馬入日記

【馬入日記:12月12日】「徳島との試合に全てを懸ける」山﨑凌吾選手インタビュー

191212J1参入プレーオフ決定戦まであと2日となりました。
今日は山﨑選手に話を聞きました。

山﨑選手と言えば、ご存知のとおり、昨年7月に移籍加入するまで2年半、徳島ヴォルティスでプレーしていました。古巣との対戦が決まった今回、どのような心境で試合を迎えるのでしょうか。

「昨年の途中まで一緒にJ1を目指していた仲間と、こういう舞台で戦うことになるとは思っていなかったので、対戦することが決まった時は色々な思いがありました。プレーオフは徳島が上がってくるだろうとは思っていましたが、僕らはプレーオフを戦うつもりはなかったので。複雑な思いはありましたが、今は本当に湘南ベルマーレを残留させるということが使命だと思っていますしそこに集中しています。湘南に来てステップアップさせてもらった身としては、徳島には一番負けたくない。湘南は2年連続で残留を決めたことはないですし、強い気持ちを持って試合に臨みたいと思っています」

リカルド・ロドリゲス監督にもお世話になり、また共にプレーした選手も多く在籍しているということ。

「今出ているメンバーもほとんど知ってますし、リカルド監督をはじめとしたスタッフも全員お世話になった方です。サッカーが毎年変わるので、僕がいた時とまた違うサッカーになっていると思います。それは、リカルドがその年の選手の個性に合わせたサッカーをやっているからだと思います。今年もほとんどの試合を見てるんですけど、2017年はより縦に速く、切り替えも早いアグレッシブなチームだったんですけど、今のチームはポジションを大事にして、相手を見ながらやっているなという印象があります。相手がこう出てきたらこうポジションを取って…といった感じでやっているので、そこの自由はしっかり奪いたいと思います。選手個々を見ても、伸びてるなぁと思う選手も多いです。リカルドの戦術のもとで自信もつけて成長しているんだと思います。そういう選手と対戦することも、非常に楽しみですね」

改めて最終節の松本戦を振り返ると…

「全体的に硬かったかなと思います。出足もそんなに早くなかった。松本さんがすごく研究しているなという感じもありました。その中でも隆くん(野田選手)が先制点を取ってくれて、そのまま勝てれば一番よかったですけど。本当に残念な結果だったと思います」と。

ショッキングな試合の終わり方でしたが、今週の練習を見ていると、一人ひとりが気持ちをしっかり切り替えて目の前のことに集中している様子が伺えます。

「今年は本当にいろいろなことがあった中で、プレーオフでJ1に残れるチャンスがあるということはポジティブに捉えたい。本当に今年最後の試合になるので、徳島との試合に全てを懸けたいと思います」

最終節同様に、大きなプレッシャーのかかる試合になるかもしれませんが、山﨑選手は力強くこう話しました。

「僕らには、ホームのアドバンテージがある。サポーターは広島戦のようなサポートをしてくれると思うので、その力も借りて、広島戦のようにというか、より湘南らしく自分たちが主導権を握って戦いたい。引き分けを狙ってはダメだと思うので、自分たちの良さを出して90分間最後までやり切りたいと思います」

気持ちを込めて、湘南らしく。
12月14日(土)13:00キックオフです。ぜひスタジアムで熱いご声援をよろしくお願いします!

※試合詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/hg20191214