馬入日記

2020.02.19

【馬入日記:2月19日】2020初陣でプロデビュー!舘幸希選手インタビュー

200218-12月16日、2020シーズンの初陣となったJリーグYBCルヴァンカップグループステージの第1節、ホームに大分トリニータを迎えました。

0-0の状態が長く続き、90+2分のアディショナルタイムに獲得したPKを梅崎司選手がしっかりと決め1-0で勝利を収めました。
試合後の選手からは反省の声が多く聞かれましたが、新チームとなって最初の公式戦で勝点3を取るということはチームにとって最も重要なことでした。

この試合でプロデビューを果たした、大卒ルーキーの舘幸希選手。
日本大学から今季正式に加入しましたが、昨年6月に加入内定と共に特別指定選手となり、2019シーズンも大学とベルマーレを行き来しつつ共に戦いました。
出場こそありませんでしたが、リーグ終盤では2試合でメンバー入りしました。

ルヴァンカップでのデビュー戦を終えての感想は…

「何もできませんでした。試合後みんなも励ましてくれましたけど、個人的にはまったく手応えがなかったです。“やってやろう”という気持ちより守りに入ってしまったところがあって、パスも後ろばかりになってしまった」と。

前半は、チーム全体としても引いてくる相手に対して攻めあぐね、やりたいことができない難しさがありました。

「ハーフタイムに敏さん(浮嶋監督)から後ろの3バックの選手に僕がプレッシャーをかけるという具体的な指示があって、そこから明確にいけるようになったことで相手にやられなくなった。自分としては全然ダメでしたが無失点で勝利できたことはよかったです」

本人としては悔しさの残るデビュー戦だったようですが、初陣でのスタメン出場は大きな自信となることでしょう。

「出場することで、公式戦の雰囲気を掴むことはできたと思います。緊張はしましたけど、試合に入れば緊張することもなかったですね。本当に出られたことは大きかったと思います。ただ、まだ自分の中でベルマーレのサッカーができていないと感じています。ベルマーレはもっと縦に速くいくサッカーですけど、この間は、自分のところで時間がかかってしまってゆっくりになってしまったところがあった。もっとリスクを負ってでもどんどん前にいくことが大事かなと思います」

本来は3バックに入ることの多い舘選手、持ち味はというと…

「身長はないですが、守備能力やアジリティの高さ、1対1は自分の武器だと思っています。この間は3バックの一角ではなかったので、無失点に大きく貢献したわけではないけど、失点ゼロに抑えられたことはよかったかなとは思います」と。

新体制会見でも、「大学サッカー界では無名な存在であった私でありますが、このように評価していただき、湘南ベルマーレには感謝しかありません」という言葉がありました。(それにしても舘選手、本当に普段から丁寧な言葉遣いなのです…!)

大学4年生の春すぎのこと。

「それまでプロの話は一切なかったんですけど、リーグ戦でスカウトの牛島さんが観に来られていた時、いつもボランチをやっていたんですけどその日はたまたまセンターバックでプレーしました。その試合でのプレーがよかったということで、ベルマーレに練習参加をするチャンスをもらいました」

日大の監督から4年生になるタイミングで就職するのかプロを目指すのかと聞かれていた時には、きっぱりと「就職します」と答えていた舘選手、実は「就職活動をめちゃくちゃしていました」ということ。(しかも銀行を志望していたそうです!)

そんな中、その1試合が大きな転機となりました。
ベルマーレでは、最初の練習参加の日に練習試合に出場し、その試合でも評価されその後の練習参加、加入内定へと繋がっていきました。

「本当に1日で人生が変わりました。人生何があるか分からないです」

プロとしての一歩を踏み出した舘選手、目指す像は?と聞くと、四日市中央工業高校時代からの先輩の名前を挙げました。

「目の前に坂さんがいるので。ずっと追いかけていた人だし、坂さんと一緒のチームでやれていることは本当に幸せだと思います。お手本にさせていただいています」

謙虚な姿勢と、強い向上心のある舘選手。これからますますの成長に期待しましょう!

ちなみに、2月21日(金)のリーグ開幕戦の浦和戦では、坂選手と舘選手の四中工の大先輩・坪井慶介さんが来場されます。(試合前のDAZNチャレンジに登場!)

舘選手も「坪井さんにはお会いしたことはないんですけど、ご挨拶だけでも…」と楽しみにしていました。リーグ開幕、ぜひスタジアムでお待ちしています!