはもちろんありますが、イニエスタ選手だから引くのではなくて、どんどんボールを奪いにいってこちらから仕掛けていくようなプレーをしたい。また、酒井選手も学生時代から対人の強さやアグレッシブなところを参考にして憧れていた選手なので対戦を楽しみにしています」

常に謙虚な姿勢の舘選手ですが、いざピッチに立つと目の前の相手に猛然と向かっていく姿は迫力があります。

「負けが続いていた時期より、いま徐々に勝てるようになってきて、チームとしてもボールを持つことや守備においてどんどん自信がついてきていると思います。どんなFWがきても守れるという自信はあります。個人的にも抑えなければいけないと思いますのでビビらずに戦いたいと思います」

熱い戦いが予想される一戦。
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